選挙の効果

総選挙の意味

生首   バリケイト伊東

2018-10-09 11:14:57 | 社会
   今日の東京はいい天気だ。不幸な出来事は起きそうもない。いや、こんな日に大地震が起きたり、原子力発電所が爆発したりするのだ。天気が良かろうと、悪かろうと不幸は起きるのだ。自然とは人間の思い、願いなど聞き入れてくれない。今、この瞬間にも地球上で無数の命が消えてゆくのだ。同時に無数の命が誕生するのだ。私の命も今日中に絶たれるかもしれない。どんな死に方かもわからない。人の運命など泡のような物なのだ。望む死は、信義や大義を貫いての死だ。フランス革命、ロシア革命、アメリカ南北戦争、日本の明治維新の志士達のように自分の信念と理想を貫いて死んでいった男達の生き方だ。政治に対しては強い関心があるが、今の日本では革命などまったく起きやしない。腐った時間だけが過ぎてゆく。革命に死すなんていう格好のいい死に方はできないであろう。仮にドラマのように政治的理想で死んだら、私の首を切断して、生首をドローンにぶらさげて、東京中の空を飛ばせたい。胴体は玉川河原でカラスやたぬきの餌にしてほしい。革命戦士に葬式はいらない。人間100年の人生など一瞬なのだ。宇宙137億年にすれば人間の存在も人間的時間など、どうでもいい事だ。地球も宇宙全体からすれば点にすぎないのだ。その点に住む人間は、ほこりみたいなもんだ。吹けば飛んで消えてゆくような存在だ。生きる事は死ぬ事なのだ。逆説なのだ。死を目前にしたほうが人は生き生きしてくるのだ。だらだらと生き延びるだけが能ではない。誰でも死の運命時計を内在しているのだ。生まれ落ちた時に死の運命時計は動き出すのだ。人は確実に、絶対的に死に向かってゆくのだ。例外はない。どんなにか健康でも、お金持ちでも、大きい権力を持っていても死ぬのだ。だからこそ時間を大切にしなければならない。今日生きる事は今日死ぬ事なのだ。生きるも死ぬも紙一重だ。今日、死んでも後悔のない人生を歩みたいもんだ。遅かれ、早かれ死ぬのだから死を恐れるな!一緒に死んでくれる女はいないか。俺みたいなあほと死にたい女はいないだろう。死神に休憩はない。死神に愛されないように気をつけよう。妄想がすごい、小説なってしまった。