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総選挙の意味

無料宿泊所  バリケイト伊東

2018-10-14 11:03:51 | 社会
   今日も日本は閉塞と虚構のクソ溜まりで、腐ってゆくだけだ。テレビは朝から深夜まで食い物番組のオンパレードだ。芸能人ほれた、はれた、離婚だの、どうでもいいくだらない話ばかりだ。片や、深刻な生活を強いられてる人々がいる。非常に気になる人々がいる。路上生活をしている人々だ。言わゆるホームレスだ。野良犬、野良猫のように生きてるのだ。国や行政は彼らに無料の宿を提供すべきだ。日本のホームレス数、今、5000人ぐらいだ。日本の一億人を超える人口に比べれば、わずかな数だ。彼らになぜ無料の宿を提供できないのか。日本の経済力からすると、難しい事ではないだろう。食い物や衣料は捨てるほどある。家も日本中、空き家だらけなのだ。官の使われてない建物、学校もたくさんある。新設しなくてもこのような建物を利用すればいいのだ。無料宿泊所はホームレスばかりでなく、家庭内で暴力を受けてる人々の避難所としての利用、刑務所から出所して行き場のない人々の住まいとしての利用、自然災害の避難所としての利用、火災で家を失った人々の一時避難所としての利用などが考えられる。住まいは社会保障の根幹をなすものなのだ。日本では医療、介護、労働、年金、生活保護などの社会保障はまあまあ充実しているが、住まいの社会保障の考え方が不足している。現代では住まいのない生活、人生など考えらないのだ。住所なしでは、医療保険も免許も得られないであろう。ホームレスの存在は国の恥ではない。彼らに救いの手を差し伸べないのほうが、より恥だ。彼らは道端に犬のうんこではない。見て見ぬふり、早くどこかに消えてくれればいいと思ってる人は多いのではないか。彼らも人間なのだ。人間としての尊厳を得られなければいけない。すぐにでも無料宿泊所を作る事など、できるのだ。政府や行政がやる気がないだけだ。日本は軍事費や土木費に膨大な金を使ってる。その内の一部でも家のない人々に使うべきだ。明日は我が身なのだ。あなたが住まいを失って、路上生活者になるかもしれないのだ。その時、無料宿泊所に宿泊できれば安心であろう。人生、家無しの不幸は、誰でも起こりうる事なのだ。これからどんどん寒くなる。寒さにふるえる路上生活者に愛の手を差し伸べよう。