麻生財務大臣がまた失言をした。老後のために2000万円を蓄えてけおけという発言だ。今まで多くの失言を犯してきた麻生だが、今回の失言は参議院選挙前の安部政権に大きな悪影響を与えるかもしれない。与え始めてる。昨日の国会で、安部は、野党側からの質問にタジタジだ。なぜ、年金問題に金融庁の職員が答弁するのか、年金を管理運用するGPIFが金融庁担当だからか。金融庁の会議で年金を減らす事を検討していた。その事を念頭に麻生は2000万円を用意しておけと、発言したのかもしれない。安部は高齢者の人生、生活を守ろうとする気はないようだ。安部が言う全世代型社会保障とは、高齢者の年金を減らして、子供、若者に回す構想らしい。そもそも、国民年金、40年も保険料を掛けさせて月に6万5千円では、低すぎるだろう。東京で月に6万5千円では生活できないのは、明らかだ。GPIFが経営破綻しそうなら少しは理解できるが、GPIFは150兆円ものお金を持ってるのだ。安部の国家主義的発想には、国民のひとり、ひとりを大切にする考えはないらしい。安部はお坊ちゃまだ。生活に苦しんでる国民を助けたい気はないらしい。年金は中年、高齢者だけの問題ではない。若者にだって大切だろう。いずれ年を取るのだ。多くの若者が年金をもらえなくなるのではないかと、不安を持ってる。安部の年金構想には、保険料を払わすだけ払わせて、年金を極端に減らすのが見え見えだ。若者は怒らなければならない。安部は国家に忠誠を誓わせるだけで、国民の生活を良くしようという気はないらしい。国民を奴隷にしたいのだ。権力に近い人間だけがおいいしい思いをしればいいのだ。日本の子供の7人が貧困で食物も満足に食べれない状況を、安部は知ってるのか。安部のミクスで景気は良くなってると、安部は言うが、国民の多くは実感がない。安部の生活感覚と国民の生活感覚では、かなりの乖離がある。安部にとって年金問題はトラウマになってるはずだ。12年前の選挙で負けた。年金記録を紛失した事で負けたのだ。野党側にとっては、絶好のチャンスだ。年金で攻めれば、安部は衆議院選挙をあきらめるかもしれない。形勢が安部にとって悪くなり始めてる。後は国民がどれだけ野党を支持するかだ。野党側も失言に気をつけなければならない。