6月3日の朝、東京はいつもの朝だ。平和そのものだ。がれきの中に人間の死体が転がってる事はない。戦争とは、政治の人間的結果なのだ。わかりにくい表現だが、政治の悪い面が出た結果、戦争の惨禍が起きるのだ。今、日本で起きてる猟奇的殺人事件も、政治的なにおいが少しする。平和が長く続くと、気持ちが悪い事件が起きてくるのだ。政治が悪い、社会が悪い、安部が悪いとかいう前に、犯人達の資質が影響しているのだ。政治が原因ではない。しかし、日本に15歳以上のひきこもり者が100万人もいるのは、政治的、社会的問題でもある。人間が政治を行うのだ。チンパンジーでもないし、コンピューターでもない。前置きが長くなったが、日本では、また国政選挙が始まる。参議員院選挙だ。国政選挙が始まるのに、日本では全然、盛り上がらない。衆議院選挙も同時にやる可能性がある。外国なら、国政選挙1か月前なら政治活性が強くなって、死傷者でるような暴動が起きたりする。日本の現状は、民主主義国家の選挙とは思えないほど、静かだ。政治家達は、浮足立ってるが、国民は、全然政治に関心がない。日本は問題だらけではないか。それでも政治に国民の声が反映される事はない。国民の関心事は食う事、美容、芸能、観光などだ。政治は水、食料と同じぐらい、それ以上に大切だと、私は思うのだが。今の日本では、政治には無関心な国民が多すぎる。国政でも投票率は57%ぐらいだ。日本では投票率が90%以上になる事はない。40%ぐらいの有権者が投票に行かないのだ。こんな国でよくも民主主義国家といえるもんだ。選挙は民主主義の基本中の基本なのだ。選挙なしに民主主義は成り立たない。選挙とは、政治を務める政治家を選ぶシステムなのだ。最近、このシステムが機能しなくし始めてる。投票率の低さだけでなく、立候補する人間もいなくなり始めてる。無投票当選なんていう事が起きてるのだ。政治がしっかり機能しないと、国は崩壊してゆく。すでに崩壊し始めてる。日本すごい国の現状は、無気力、幼稚、ちゃらい大衆が政府やマスコミの虚構の演出に踊らされてるだけだ。日本市民よ!政治に関心を持ってください、あなたの一票によって世の中は変わる。不安だらけの国を変えなければいけない。不安を安心にしなければならない。日本は権力者の国ではないのだ。あなたの国なのだ。あなたが主権者なのだ。あなたの幸福とあなたの国の幸福を守るために、投票に行こう。