東京、土曜日の朝は平和そのものだ。しかし、世界は政治的、軍事的緊張に包まれてる。アメリカの無人偵察機がイランによって撃墜された。世界に激震が走った。戦争が始まると誰もが思っただろう。日本にもすぐに事実は伝わったが、欧米、中東ほど深刻には考えなかったようだ。テレビからは食い物、芸能人ほれた、はれた、美容、バラエティーと葛藤のない平和そのものみたいな番組が放送されてる。日本はほんとうに去勢されたような国になったしまった。トランプもすぐに報復の軍事行動を命じたが、10分後には撤回させた。日頃の攻撃的なトランプからしたら、驚く程の大人対応だ。トランプは人間出来てるじゃない。戦争は回避された。しかし、まだ先は読めない。イランの軍事挑発は続くかもしれない。人的被害が出たなら、トランプも攻撃をするかもしれない。イランは挑発を続けなながら、アメリカの出方を見てるようだ。世界一強い軍事力を持ってるアメリカに挑発するとは、いい度胸だ。戦争になっても、イランは簡単には降伏しないであろう。イラン国内の反米感情は非常に高い。経済制裁を受けてお金、物資不足でも士気は高い。アメリカ打倒に燃えてる。イランが強気に出れるのも、中国やロシアと友好関係があるからだろう。アメリカも簡単には手を出せない。今後、イランとアメリカの関係は、どうなるかわからない。本格的な戦争に突入するのか、冷戦が続くのか、仲直りするのか、先は読めない。戦争は悲劇を生むだけだ。戦争をしないように祈るだけだ。