選挙の効果

総選挙の意味

台風の朝 バリケイト伊東

2019-06-28 08:55:09 | 政治
  東京はいい天気だ。3階の窓からさわやかな風が入ってくる。朝の内はどしゃ降りの雨の予想であったが、太陽が出てきてる。それなりに大雨に準備していたが、予想ははずれた。日本の天気ほど予想が難しいのだ。日本の天気は変化しやすいのだ。だから、時々雨、時々晴れ、時々曇りと言っておけば無難なのだ。しかし、政治や社会問題に平均的な答えを書いておけば、いいだなんて言うなら大きな間違いだ。日本みたいに政治活性の低い国では、政治を語る事自体、変り者と思われるようだ。嘆かわしい。後1月で参院選の投票日だ。全然盛り上がってない。国政選挙なのに静かなもんだ。外国なら暴動だ、テロだと政治活性度が高くなる。本当に日本人の政治意識はお粗末だ。日本は、北欧のように完成度の高い国なのか。それなら選挙も盛り上がらないが、日本は問題だらけ、不安だらけの国ではないか。子供の7人が貧困、年金は減らされる、もらえなくなるかもしれない、安部政権化で社会保障は改悪されてる。少子化、高齢者ばかり増える社会、人がいなくなって空き家ばかり、動機もない誰でもいい殺人の頻発、日本人は何を目指してるのだ。日本はどこに向かってるのだ。安部がよく言う日本人の誇りと自信とは、うそにまみれた自画自賛ナショナリズムだ。日本はボロボロと崩壊し始めてるのに、日本はすごい国、いい国だと言葉だけのあおりだ。日本の悪口をいう人間を非国民扱いする最近の風潮は、退化だ。戦前に逆戻りし始めてる。特に日本の若者は、政治に対して無関心であり、保守的だ。若者の半数が安倍支持とは、信じられない。世界では、若者が権力や体制にかみつく。香港の政治暴動を見ればわかるだろう。去勢された日本の若者は、権力に依存し、尊宅する。世界の若者とは、逆行している。嵐を呼ぶような若者がいない。嵐、台風を引き起こす動機が乏しいのかもしれない。若者も漠然と不安を感じてるのだが、不安感情を喚起し、政治的に誘導するリーダー的若者がいないのだ。横並びの意識、目立つ事への恐れ、平和が長く続く中で日本の若い男子は、牙、角、爪、玉を取られ去勢された。今に強く依存してしまってる若者は、未来の展望も抱けない。今を壊さなければならないのだ。台風のような破壊がないと、日本は消えてゆく運命だ。国家とは、人間によって成り立ってるのだ。国家を形成する人間が幼稚でちゃらくて保守的では、国は劣化し消えてゆく。適度の破壊は、国を健全に保ち、強くする。台風を起こすような男、出てこいや!スマホを見てどうでもいいネット情報に振り回されてる場合ではない。真実はネットの中にあるのではない。多くの人間はネットという虚構の世界に振り回されてるだけだ。真実は、生身の人間の中にあるのだ。人間の顔、息づかい、心臓の鼓動、体温、生きてる実感を味わう事だ。政治は生身の人間から生まれ、発展してきてるのだ。そのことをもう一度再確認すべきだ。