今日も朝から東京のテレビは食い物と芸能人など葛藤のない番組を放送している。その陰で葛藤そのもののような事件が起きたのだ。札幌での2歳児に対しての虐待死は、ひどすぎる。20歳前半の親は人間としての良心があるのか。よくも2歳の子供に虐待をできるもんだ。親よりひどいのが児童相談所の対応だ。何度も近所から虐待疑いの通報があったのに、何もしなかった。救い出せたのに、何もしなかった。強制的に臨検する権利もあるのに、訪問もしないとは怠慢と言わざるをえないであろう。他人事と考えてるのだ。自分の子供が暴力を振るわれたら、必死に助けようとするだろう。人の子供だから関係ないのか。今まで幼児虐待について多く書いてきたが、いっこうに減る気配がない。日本すごい国の実態は、年間13万件もの幼児虐待が起きる国なのだ。私の胸には、むなしさだけがこみ上げてくる。被害者の池田詩梨(ことり)ちゃん、今度生まれてくる時は、やさしい親の元に生まれる事を祈ります。