選挙の効果

総選挙の意味

不安の島  バリケイト伊東

2019-06-18 08:06:06 | 社会
  東京はいい天気だ。気分はいい。しかし、多くの日本人の心は晴れない。慢性的に曇りだ。不安心理が重く心にかかる。年金問題ばかりでなく様々な不安が日本人の心を包んでる。高齢になって認知症になったら、寝たきりになったら、一生、ボウーナスも退職金もない派遣労働者で終わるのか、ガンになったら、一生結婚できないのか、子供がいじめにあったら、地震、起きたらどうしよう、振り込め詐欺にあったら、職場でパワハラ、セクハラにあったら、お金がない、生活が苦しい等、無数の不安が日本人の心を揺さぶる。日本人の不安指数は、外国に比べるとかなり高い。戦争している、日本より治安悪い、日本より社会保障が不備の国でも意外と不安指数は低い。日本人はまじめすぎるから不安が強いのかもしれない。普通の人々ばかりでなく、支配的な企業、政治家とか、経営者も不安心理は強いようだ。大企業の内部留保が460兆円もある。経営者も景気が悪くなったら、ためた金で乗り越えようとするのだ。大企業の経営者すら不安なのだ。中小企業は、もっと不安であろう。国会議員ですら不安は強いのかもしれない。選挙に落ちてしまえば、肩書なしのただの人になってしまう。年を取れば辞める時が来る。今、議員年金はないのだ。議員の資産報告を見ると、預貯金なしなんていう議員がかなりいる。老後の生活は不安なのではないか。肩書立派の人すら不安なのだから、普通の人々の不安は、さらに大きい。日本では、不安が不安をあおるようになってる。日本政府は国民の不安解消のために、もっと力を入れるべきだ。具体的には、年金などの社会保障の改悪をやめてしっかりしたシステムを作るべきだ。自然災害は日本にとっては、普通の儀式みたいなもんだ。年間必ずと言っていいぐらい何かの自然災害はある。過度に怖がる事はない。人間は老いる。そして、死んでゆくのだ。自然の摂理だ。死ぬ事に対する不安を過度に持たない事だ。日本は仏教的色彩に支配された国ではないのか。仏教では死は避けられないものではないか。人間は例外なく死ぬのだ。いつでも死ねるように心の準備をしておけばいい。不安につけこんだ悪質商法には気をつけよう。人生、なるようにしかならない。日本より過酷な環境で生きてる人々だって、日本人よりは不安を持ってない。くよくよしないで生きる事だ。私は楽観的すぎるかもしれない。私は何らかの原因で今日死んでも後悔はしない。それが運命だ。不安、飛んでいけ!