選挙の効果

総選挙の意味

必笑の慶応高校 バリケイト伊東

2023-08-24 11:00:50 | 政治
 必笑の漢字が違うぞと指摘するかもしれない。必勝ではないかと。間違いではない。これからその意味を説明する。深い意味があるのですよ。慶応高校が仙台育英をくだして甲子園で優勝した。今までの優勝校と雰囲気が違う。さわやかな風を甲子園に持ち込んだ。圧倒的に坊主頭が多い選抜出場校の多い中で、慶応高校のほとんどの学生は長髪だ。優勝旗や優勝杯を持ち帰るという悲壮感もない。慶応ブランドの色メガネで見るせいか、みんな都会育ちの品のいい若者に見える。対戦相手の学生の丸坊主、日焼けした顔、絶対に勝ちたいという根性野球丸出しの雰囲気とは全然違う。チームとしてエンジョイベースボールを掲げている。慶応の学生はいつもニコニコしている。ピンチの時もニコニコしている。根性野球の監督、コーチならピンチの時に歯を見せて笑うなと怒るかもしれない。慶応は違うのだ。必笑なのだよ、慶応の学生の帽子のつばに必笑と書かれているのをテレビは紹介していた。必勝でなく必笑が勝利を呼び込んだのだ。人間はピンチにおちいると、顔が険しくなる。笑えなくなるのだよ。困難な時、ニコニコしていられる余裕こそ、困難を乗り切るアイデアを生みだし、勝利の女神が降臨するのだ。日本の学生スポーツの指導は暴力的だ。体罰、馬鹿野郎、この野郎の罵声、殴られる、蹴られるなんていうのは普通なのだ。言いすぎかもしれないが、強いチームほど暴力的だ。慶応高校の指導法は異色だが、他の高校も慶応を見習って指導法を変えていかなければいけない。必笑の精神が必勝を導き出すのだ。日本では最近何もいい事ない。慶応高校生のさわやかな必笑は、多くの国民に少し生きる勇気を与えたくれた。ありがとうございました。仙台育英の高校生もお疲れ様でした。また甲子園に出て優勝できるように頑張ってください。応援します。