選挙の効果

総選挙の意味

沈黙の日曜日 バリケイト伊東

2023-08-27 12:30:35 | 政治
 東京はいい天気だ。気温30度、少し暑い。福島原発の処理水は今日も放流されているのだろう。昨日の海水のトリチウム濃度が発表された。放流前とほとんど数値は変わらないそうだ。誰が計測したのだ、政府系機関だと、ごまかしもあるかもしれない。政府から独立した機関が計測するのが一番いい。計測するのに莫大なお金がかかるのか。そうではないであろう。やる気の問題だ。放流反対の人々は、金を出し合って計測をするべきだ。基本的な計測のやり方にごまかしがあるなら計測数値の開示なんて何の意味もない。私は疑い深い性格なのだ。詐欺が横行する国で、日本政府の言う事を鵜呑みするわけにはいかない。国連の場でも日本は中国、北朝鮮に放流を責められる。日本の国連大使は苦しい弁明に追われた。中国は海産物の加工品まで輸入禁止を決めた。日本産の海産物は中国市場から完全に消える。いつまで輸入禁止が続くのか。日本は大きい市場を失った。福島の漁民だけでなく日本のすべての漁民、加工業者に悪影響を与える。政府は補償すると言っているが、どれほど保障するのか。輸入禁止は想定外の事なのか。中国は放流以前から放流したら対抗措置を取ると言ってた。日本は甘く見ていた。いつもの事だ。楽観的というか、状況を甘く見ている。今後、中国だけでなく他の国々でも日本産海産物を輸入禁止にするかもしれない。日本人だって福島産海産物を買いたくないと思ってる人、いるでしょう。日本のおとなしい世論と世界の肉食世論では、考え方がまったく違う。日本には日本のやり方があるで押し通そうとするのでしょう。閉鎖的、独裁的な国際関係論でうまくいくのでしょうか。放流水問題は、日本にとげのようにちくちくと痛みを与え、国際関係を悪化させるでしょう。日本人はおとなしい。沈黙の民族になってしまった。世論が二分されるような事が起きているのですよ。激しいデモも暴動も日本では起きない。日本の未来がどうなるのか心配です。