本日の倉敷は、晴れ。
最高気温は二十九度でした。
上の写真のお花は、吾木香(ワレモコウ)です。
バラ科サンギソルバ属の多年草です。
根は地楡(じゆ)と呼ばれ、
止血や下痢止めや火傷に用いられてきたそうです。
利用法としては、
十一月頃、根茎を掘り出して、ひげ根を抜き、
水洗いをして、刻んで日光で乾かします。
下痢止めには、これを煎じて服用し、
止血や火傷には、この煎じ汁で患部を洗うといいそうです。
地楡の名は、
ワレモコウの小葉が楡(ニレ)の葉に似ていることから、つけられたそうです。
春先の若葉は、お浸しなどにして食べる事が出来るそうです。
学名は、Sanguisorba officinalis、
英名は、great burnetです。
属名のサンギソルバは、
ラテン語のsanguis(血)とsorbeo(吸い込む、吸う)に由来していて、
サンギソルバ属の植物が、
古くから止血薬として用いられてきた事にちなみます。
ワレモコウは、吾木香や吾亦紅と漢字で表記されますが、
その語源は、明らかではないそうです。
花言葉は、「変化」です。