狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

吾木香(ワレモコウ)

2008年09月23日 21時18分55秒 | お花に関する日記


本日の倉敷は、晴れ。
最高気温は二十九度でした。


上の写真のお花は、吾木香(ワレモコウ)です。

バラ科サンギソルバ属の多年草です。

根は地楡(じゆ)と呼ばれ、
止血や下痢止めや火傷に用いられてきたそうです。

利用法としては、
十一月頃、根茎を掘り出して、ひげ根を抜き、
水洗いをして、刻んで日光で乾かします。
下痢止めには、これを煎じて服用し、
止血や火傷には、この煎じ汁で患部を洗うといいそうです。

地楡の名は、
ワレモコウの小葉が楡(ニレ)の葉に似ていることから、つけられたそうです。


春先の若葉は、お浸しなどにして食べる事が出来るそうです。


学名は、Sanguisorba officinalis、
英名は、great burnetです。

属名のサンギソルバは、
ラテン語のsanguis(血)とsorbeo(吸い込む、吸う)に由来していて、
サンギソルバ属の植物が、
古くから止血薬として用いられてきた事にちなみます。


ワレモコウは、吾木香や吾亦紅と漢字で表記されますが、
その語源は、明らかではないそうです。




花言葉は、「変化」です。



コメント
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