狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

よくある事なんだろうけど……。

2011年02月10日 21時26分45秒 | その他の日記







 本日の倉敷は晴れのち曇りのち雨。このあと雪が降るかもしれません。
 最高気温は八度。最低気温は零度でありました。
 明日は天気予報では早朝に雪が降るかもしれないとありました。
 雪。倉敷では珍しいですよ。本当に降るのかなぁ?



 私、以前から「もう一度観たいなぁ」と思って探していたTVドラマがあって、レンタル屋さんでそのドラマのDVDを探していたのです。
 でも、なかなか見つかんない。
 人気があったドラマなのに不思議なことよのぅ、と思っていたのです。
 調べてみると、ど~やらDVD化されていない。
 バカな犯罪者が「ドラマを見て(凶器の)バタフライナイフを持った」などと供述した為、そのドラマは商業ベースに乗せられなくなったらしい。
 不健全なドラマだと判断されたらしい。


 そんな犯罪の理由にもならない事を述べる犯罪者もバカだと思うけど信じる方も信じる方だ! と思ったりする。
 問題となったシーンは、主人公の過去の記憶が一時的に甦ってくるシーン。物語を通して観ると主人公はその過去を否定している。物語としては暴力的なものは否定しているのに。それでも物語の一部を取り出して犯罪理由として犯罪者が述べれば不健全なものと判断する人もいる。観もしないで。そして商業ベースに乗らなくなる。
 

 う~む。
 もう観られないのかぁ……。

 でも、それは仕方無い……のか???



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『ロードス島攻防記』/塩野七生

2011年02月10日 20時53分25秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は塩野七生の小説『ロードス島攻防記』を読んでおりました。
 1522年のオスマン・トルコ帝国によるロードス島の攻略戦を描いています。

 近代化され中央集権が進み大量の大砲による砲撃戦と大兵力による物量作戦を可能にしたオスマン・トルコ帝国に対して、西洋諸国はようやく大砲の砲撃戦に対応し始めたばかり。
 ロードス島は西洋諸国の対オスマン・トルコの最前線。ロードス島に拠点を置く聖ヨハネ騎士団は西洋の最新築城技術の導入と騎士を中心とした旧来の戦い方でオスマン・トルコに対抗する。
 約5ヶ月間の攻防。

 日本ではその時期は戦国時代にあたる。織田信長はまだ生まれていない。


 五万人以上の戦死者を出しながら一気にロードス島の攻略を目指したスルタン・スレイマン一世ってある意味無茶苦茶な人であるなぁ、と思ったりする。
 でもまあそれが戦争なのだ。

 淡々とした精緻な冷静な文章で丹念にロードス島の攻防を描いていて面白かったです。



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