昨日の夜は、石川雅之の漫画『純潔のマリア』の第2巻を読んでいました。
石川雅之は『もやしもん』で有名ですね。『カタリベ』では身も蓋もないことを結構描くんだ、と驚いた覚えがあります。
舞台は百年戦争期のフランス。
主人公の魔女のマリアは戦が大嫌いで、戦場で強力な魔力を見せる事で戦闘を止めている。
しかし人前で魔力を見せつけてきた事で『天上の教会』に目をつけられ大天使ミカエルに警告される。
「人前で魔法を使わぬこと、そして純潔が失われた時その魔力を失うこと」
でも、純粋にみんなの平和を願い戦争をなくしたいと願うマリアは大天使ミカエルの言葉に納得出来ない……。
普通の人は「その理想は共感できるけど現実的には無理だよね。賢く生きなきゃ」とするところを、マリアはただひたすら「戦争をなくしたい」という思いで突き進む。
そんなマリアにストップをかけているのが神様の側というのが面白いです。
この後、物語がどの方向に進んでいくのか? 楽しみにしています。