昨日の夜は、三浦しをんの小説『まほろ駅前多田便利軒』を読んでいました。
第135回直木三十五賞受賞作品です。
映画化や漫画化もされているようですね。
小説を読む前に映画を観ちゃおうかなと思っていたのですが、小説を読むのが先になりました。
東京都南西部最大の街・まほろ市が舞台。
まほろ市で便利屋を営む男・多田啓介が主人公。
ある日、多田の住居兼事務所に高校の同級生・行天春彦が転がり込んでくる。
多田と行天の奇妙な生活が始まる。
荒々しい部分もあるのだけれど基調は繊細で穏やかなお話です。
主人公の多田とその友人の行天の年齢設定がいまひとつピンとこない。
設定は30代半ば? にしては繊細すぎるような? 少しアンバランス。でもそこがいいのかもしんない。
面白かったですよ。
私、三浦しをんに、はまりつつあるのかもしんない。