狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

のんびりまったり。

2012年11月13日 19時11分27秒 | 休日の日記





 本日の倉敷は、晴れのち曇りでありました。
 最高気温は十六度。最低気温は十度でした。
 明日は予報では倉敷は晴れとなっています。

 昨日、仕事が終わって帰る間際に勤め先の店主に「明日・明後日は休んでいいよん」と言われたので今日は私は休日でありました。
 久々の休みできゃほ~い状態でありました。
 今日はプライベートの雑事が溜まっていたので雑用を済ませて後はのんびりまったりしています。
 でもって明日も休みとは、何たる至福。
 明日は何をしようかな? とまったりと考え中です。
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『資本主義が嫌いな人のための経済学』/ジョセフ・ヒース

2012年11月13日 16時20分49秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、ジョセフ・ヒース著『資本主義が嫌いな人のための経済学』を読んでいました。

 経済学的な問題について世に出回っている説は本当に正しいのか? 
 哲学者が書いた経済学入門書です。

 第1部の「右派の謬見」で保守・リバタリアン陣営を問題点を突き、第2部の「左派の誤信」で革新・リベラル陣営への批判が展開されます。

 経済学的な右派・左派の対立による議論があるだけ北米や欧州はマシだと思ってしまいます。
 日本だと右派・左派の対立による議論は外交案件で、経済学的な或いは社会学的な対立での議論ではないですから。
 (外交案件での右派・左派の対立も理論的には物凄く曖昧で整理されてはいないからしっちゃかめっちゃかな気がする)
 経済立国を目指しながら政治の舞台(世論形成も含めて)では経済学とか社会学を蔑ろにしてきたから経済政策部門で訳の分からない政策が声高らかに流布されてしまう……。感情論が多いし。
 「○○をすれば経済(或いは状況)は良くなる」なんて方法があるわけないじゃん。
 あればもうすでにどこかの国でやっていて薔薇色の世界を築いているはず。
 でも経済(社会)はあまりにも複雑で単純な解が見つからない。
 でもちょっとでもよい社会にしようと思うなら単純な解が見つからないのを我慢して経済学を少しは学んで変な事を言う政治家には投票しない、ってことをしなくてはならないと思うのです。

 『資本主義が嫌いな人のための経済学』は面白いですよ。
 読んでみて下さい。
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