狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

衝撃の一言。

2012年11月19日 18時23分25秒 | その他の日記


 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十五度。最低気温は四度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。



 今日はネタが無いので嘘を書きます。




 私は昨日の帰宅途中に妙な出来事をほんのちょっぴりだが体験した。
 い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……。
 あ…、ありのまま昨日の帰宅途中に起こった事を書くぜ!
 『帰宅途中にコンビニに寄ってお酒を買って帰ろうとしたら、「この商品は二十歳未満の方にはお売りできません」と言われた』
 な…、何を書いているのか分からね~と思うが、私も何を言われたのか分からなかった…。
 頭がどうにかなりそうだった…。
 童顔だとか子供っぽいだとかそんなチャチな台詞じゃあ断じてねえ。
 もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…。

 全私が泣いた。
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『屍者の帝国』/伊藤計劃×円城塔

2012年11月19日 13時18分25秒 | 小説・本に関する日記





 昨日の夜は、伊藤計劃×円城塔の小説『屍者の帝国』を読んでいました。

 鬼才にして天才・伊藤計劃が未完のまま遺した『屍者の帝国』の構想を円城塔が引き継いで書いた作品です。

 時代は架空の19世紀末。
 ヴィクター・フランケンシュタイ博士の実験から約100年後の世界では、死者にネクロウェアと呼ばれるソフトをインストールして兵士や労働者として使役させる「屍者」が一般化していた。
 主人公のジョン・H・ワトソンは英国の諜報員として、アフガニスタンの山奥で屍者だけの国を建設していると噂のあるアレクセイ・カラマーゾフとの接触を命じられ、ポンペイからアフガニスタンの奥地に向かう……。

 スチームパンクです。
 でもって、魂とは? 生/死とは? 意識とは? 言葉とは? 神とは? 命とは? 人間とは? そんなお話です。
 登場人物達の多くが実在の人物であったり物語の中の有名人であったりして、楽しい。
 こんなところでこの人物が出てくるのかぁ、と驚きながら読みました。

 伊藤計劃が死の淵で何を考え何を考察して『屍者の帝国』の構想を練っていたのかは、私達には分かりません。
 円城塔が書いた『屍者の帝国』は、伊藤計劃が書いたであろう『屍者の帝国』とは比較してはいけない気がします。

 円城塔に敬意を表します。
 鬼才にして天才・伊藤計劃が遺した作品を引き継ぐのは大変だったでしょうから。

 エピローグは円城塔の今は亡き伊藤計劃へのメッセージにも思えて(←こんな読み方をしたら失礼なのかもしれませんが)うるうるしてしまいました。

 面白かったですよ。
 堪能いたしました。
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