狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

未来を語る前に今の現実を知らなければならない。人は現実からしかスタートできないのだから。

2020年01月09日 23時28分34秒 | 職場に関する日記
 本日1月9日は、金の軍勢によって北宋の首府開封が陥落して北宋が滅亡し皇帝欽宗と太上皇徽宗が金に連行された日で、ルーアンでジャンヌ・ダルクの異端審問裁判が始まった日で、ドイツが第一次世界大戦の賠償金358億マルクの支払不可能を宣言した日で、南京国民政府の汪兆銘政権が米英に宣戦布告した日で、汪兆銘政権と日本が中国に有する専管租界返還と治外法権撤廃を定めた協定に調印した日で、足立区首なし女性焼殺事件の首なし焼死体が発見された日です。

 本日の倉敷は晴れていましたよ。
 最高気温は十四度。最低気温は四度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。






 本日は私は重要案件でお外をぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる廻っていました。
 いつもより余計にぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐる廻っていました。
 延々とぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐると廻っていたので目が廻ってしまいましたよ。
 三半規管がおかしくなりそうでありますよ。ふらふらふらふらとしてしまいますよ。
 明日は通常業務+新たに追加された任務に着手であります。
 お仕事頑張ります。


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『神様は勝たせない』/白河三兎

2020年01月09日 21時02分44秒 | 小説・本に関する日記


 昨日の夜は、白河三兎の小説『神様は勝たせない』を読んでいました。

 中学サッカー首都圏大会の県予選の準決勝の数日前。
 中堅チームで全国出場を目指して良い状態に仕上がっていたチームに、選手達の気持ちがバラバラになるような出来事が起こる。
 試合当日。
 前半は皆の気持ちがバラバラで開始早々に相手に2点決められて0-2。
 後半に盛り返して2-2に追いつき延長戦に突入したが決着は付かず試合はPK戦にもつれ込んだ。
 各チーム2人ずつ蹴り終えて相手は2人とも成功して味方は2人とも失敗。
 0-2。その状況にキャプテンでゴールキーパーの潮崎隆弘は試合を諦めかけていた……。



 

 中学生の頃を思い出してしまいました。

 私はサッカーではなくハンドボール部に所属していたのですが、GKをしておりました。
 なので、ゴールキーパーの心理描写や思考がたくさん描かれていてそれだけで楽しかったです。
 GKが試合中に何を考えているかなんてほとんどの作品では描かれないですからね。
 GKって試合中にめっちゃ考えているんすよ。言語化した思考では間に合わないので試合中は言語化出来ない超高速の思考になるけど論理的に超高速で考えて観察して考えてを繰り返しているんす。反射神経だけでGKはプレイしているみたいに描かれる作品は不満です。GKにもっと焦点を当てて欲しいと思っている身としてはGKの試合中の思考が描かれている作品は嬉しいです。

 中学の部活だと色々あります。
 実力があるのに試合でその実力が発揮できなくなるような事柄が起こったり。
 実力があるのに性格や考え方でその能力がスポイルされたり。
 上級生に紛れて下級生が試合に出ることになって悩んだり。
 チームメイトから敗戦の理由を一身に背負わされて人間不信に陥ったり。

 楽しいだけでもないし苦しいだけでもないです。

 物語はPK戦が始まって0-2のビハインドから始まります。
 負けを確信した状態から自らを奮い立たせる選手達の様子を描きながら、何がチームを崩壊寸前にさせたのか? というお話に移っていきます。
 チームを崩壊寸前にさせた事柄については早い段階で予測がつきます。
 でも各選手が悩みながら結論を出してPKを守る或いはPKのキッカーを務める。その思考の過程は面白いです。
 悩むよなぁ。負ければ中学の部活の最後の試合になるんだもの。

 面白かったですよ。
 お勧めです。



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HOW WE SURVIVE IN THE FLAT FIELD

2020年01月09日 17時40分44秒 | その他の日記

 防御拠点として設けられた建築物を攻める場合。
 防御側の数倍の兵力で敵の拠点を包囲して相手の補給線と情報網を遮断し、防御側の拠点の水や食料や備蓄軍事物資を消耗させて相手を追い込む、という攻め方があります。
 水や食料がなくなれば戦うことは出来ません。
 日本では兵糧攻めと呼ばれていますね。
 現代では、城を包囲するのではなく都市丸ごとの包囲・経済封鎖であったり国丸ごとの経済封鎖であったりとより一層大規模に行われています。
 日本も当然その行為をおこなっています。
 戦闘なき戦争ですね。
 戦争という言葉をどのように定義するかにもよりますが、太平洋戦争以後も日本は戦争に延々と参加してきているのです。
 さらには太平洋戦争以後に他国の軍隊に日本人が幾人も殺され連れ去られた事例も幾つかあるわけです。
 それらを無視して太平洋戦争以後は日本は戦争をしていないと嘯くのは欺瞞でしかありません。

 戦争をしないほうがよいというのは当たり前です。
 しかし相手が話し合う気がないのならば話し合いなどできはしません。
 だからといって相手の言いなりになるわけにはいきません。
 相手が死ねと要求してきたならばどうします?
 だからといって、大規模戦闘に安易に突入するわけにもいきません。
 勿論、相手が攻め込んできた場合は全く話は別ですが。

 戦後の日本は大規模戦闘に巻き込まれないよう経済力を使った戦闘なき戦争を延々と行っているわけです。生き残る為に。
 日本国憲法が呪文のような摩訶不思議な効力を発揮して日本が守られているというわけではないのです。
 今も日本は戦闘なき戦争をしているのです。

 安全保障に関することで国会で言葉遊びとしか思えないような指摘をする野党にはうんざりします。
 どのような論を出そうとそれは構いません。
 日本は共産主義国ではないのですから。思想は自由です。
 しかし、言葉遊びに淫しているだけならば自ら放った言葉に喰われることになりますよ。
 安全保障の問題は命がかかった問題です。
 言葉遊びは止めてください。
 お願いします。


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