狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

チューリップその6。

2020年01月10日 20時20分43秒 | お花に関する日記


 本日1月10日は、ガイウス・ユリウス・カエサルが元老院の命令を無視してルビコン川を渡りイタリアに侵入した日で、小石川養生所が開設された日で、アメリカ合衆国とバチカンが117年ぶりに国交を回復した日で、中国河北省北部でマグニチュード6.2の地震が起こった日で、ハマーン・カーン様のお誕生日です。

 本日の倉敷は曇りでありましたよ。
 最高気温は十二度。最低気温は三度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れたり曇ったりするとなっております。





 上の写真に写っているお花は、チューリップです。

 チューリップのお花に関しては、2019年1月18日の記事2017年1月6日の記事2011年4月25日の記事2010年4月18日の記事2009年4月22日の記事もよろしかったら御覧下さいませ。
 2019年と2017年と2011年と2010年と2009年のチューリップのお花です。

 チューリップのお花の花言葉は、「名声」ですよ。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』

2020年01月10日 17時17分54秒 | 映画・ドラマに関する日記

 昨日の夜は、映画『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のDVDを観ていました。

 主人公の少年が乗っていた船が海難事故に遭う。
 主人公の少年の家族は船と共に海に沈む。
 唯一生き残った少年はライフボートで漂流することになった。
 そのライフボートには少年の他にオランウータンとハイエナとシマウマとベンガルトラが乗っていた……。

 監督は、アン・リー。
 出演者は、スラージ・シャルマ、イルファーン・カーン、アーユッシュ・タンドン、ゴータム・ベルール、アディル・フセイン、タッブー、アヤン・カーン、モハマド・アッバス・カリーリ、ヴィビシュ・シヴァクマール、シュラヴァンティ・サイナット、レイフ・スポール、ジェラール・ドパルデュー、王柏傑、アンドレア・ディ・ステファノ、エリー・アルーフ、ジェームズ・サイトウ、ジュン・ナイトウなど。

 原作は、ヤン・マーテルの小説『パイの物語』です。




 猛獣の虎と少年が心を通わせる映画、ではないのです。
 何故、物語は生まれるのかというお話で魂の救済のお話です。

 少年が救助された時に泣いたのは何故なのか? 
 助かったことで理性が戻り、漂流生活の間に生き延びる為に獣と化して自らが犯した所業の罪深さに気が付いて泣いたのでは? 
 心の内なる野獣は友情など示さないし飼いならすことなどできないよね。

 事実を事実のまま放り出して誰も救われないのならば、虚構を事実にして救われたほうがいい。
 多分、幾つかの物語や事実とされている事柄はこのようにして生まれたのでしょう。

 回想シーンでの幻想的で寓話的でイマジネーション豊かな映像が凄い。
 ここまで表現できるのかと驚くほど美しいです。

 面白いですよ。
 お勧めであります。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新聞記者は戦争を始めることができる。意図を持てば世の中を危険な方向に導けるのだから。ユーゴの戦争だってそこから始まった部分がある。

2020年01月10日 17時11分23秒 | その他の日記


 以下の文は、『現地SNSに溢れるハッシュタグ「イラン人はソレイマニが大嫌い」 メディアが“偏向報道”する「イランの真実の姿」』と題した文春オンラインの記事の転載であります。




 現地SNSに溢れるハッシュタグ「イラン人はソレイマニが大嫌い」 メディアが“偏向報道”する「イランの真実の姿」


 米軍によるイランのイスラム革命防衛隊・コッズ部隊司令官ソレイマニ殺害についての日本メディアの報道は、極度に偏向している。
 日本で最も視聴されるニュース番組とされるNHK「ニュース7」の1月3日放送分の当該報道を分析し、問題点を具体的に指摘したい。

 「ソレイマニは英雄」はイラン体制側の公式見解

 アナウンサーは「『英雄』ソレイマニ司令官」と大きく書かれた画面をバックに、「イランで絶大な影響力を持ち英雄と呼ばれる実力者をアメリカ軍が殺害しました。イランの精鋭部隊・革命防衛隊のソレイマニ司令官です」というリードで同事件を伝えた。
 この中ではソレイマニがトランプ大統領を罵る演説の映像が使われ、「国民から英雄と呼ばれた」と説明され、イラン情勢に詳しい専門家として慶應義塾大学の田中浩一郎教授の「(ソレイマニは)ある種のヒーローとして扱われている」というコメントも紹介された。
 田中教授はさらに「(中東に)もともと存在していた爆弾の導火線にアメリカが火をつけた格好」とも述べている。
 左上に「『英雄』を米軍が殺害」というテロップが出たままの状態でこのニュースを視聴した多くの人は、イランの国民的英雄を殺すなんてアメリカはひどい、トランプ大統領は実に愚かだ、戦争が始まりかねない、と思ったことであろう。
 しかし「ソレイマニは英雄」というのは、イランの体制側の公式見解である。
 NHKの問題は第一に、このイランの公式見解をそのまま報道している点にある。

 自由や人権は邪悪な外来の概念 イランには表現の自由がない。

 イランで体制を批判したり、体制に抗議したりすれば、たちまち拘束され、投獄されて拷問されるか、処刑される。
 欧州議会が人権活動家に贈るサハロフ賞の受賞者でもある人権派弁護士ナスリン・ストゥーデ氏を筆頭に、現在もイラン当局によって拘束されている活動家は数千人にのぼる。
 なぜイランに表現の自由がないかというと、現在のイラン・イスラム共和国は、1979年に「イラン革命」で親米政権を打倒することによって誕生したイスラム国家だからである。
 国家の正統性はイスラム教に求められ、イスラム教の政治理論に従って国家が運営されており、我々に馴染み深い西洋由来の自由や人権は邪悪な外来の概念として否定されている。
 ゆえにイスラム革命以来、自由や人権、民主主義を求める数万人のイラン人が国外に亡命した。
 彼らは反体制派であるがゆえにイランへの入国を禁じられており、イラン国内の家族に会うためには多くの場合、第三国で落ち合うしかない。

 「イラン人はソレイマニが大嫌い」

 イラン国内でもしばしば反体制運動が発生してきた。
 昨年11月に発生したそれは、イラン建国以来最大級の規模に発展し、全国に拡大した。
 このデモ弾圧の指揮を取ったのが、NHKが「精鋭部隊」と紹介した革命防衛隊である。
 デモは平和的なものだった。
 しかし平和的であろうとなかろうと、イラン革命後の体制に反逆する民衆を粛清するのが革命防衛隊の重要任務だ。
 そもそもイランでは、体制を支持する集会のみが合法とされており、反体制デモは認められていない。
 人権団体やロイター通信は、これまでに反体制派1500人以上が殺害され、7000人以上が拘束されたと伝えている。
 革命防衛隊が遺体を秘密裏に処理しているとも伝えられ、実際の数はもっと多いと推測されている。
 イランの国内外の反体制派にとってソレイマニは「英雄」などではなく、独裁的なイラン革命体制の象徴だ。
 ソレイマニの死を受け、SNS上にはイラン人たちの喜びの声やトランプ大統領への感謝の声などがあふれた。
 同時に「イラン人はソレイマニが大嫌い」というハッシュタグをつけたツイートも目立った。
 もちろんソレイマニを英雄と称えるイラン市民もいる。
 母の胎内にいるうちから「アメリカに死を!」というシュプレヒコールを聞かされ、幼い頃から徹底した反米教育を受けているのだから、当然である。

 NHKの報道はダブルスタンダードである

 だがNHKのように、ソレイマニをイラン当局の言うまま「国民の英雄」と呼ぶことは、自由や人権、民主主義を求め体制に殺害された人々や、それらを求め今も戦う反体制派の人々の存在を無視しているに等しい。
 これは危険である。
 特に日頃から人権の重視、弱者の救済といったリベラル的価値を強く押し出すNHKが、巨大な権力によって弾圧され人権を奪われているイラン市民には一瞥もくれず、ひたすら大本営発表を日本語に訳して伝えるだけというのは、ダブルスタンダードであると言える。

 近隣諸国においてソレイマニは“最恐テロリスト”

 NHKの第二の問題は、田中教授という「専門家」がイランの体制の主張を繰り返すことで「お墨付き」を与え、さらに「火をつけたのはアメリカだ」と断定することで、視聴者に「アメリカこそが悪である」と強く印象付けている点だ。
 この「アメリカこそ悪」説は、直接的には「ソレイマニは英雄」説に立脚している。
 ソレイマニはイラン国民にとってすら必ずしも「英雄」ではないことは既述の通りだ。
 そして近隣諸国においては、彼は英雄どころか、最恐テロリストとして知られてきた。
 NHKはソレイマニを「コッズ部隊の司令官」であり「外国での特殊任務」を担っていたと伝えたものの、その特殊任務とは何かについては言及しなかった。
 しかし「特殊任務」という言葉から想起されるのは、秘密めいていて、ニヒルで有能で魅力的な「007」のスパイのイメージだろう。
 ソレイマニをジェームズ・ボンドのような存在であるかのように匂わせる、恣意的な言葉選びに見える。
 コッズ部隊はしばしば、CIAとグリーンベレーを合体させたような組織であると言われる。
 工作活動をしつつ、1万人前後いるとされる兵士を戦場に投入し、前線で戦うことも厭わない。

 反体制派に対しソレイマニが使った残忍かつ非人道的作戦

 ソレイマニはイラク、シリア、レバノン、イエメンでシーア派民兵に武器を与え訓練を施して懐柔し、彼らを各地の手駒として使うことでイランに利益をもたらすための工作活動を進めてきた。
 2011年から始まったシリア内戦では、アサド政権を支えるため中東各地からシーア派民兵を集めて投入し、反体制派を町ごと包囲して人々を飢えさせて降伏に追い込むという極めて残忍かつ非人道的作戦でマダーヤー、クサイル、ザバダーニーなど数々の反体制派拠点を陥落させた。
 毒ガスなどの化学兵器使用を指示したのも彼だとされる。
 これらの作戦により殺害されたり、故郷を追われたりした人は数十万人とも数百万人とも言われる。
 米国務省は、ソレイマニは600人以上のアメリカ人の殺害に関与したと発表したが、彼はそれよりはるかに多くのシリア人やイラク人、レバノン人、イエメン人などの虐殺・迫害に関与してきた。
 これら諸国の迫害された市民たちにとって、ソレイマニが「英雄」であるはずがない。

 米作戦は、ソレイマニが着火し中東で燃え広がっていた「火を消した」

 米当局は米権益へのさらなる攻撃を抑止するためにソレイマニを殺害したと発表した。
 しかしそれは同時に、彼の指令、工作活動により今後迫害される可能性のあった中東の多くの人々の命を救うことにもなった。
 中東での暴力の抑止効果は多大である。

 ソレイマニ殺害という米作戦は、田中教授の言うように中東に「火をつけた」のではない。
 ソレイマニが着火し中東で燃え広がっていた「火を消した」のだ。
 全く正反対である。

 イランは体制に敵対的な人物にはビザを発給しないし、国内での活動も認めない。
 NHKはテヘランに支局をおいている。
 田中教授やNHKは、イランの体制に咎められるような発言や報道をすると、今後の活動に支障が出ると勘案しているのかもしれない。
 彼らの「イラン贔屓」な発言は、それに起因している可能性もある。
 そうであるならば、正直に「イランの体制の見解を伝える」と言うべきであろう。

 イランがどのような国かを知らず、ましてやソレイマニなどという名は聞いたこともないという多くの日本人に、大学教授や報道機関という肩書や大義を掲げた存在が偏向した情報を「真実」として提供し、人々が「アメリカが悪い」「トランプが悪い」と思うように誘導するのは、プロパガンダにすらなりうる。
 個人や組織が反米思想を持つのは自由である。
 だがそれに立脚した報道は問題だ。

 第三次大戦が起こる可能性はほとんどない

 日本のメディアは第三次大戦が起こるのではないか、と人々の不安を不当に煽るような報道もしているが、その可能性もほとんどないので安心していただきたい。
 イランは自国が消滅するような自殺行為に出ることはしない。
 実際、彼らが米軍基地に対して行った報復攻撃は、弾道ミサイルを撃ち込む映像こそ実に派手ではあったものの、人的被害を出さなかった。
 米側に事前通告もしており、イランが攻撃をその程度に制御したと考えるのが最も合理的だ。
 今回の事件に限らず、またNHKに限らず、日本メディアの中東報道は偏向しているように見える。
 日本人の多くは中東についての知識がないためそれに気付けない。
 騙されたり、不当に煽られて不安になったりしないためには、自ら知識をつけるしかない。

                               転載終わり。











 日本の幾つかのマスメディアは、本物の独裁体制や本物の独裁者や大虐殺を行った集団や人権を無視する集団が大好きですよね。
 日本の幾つかのマスメディアは、事実を捻じ曲げて本物の独裁体制や本物の独裁者や大虐殺を行った者や人権を無視する者を擁護し褒め称えています。
 そして、選挙の結果が気に入らないと「民主主義は死んだ」と平気で述べます。
 つまり、日本の幾つかのマスメディアの考えは、自分達の考えが絶対で、他者を認める気が一切ない独善的で強権的な考え方ということです。
 それ故に日本の幾つかのマスメディアは、本物の独裁者や大虐殺を行った者が大好きだということなのでしょう。
 何が好きなのかは自由です。
 しかしマスメディアならば、事実を捻じ曲げる行為は邪悪な行為です。
 一方の側からしか報道をしないことも事実を捻じ曲げる行為で邪悪な行為です。
 NHKや朝日新聞社は、戦前に事実を無視した報道を繰り返して日本を戦争へと誘導しました。
 NHKや朝日新聞社は、その責任を今も取っていません。
 そして今も戦前と同じ手法で報道を繰り返しています。
 事実が歪めば対応策も歪みます。
 事実を捻じ曲げる行為を平気で行うマスメディアは邪悪な存在であると言えるでしょう。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする