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昨日の夜は、映画『君と、徒然』のDVDを観ていました。
オムニバス形式の映画であります。
Episode1 17歳と17歳
高校に通う、クラスの中心的存在の明るい少女といつも独りで読書をしている少女。
正反対に見える二人には、内緒で一緒に放課後を過ごす特別な時間があった……。
Episode2 21歳と20歳
都内の大学に通う先輩は、人と違う魅力がある。
最近写真を始めた同じ大学の後輩は、久しぶりに会った先輩をモデルに構内で写真を撮ることにした……。
Episode3 31歳と30歳
自然豊かな公園に車でやってきたロリータ服の女性二人組。
他愛もない会話をしながら気ままに二人は過ごすのだが……。
監督は、長谷川圭佑。
出演者は、福田愛依、都塚寧々、木戸衣吹、ましのみ、五十嵐裕美、秦佐和子。
短編3つ。
どのお話も核となる部分を抜き出せば物凄く短いお話となります。
つまりどのお話も核となる部分にかなり付け足しをしているのですが、お話を付け足して膨らませているのではなく、映像を付け足して膨らませているのです。
その映像が意味があるのならば良いのですが、そうでもないのです。
映像は美しいです。
でもお話として意味があるかというとそうでもない……ように感じます。
そして本来は物語というのは、このお話の核となる部分から出発して展開していくはずだと私は思うのです。
3つの短編はオチはあるのです。一応。
でもお話はそこから初めて展開するはずのものだと思うのになぁ……。と私は思ってしまったので残念なのです。
起承転結の起の部分を見せられて終わってしまった……。と感じてしまいました。
映像は綺麗なのに残念であるな。と思った次第にございます。
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