仮面ライダーゴースト ６

地上に叩き付けられていたが「いざ参るぞ、タケル！！」タケルの体から武蔵ゴーストが出現し、話し掛けてきた。「武蔵？！　力を貸してくれるのか？」武蔵の背後に、タケルが今持っている眼魂ゴースト達が集結する。「おうっ！」武蔵が応えると、全ての眼魂ゴースト達は中空に一列に並んだ。「いいねぇ！　俺も行くよっ！」タケルは後ろ向きに跳躍し、次々と眼魂ゴーストを重ね着していった。眼魂の力を合わせ、光を放つタケル。「命、燃やすぜッ！！！」タケルは高めた力を乗せて蹴りを最後のグンダリに打ち込み、撃破した。
「皆、ありがとなっ！」英霊達を振り返るタケル。マコトが来ると「イェイっ！」軽いノリで掌を差し出し、マコトは笑って
タケルの掌を拳で軽く打った。「タケル殿！　また一つ見付けました。ゴエモン殿ですぞぉ？」走ってきて掲げる御成だったが、既に片付いてることに気付くと「あれ？　終わってるっ」ガッカリしていた。
「なぜ勝手なことをした？」引き上げさせたアランはジャベルに詰問していた。「お前は眼魂について何か知っているんだ？」「いいえ」「私に隠し事か？　グンダリを無駄にした罪は重いぞ？」「失礼します」話を切って去ってしまうジャベル。「眼魂にあんな力があったとは」アランは思案していた。
日が暮れ、マコトは上着を掛けられたカノンと共に寺から帰ろうとしていた。「タケル、ありがとう」カノンを見るマコト。「行くか？」「うん」去ってゆくマコトとカノン。「マコト兄ちゃん嬉しそうだな」「よかったですね」見送るタケルと御成。「本当に、でも」アカリはタケルの後ろ姿を見詰めていた。
・・・西園寺はキャラ造形がニチアサ的にハミ出し過ぎてたのかもね。一気に切り替えてきた。まだこっから話長い。眼魔軍は内輪揉めしそうな気配だが、目的や状況が今んとこ謎だから何について揉めそうなのかも謎な感じだぜ。謎過ぎ！