羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

仮面ライダーゴースト 1

2015-12-21 19:52:48 | 日記
天空寺は西園寺が張った結界で覆われた。入れないタケル達、ユルセンも吹っ飛ばされる。眼魂を奪われ、中に入れもせず、地を叩いて悔しがるマコト。ジャベルも「何をするつもりだ?」困惑していた。地下研究室のモノリスの前に眼魂を並べ、紋章にスポイトで奇妙な溶液を垂らす西園寺。眼魂は燃え上がったように光り出し、浮き上がった。「私に、全ての者を支配する力をお与え下さい!!」願う西園寺。一度モノリスに吹っ飛ばされて気絶していたアカリは気が付き、その場に居合わせていた。西園寺の後ろに姿を消した状態の仙人が現れた。西園寺の体が粒子化し始める。「うわぁっ?! うわあぁああーっ!!!」体が消滅し、西園寺はモノリスに吸い込まれていった。「ベルトを持っていないヤツは、いくらやっても無駄だ」呟く仙人。
浮かんだ眼魂は光の紋章を構成し、地下室の天井をすり抜け、浮上してゆく。アカリも「何が起こってるの?」光の紋章を追って研究室から出た。巨大化した光の紋章は寺の上空に展開し、西園寺の結界を破って無効化した。タケルや御成達は中へと急いだ。出遅れるマコト。ジャベルは「眼魂でできているのか?」眼魂の力を把握できていない様子だった。タケルはアカリと合流したが、すぐにドライバーが光り、タケル諸とも上空の巨大紋章に引き寄せられ始めた。「うおぉっ?」焦るタケル。アカリも慌て、追い付いた御成達も驚いた。
タケルは紋章に吸い込まれ、追ったユルセンは「あ痛っ!」弾き飛ばされていた。遅れてその場に向かっていたマコトは紋章を見上げ「遅かった、俺は、これまで一体なんの為にっ。タケルを倒してまで、やろうとしたのに!!」寺の階段にへたり込むマコト。「カノン、すまん」眼魂のカノンを取り出すマコト。「いいの。タケル君が、生き返れるんだもの」カノンは死を受け入れていた。
     2に続く

仮面ライダーゴースト 2

2015-12-21 19:52:41 | 日記
「ここが一番近いか、グンダリッ!」ジャベルは中空に出現させた地図の目の印の一つを選び強く呼んだ。指された地点の眼魔ホールから蟲とも蛇ともつかない巨獣グンダリが4匹出現した。「何が起こっている?」案外事態を把握できていないアラン。内輪の意志疎通に難のある眼魔軍っ! 一方、光の紋章『グレートアイ』に取り込まれたタケルはその意思と対面していた。「なんの用だ?」「望みが叶うのか?」「ならば、望みを述べよ」「俺は」自分の願い、御成やアカリの願い、マコトの願いを思うタケル。
心を決めたタケル。「俺の望みは決まっている。俺の望みは」述べようとするタケル。寺に、グンダリ4匹が現れた。「ジャベルの奴、勝手なことを!」憤るアラン。「眼魂を奪えッ!」命ずるジャベル。グンダリはグレートアイに殺到したが、ユルセン同様、弾き飛ばされた。「何っ?!」驚くジャベル。グレートアイの目が開き、光と共に人の姿のカノンを抱えたタケルが、ゆっくりと降下してきた。戸惑うアカリ達。目を見開くマコト、手元のカノン眼魂は消えた。「まさか?!」寺に走るマコト。「なんと呆れた男だ」近くで見ている仙人。降り立ったタケル。
「タケル!」「タケル殿っ!」寄ってくるアカリ達。「カノンちゃんなの?」眠っているようなカノン。「うん」笑顔のタケル。「それは、つまり?」問う御成。グレートアイの中で「深海カノンちゃんを、生き返らせてくれ」タケルはそう願い「承知した」グレートアイは造作も無いようにカノンを復活させていた。「なぜです?!」「ごめん、でも俺はこうしたかったんだ」「タケル、だからって」話していると「カノン!」マコトが来た。駆け寄るマコト。「カノンちゃんは大丈夫だよ、さあ」タケルに促されカノンを抱えるマコト。
カノンは目を覚ました。「お兄ちゃん?」「カノン」
     3に続く

仮面ライダーゴースト 3

2015-12-21 19:52:33 | 日記
「私、生きてる?」「生きてる、生きてる!」カノンを抱き締めるマコト。「タケル君、ありがとう」カノンに頷くタケル。「よかったね、マコト」「本当によかったですな」アカリと御成もカノンが生き返ったこと自体は祝福した。「タケル、どういうつもりだ?」「言ったはずだよ、俺はカノンちゃんを助けたい、って。カノンちゃんの命を繋ぎたい」「お前は、本当に甘い」タケルは笑った。「甘過ぎて、甘過ぎて、おじさんがお爺さんになっちゃうよ」近くで姿を消して見ながら、仙人が軽くふざけていると、グレートアイに変化が起きた。「もしや、あやつらが感付いて?」グレートアイよ紋章は崩れ、眼魂は地上に散らばっていった。タケル達は慌てて拾い始めた。
ジャベルの指示でグンダリ達も眼魂を探し始めた。「お兄ちゃん」「わかってる。アカリ、カノンを頼む」まだ動けないカノンをアカリに託し、マコトもタケル達の手伝いに向かった。グンダリに襲われ、避けたが御成が落とした眼魂を二つ拾うジャベル。「他の眼魂もよこせ」「お前には渡さない!」対峙するタケル。マコトも走り込んできた。「タケル」「マコト兄ちゃん」「二人できても、無駄だ。纏めて教育してやる」ジャベルは眼魔眼魂で眼魔スペリオル形態に変身した。
「覚悟はいいか?」「俺は俺を信じる!」「ならば、お前を信じよう!」「変身っ!」「変身ッ!」タケルはオレ魂フォーム、マコトはスペクターフォームに変身した。二人掛かりでジャベルに格闘を挑み、組み合いになるマコト。タケルは浮遊して蹴り等を打ったが、捌かれた。ビリー・ザ・キットフォームに変身するタケル。ジャベルと格闘するマコトを支援しようと銃撃するが、乱戦でマコトを撃ってしまうタケル。「ごめんっ! これを」ツタンカーメン眼魂をマコトに渡すタケル。マコトはツタンカーメンフォームに変身した。
     4に続く

仮面ライダーゴースト 4

2015-12-21 19:52:25 | 日記
弟子の一人が拾った眼魂でタケルもベートーベンフォームに変身した。音符攻撃をするがすぐ接近してしまって弾かれるタケル。マコトは単独で交戦する形になり「裏切り者は死を持って償え、スペクターッ!」ジャベルに押された。エジソンフォームに変身したタケルは電撃で援護するが、エネルギー弾を連発され、思うように攻撃を継続できない。武蔵フォームに変身するタケル。エネルギー弾を撃ち込まれつつ、再び接近し、マコトと二人で斬り込む。
ここでグンダリが鳴きながら岩を砕いて突っ込んできた。尾で弾かれる二人。即、押し込んできたジャベルに手こずる二人。「マコト殿! 信長殿ですっ」駆けてきて、信長眼魂をマコトに投げる御成。さらに弟子の一人がタケルにロビン・フット眼魂を投げ渡した。それぞれ信長フォーム、ロビン・フットフォームに変身し、二人共射撃タイプになったことで同士討ちせずに矢と銃撃でエネルギー弾を撃つジャベルと互角の撃ち合いを始めた。砲戦の中、弁慶眼魂を見付けた御成はタケルに投げ渡した。
タケルが弁慶眼魂を受け取っている内に接近戦を挑んだマコトはまた単独でジャベルと交戦する状況になったが、善戦。そこへ弁慶フォームに変身したタケルが現れハンマーでジャベルに打ち掛かった。「大丈夫?」気遣うタケル。「当たり前だ!」強気のマコト。ハンマーと信長の銃の連携は上手くゆき、ジャベルを追い込んだ。ニュートンフォームに変身し、引力で引き寄せ斥力で壁に激突させる攻撃を2回繰り返すタケル。相手が体勢を崩すと、二人は元のオレ魂とスペクターに戻り「行くよ、マコト兄ちゃん!」「ああっ」二人共構え、紋章を展開させ、背後に背負い、右足に力を集約した。「ダイカイガン、オレ!」「スペクター!」跳び上がる二人。「オメガドライブッ!!!」決めの蹴りをジャベルに放とうとする二人。
     5に続く

仮面ライダーゴースト 5

2015-12-21 19:52:13 | 日記
そこへグンダリが一匹、唸りながら飛び込んできて二人の蹴りを受け、爆散した。「調子に乗るなッ!」立て直したジャベルが反撃に出ようとすると「ジャベル!」アランが現れた。「戻れ」「アラン様」「誰だ、お前?!」戸惑うタケル。マコトを見て笑みを浮かべるアラン。「ジャベル! 勝手な行動は許さない、戻れッ!」アランが去ると、一度タケル達の方を口惜しそうに振り返り、ジャベルは去った。これを「待て!」追ってゆくタケル。マコトも続いた。
しかし、残り三匹のグンダリに阻まれる二人。「ユルセン、ユルセーンっ!」ユルセンを呼び出すタケル。「俺の屍を越えてゆけ」結界や紋章に弾かれたダメージが癒えてないユルセンは、ゴーストライカーを出現させた。マコトはマシンフーディー、タケルはゴーストライカーを駆り、グンダリの吐く火炎弾を避けて対抗する。「キャプテンゴースト、頼む!」消耗したユルセンにキャプテンゴーストを呼び出させるタケル。「俺様、偉い」ヨロヨロになりつつ自画自賛するユルセン。合体させてイグアナゴーストライカーを操りグンダリの一匹に取り付くタケル。マコトは素のマシンフーディーを操り、器用に一匹グンダリの上に乗った。
タケルは他のグンダリと上空と交錯した際、尾で打たれ、イグアナゴーストライカーをグンダリの上に残したまま「うわっ、あーっ?!」地上に落下していった。「イグアナ、頼む!」自力で倒すようさっくりと任せるタケル。だが、フリーになってるいる残る一匹のグンダリに襲われ、手の形になっている尾の先に掴まえられてしまうタケル。岩壁に何度も叩き付けられた。空では「ダイカイガン! オメガファング!!」マコトがグンダリを一匹、鎌で斬り裂き倒し、イグアナが尾の砲撃で頭部を撃ち抜き更に一匹倒していた。
タケルは「ぐぁっ!」最後のグンダリに
     6に続く