こういうコンクールって、時代劇NGだった気はしたが微妙にスレスレな時代を狙ってきた感じ。近年この時代でヒット作がチラホラあるからまず書ける人をキープするってのはあったのかも? 中盤くらいまで再現VTR風ではあったが、有名実在人物が次々出るとそれなりに場が持つ。取材もままならない応募者で、なんとか『有名人登場ラッシュターン』をやり切ったのは中々の豪腕。
後半は夏目漱石というより、随分昔の学園ドラマになっていたが、史実と絡めつつ纏めてはいた。夏目に長々と『実は知ってた』の件を解説させるはもうちょっと省略してもよかったかも? 夏目が学校に戻って改めて違うスタンスで授業を始める描写や、直接でないにせよ牢獄に完成した『猫である』の本が届いて読む描写もあってよかったんじゃないかなぁ。
しかし、脚本家が選ぶ賞だから、やっぱ審査員の作風と合致した人が選ばれるもんだね。複数名いるから幅はあるんだろうけどさ。
後半は夏目漱石というより、随分昔の学園ドラマになっていたが、史実と絡めつつ纏めてはいた。夏目に長々と『実は知ってた』の件を解説させるはもうちょっと省略してもよかったかも? 夏目が学校に戻って改めて違うスタンスで授業を始める描写や、直接でないにせよ牢獄に完成した『猫である』の本が届いて読む描写もあってよかったんじゃないかなぁ。
しかし、脚本家が選ぶ賞だから、やっぱ審査員の作風と合致した人が選ばれるもんだね。複数名いるから幅はあるんだろうけどさ。