羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

仮面ライダーゴースト 1

2016-01-18 19:13:13 | 日記
寺で通信障害が拡まったことについて協議するタケル達。龍馬は軍鶏鍋? を食べながら様子を伺っていた。「このままだと被害が拡がっちゃうっ」タケルは寺を飛び出そうとしたが「事件のことは我々に」「タケルにはやらなきゃいけないことがあるでしょう?」と御成とアカリに止められた。「この大変な状況と、親子喧嘩、どっちが大事かなんて!」反論するタケル。「ここは私達に任せて。原因を突き止めたら、すぐ連絡するから」諭すアカリ。「頼もしい仲間がおるではないか?」龍馬は面白がった。「わかった。行こう、龍馬さん」タケルは受け入れ、龍馬から体を返された長正と共に再び薩之進の工場へと向かった。
道すがら長正からかつて父と3人で衛星開発をしていた兄は開発途中の父との些細な口論で職場を出たところで交通事故に遭い亡くなっていたことを聞かされたタケル。長正は父、兄、自分で撮った当時の写真を懐かしそうに見ていた。マコトはアカリから事態を電話で知らせれていた。カノンの入院する病院にいるマコト。「お兄ちゃん、タケル君達のことが心配なんでしょう? 私なら大丈夫だから、助けてあげて」カノンに言われ「ありがとう」マコトは助太刀することを決めた。
タケルはまず一人透明化して薩之助のいる社長室に入ってみた。薩之進は「あの頃が一番幸せだった」と長正と同じ写真を見て悔やんでいた。「だったら長正さんと一緒に」突然姿を現したタケルに驚きつつも、亡くなった長男を思い出すと受け入れない薩之進。「もう帰ってくれっ!」タケルは追い出されてしまった。御成とシブヤがアカリが怪しいと見たポイントに調査に向かうと、眼魔達に遭遇。眼魔アサルトに背後を取られた! 一方「俺、見てみたいんです、長正さんと薩之進、そしてお兄さんの夢の結晶をっ!」タケルが長正に言うと、龍馬の意識が表に出てきた。
     2に続く

仮面ライダーゴースト 2

2016-01-18 19:13:05 | 日記
「龍さんよ、おんしの倅はようやくわかってきたようぜよ」龍馬は笑みを浮かべた。ここでシブヤから救援を求める電話が入った。タケルはすぐに向かおうとしたが「場所もわからんのに焦るな!」龍馬に止められた。御成達の元にはマコトがフォローに入った。「お前はお前のやるべきことをしろ!」電話でタケルに活を入れるマコト。「仲間っちゅうのはええもんじゃなっ」感心する龍馬。「俺、もう一度薩之進さんに会いにゆくよ!」タケルは腹を決めた。
マコトはスペクターに変身した。眼魔コマンド&アサルトを素手で倒してゆくマコト。さらにツタンカーメンフォームにチェンジする。「伏せろっ!」棒切れを持って奮闘していた御成とひたすらビビってきたシブヤを伏せさせるマコト。「オメガファングッ!!」マコトは鎌で周囲を薙ぎ払い、眼魔達を一掃した。
タケルは長正と薩之進を改めて工場で引き合わせていた。「俺、長正さんと薩之進さんの衛星が打ち上がるのを見てみたい。二人とも同じ夢を持っていて、力を会わせれば手が届きそうなのになんで一緒にできないんです?! お兄さんは、叶えたくてももう手が届かないんです。生きている長正さんと薩之進さんが頑張れば、お兄さんと一緒に見た夢が叶うんです! お兄さんの思いは生き続けるっ!」熱弁するタケル。「思いは生き続けるか、あいつは許してくれるだろうか?」呟く薩之進。「許すも何もっ、きっと喜ぶよ! 僕らはずっと父さんの背中を追い掛けてきたんだっ!」勢い込む長正。薩之進は涙ぐんで手を差し伸べた。握り返す長正。「よろしくな」「うんっ」父子の和解に「よしっ!」タケルは笑顔でガッツポーズを取った。
アカリは眼魔の出現ポイントから衛星通信管理センターを特定していた。その管理センターではアランが眼魔界で兄アデルに謁見した時のことを思い出していた。
     3に続く

仮面ライダーゴースト 3

2016-01-18 19:12:57 | 日記
眼魂の『死者復活』の力を自分は知らなかったと問うたアラン。指で神経質そうに肘掛けを打つアデル。「肉体を得る力など、我らにとってなんの価値があるというのだ? 価値があるとすれば、兵器としての力のみ」「故に私に何も告げずにジャベルに命令を?」「そうだ。我らの世界の為には向こう世界の人間が必要だということはわかっているはずだが?」「はい、兄上」アランは頭を下げたが、屈辱を感じているようでもあった。
「準備万端です」プラネット眼魔に話し掛けられ我に返るアラン。「始めるとしよう」アランに促され、プラネット眼魔は怪電波を管理センターのアンテナを介して衛星まで放ち、衛星を乗っ取り、衛星から地上の広域に怪電波を放射し始めた。開発業者である長正にもすぐに事態の知らせがきた。乗っ取られたのは薩之進が開発した衛星だった。管理センターの前に御成、シブヤ、マコトも到着した。タケルと電話していたアカリは電波障害のショックで気絶、同じく不用意にアカリよスマホを取った助手をしていたナリタもアカリの上に重なるように気絶し、体から生命力のような球体を抜き取られた。街でも広範囲でスマホを使っていた人々が気絶し、生命の球体? を抜かれていった。衛星の巨大な紋章に集められたそれらは管理センターの小さな紋章を通じてプラネット眼魔に送られ、プラネット眼魔はそれらを全て吸収していた。それを満足そうに見ているアラン。
寺の地下では倒れたアカリとナリタの姿を仙人が見ていた。「いよいよ本気になったということか」仙人はモノリスを振り返っていた。タケルがアカリとの通話が途絶えたことに戸惑っていた工場では電話していた一人の工員が倒れ、生命の球体を抜かれようとしていた。その球に触れ、驚くタケル。その中には朝、家族に見送られる工員の温かな思いがあった。
     4に続く

仮面ライダーゴースト 4

2016-01-18 19:12:47 | 日記
球は頭上に奪われていった。「必ず助けるから、待ってて」タケルが呟いていると「眼魔の目的は人の魂を集めることみたいだなぁ」ユルセンがどこからともなく現れて言った。「なんてことをっ!」タケルが工場の外に駆け出すと、外でも四人の工員が倒れていた。「我々にも手伝わせてくれ」「僕達と、兄さんの夢が悪用されるなんて許せません!」追い掛けてきた薩之進と長正が申し出てきた。「行きましょう!」タケルは二人を連れ、管理センターへ急いだ。
タケルが管理センターに駆け付けると、マコト達は案外まだセンターの外で様子を見ていた。そこへプラネット眼魔が眼魔コマンドを連れて現れた。「人の命をなんだと思っているんだ?」眼魔に鋭く言うタケルに、シブヤはクモランタンで眼魔達を照らした。「我々の世界の為に有効に活用させてもらいます」半笑いのプラネット眼魔。「俺は自分の夢なんてわからない。でも俺は皆の命、夢を守りたいっ。それで仲間と笑っていられる世界を作る!」宣言すると、懐のオレ魂が光り出した。「よう言うた!」龍馬が長正の意識と取って替わる。「げにまっことデッカい夢ぜよ! ワシの夢は、ワシが死んだ後も同志に受け継がれて今の日本を作った。人の夢は、思いは繋がってゆくんぜよっ! ワシの心を受け取れ!」龍馬は眼魂化して長正の体を出てタケルの手に収まった。
「ありがとう龍馬っ」タケルは御成達に長正達を管理センターの中に向かわせ、自分とマコトで眼魔達を引き受けた。「俺は、俺を、仲間を、信じる。変身!」「変身!」タケルとマコトはそれぞれ闘魂フォームとスペクターに変身した。乱戦になるが、アランが生身のまま高速で介入してきてマコトに掌底で打ち掛かってきた。「アラン?!」戸惑い、手出しはできないマコト。管理センターの制御室に御成達の手引きで来た長正と薩之進が
     5に続く

仮面ライダーゴースト 5

2016-01-18 19:12:36 | 日記
衛星へのハッキングを始める中、アランに手を出せないまま、ガンガンハンドを奪われて打ち払われるマコト。「スペクター、君には失望した」マコトは新しい眼魂のスイッチを入れたが起動しなかった。「こいつはまだ使えないのかっ」代わりに信長眼魂をドライバーに装填するマコト。パーカー霊状態でもやたら強い信長が周囲の眼魔コマンドを払い、アランも後退させる。銃撃で眼魔コマンドを次々倒すマコトを見ているアラン。衛星へのハッキングは完了した。物理的手段だが、眼魔の支配から解放された衛星。
「これは?!」異変に気付くプラネット眼魔。アランも動揺する。「タケル殿っ! 人工衛星を奪い返しましたぞぉ!」外へ出てきた御成が叫ぶ。中では長正と薩之進が笑顔で握手していた。「俺達の番だ、龍馬っ!」龍馬眼魂をドライバーに装填するタケル。「アーイ! バッチリミナー、バチリミナーっ」龍馬のパーカー霊がドライバーから飛び出す。「タケル行くぜよっ!」この姿でも自我がハッキリしている龍馬。「カイガン、龍馬っ! 目覚めよ日本、夜明けぜよ!!」タケルは闘魂ベースで龍馬フォームに変身した。
「ハァッ!」サングラスラッシャーの一振りで残存の眼魔コマンドを一掃するタケル。「私が直接衛星を奪い取って参ります!」「任せたぞ」アランは去った。「リフトオフ!!」プラネット眼魔はろけっとようにジェット噴射で空へと上昇し始めた。「宇宙まで行けるの?!」焦るタケル。「タケル~、これを使え!」ユルセンはキャプテンゴーストを呼び出した。「うわっ?!」船に生えたイグアナの手で掴まれ、そのまま上空に連れてゆかれるタケル。「うっ、くっ、息ができないっ! 死ぬっ!」高度が上がり呼吸できなくなるタケルだったが、「あっ、俺、ゴーストだった」呼吸できなくて問題無し! タケルはキャプテンゴーストに運ばれ、宇宙空間に飛び出した。
     6に続く