羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

フラジャイル

2016-01-21 17:48:13 | 日記
裏の結婚御祝儀効果も落ち着き、視聴率UP。今回のケース自体はむしろかなり地味だったし1件のみの回だが、部長が案外すぐ軟化し、救命の臨床医の対立も1話程険悪にならず、岸も口は悪いが概ね正論を言うのみでやはり1話程は煽りまくったり不機嫌なままはっきりしない態度はとらなくなった。
ヒロイン智尋も「お前は刑事か?」とツッコまれつつ、現場に出て調査し、実は逃げてきたと告白し、最後はちゃんと成長し、と1話でわちゃわちゃしたり、岸だけでいいんじゃないの? 思わせるようなとこはサクッと解消された感じだ。岸が現場にきた時、ちゃんと盛り上がったしね。まぁ、あれ? 新人探偵とベテラン探偵のコンビ? みたいな空気も出ちゃってたけど。ラストにパンを渡すのも、最初に森井にだけ渡す件でこれ最後は智尋に渡すなぁって思わせて最後にやっぱり渡していてね。
全体的にもう一度物語の始まりを煮直したような2話で、見易い作り。上手くいった時の日テレドラマみたいなクセの無い仕上がり。なんか珍しい。フジテレビドラマというとどうしても陰惨になり過ぎるか、今になってどうした? っていうバブリーなドラマが多いから。主役慣れした武井と長瀬だから安定しているということもあるんだろうけどさ。
原作は知らんが予告ではゲストっぽい松井玲奈の役が原作では智尋並みの人気キャラ? のようだ。ここまではそんな感じでもなかった森井も智尋と親くなるような筋もあるようだし、原作のキャラとドラマのキャラの関係性やポジションの違いや、それなりの原作ターンの回収なんかも混じり、2話までの流れとはまた違う混沌とした後半になる気配。
漫画の実写化は、無理に原作の件を当て嵌め過ぎると返ってややこしくなる気もしないではないけどなぁ。

愛おしくて

2016-01-21 17:48:03 | 日記
こういうノリを昼ドラ的というのかな? 小夏パートは文系邦画風。はよ救急車呼ばんかいっ、とツッコみたくはなったがそれより紙音が不倫相手じゃなかったとか逆にややこしいわっ! 真の浮気相手登場みたいな話になるのかね? その件必要かなぁ。まさか怜子じゃないだろうけど、怜子以外のぽっと出の人が「実は私でした」みたいに出てきてもなぁ。不倫以外の理由で蒸発していたのかねぇ? いや、そもそもそこまで辰造蒸発の真相を掘り下げる話なのかな、とは正直思いもする。
怜子は作家としてはもう枯れているのかと思わせてそうでもない様子。情動が高まるとまだ創作できるスピリッツは残ってた。凄いカメラ目線っ! 今のところ別に光太郎と小夏が恋する訳でもないから嫉妬が空回りしている気もしないではない。まだあのポンコツ教授とちゃんと整理もできてない様子だしね。
1話でにおわせた盗作の件が3話でようやく回収されるようでもある。でも怜子は純粋に作家として業界に君臨している訳でもないし、特別にパッションが高まった時という条件付きながらまだ自分でも作れるようだから『盗作』の重みはちょっと薄れるかな? 薄れるといえばあの犬! 2話も導入では役割を果たしたが、発見する段では微妙な扱いだった。まぁ別に保護犬メインの話ではないんだろうけどさ。
意外に勢いで処理されるパワー展開の多いドラマだ。1話の『自動車アタック』の時点でその兆候は確かにありはしたがね。ここから予想もしない件がちょいちょい期待できそうだ。