今日ジイジは会社に居た頃の先輩の葬儀に参列しました。
帰ってきたとき会葬御礼の中に“清めの塩”がありません?
落としたんだろうと思っていました…がこんなしおりが入っていました。
帰ってきたとき会葬御礼の中に“清めの塩”がありません?
落としたんだろうと思っていました…がこんなしおりが入っていました。
古来、日本の原始社会において「死」は「けがれ」「不浄なもの」 と云う考えがあり、死者に接しあるいはその場に居合わせたり したら、その「けがれ」を「清める」と云う風習がありました。 しかし正しい仏教は「生」と「死」は表裏一体をなすものであり 「死」は仏土(清浄な安養界)に生まれさせていただくことである という教えです。 それ故、葬儀は、先に成仏した故人の遺徳を偲びつつ、 この自己もまた死を背負いながら生きているという現実を 見つめなおす、厳粛な儀式です。 従って、「死」を「けがれ」と考え、お清めするための「清め塩」を 用いる事は仏教においては必要ないことなので、 これを廃止することにした次第です。 合掌 |