広い意味では仏教徒になるのでしょうから、仏陀誕生の地であるインドは、『0』誕生の地と同様に、私にとっては大切な場所ですし、日本人の殆どが同じような思いではないでしょうか。
私にとってはもう一つ大きな思いを持つ理由があります。
それは『ベンガラ色』です。
これは酸化第二鉄を主成分とした顔料の色の事を指すのですが、私はこの色が子供の頃から好きなのです。
なぜなら、昔から朱墨と言えば、このベンガラ色だったからです。
このベンガラ色の朱墨で、週に二回添削されるのですから刷り込まれちゃいますよね(^○^)
最近まではこのベンガラ色の墨をすって添削していたのですが、するのが間に合わなくなってきたので、不本意ではありますが、オレンジ色の墨液を使っているのです。
この顔料はインドのベンガル地方で良質のものが採れるらしく、私のインドとの深いつながりを作っているのです。
その事を先日知り合いになったばかりのインド人に話したところ、とても興味深く聞いてくれました。
ま、落ちの無い話しです(笑)