松山愼介著『「現在」に挑む文学』(響文社)本日発売です。1600円+税。井上光晴の1950年代~、大江健三郎1960年前後、村上春樹1968年~、ということで戦後の政治と文学の流れが概観できるようになっています。目次を紹介しておきます。
村上春樹と「一九六八年」
一 はじめに
二 『ノルウェイの森』のなかの「死」
三 『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』
補注 デレク・ハートフィールドについて
四 『ノルウェイの森』と学生運動
補注 『Norwegian Wood』の訳語について
五 『ねじまき鳥クロニクル』とノモンハン戦争
六 『辺境・近境』 村上春樹のノモンハン
補注 歴史としてのノモンハン戦争
七 『ねじまき鳥クロニクル』第三部
八 『羊をめぐる冒険』
九 『ダンス・ダンス・ダンス』
十 村上春樹と「死」
十一 村上春樹と「正義」
大江健三郎・一九六〇年前後
一 はじめに
二 大江健三郎の少年時代
三 大江健三郎と学生運動
四 『われらの時代』
五 大江健三郎と六〇年安保闘争
六 『セヴンティーン』
七 『政治少年死す―(セヴンティーン第二部)』
八 「風流夢譚事件」と『政治少年死す―(セヴンティーン第二部)』
九 大江健三郎と右翼団体
十 長男・光の誕生と大江健三郎の心身の危機
十一『ヒロシマ・ノート』
井上光晴という生き方
一 はじめに
二 井上光晴と谷川雁
三 井上光晴の自筆年譜における虚構
四 詩人として出発した井上光晴
五 『書かれざる一章』とその背景
六 共産党員・井上光晴と『書かれざる一章』
七 『書かれざる一章』と平野謙と中野重治
八 『書かれざる一章』と埴谷雄高と吉本隆明
九 共産党の五〇年分裂をえがいた『病める部分』
十 小説と虚構 弱者の立場に身をおき、弱者になりきること
十一 長崎の原爆と問題を扱った『地の群れ』
十二 『地の群れ』 海塔新田と
十三 新たなる出発 『明日』
十四 井上光晴の闘病と死
あとがき
解説 神山睦美
村上春樹と「一九六八年」
一 はじめに
二 『ノルウェイの森』のなかの「死」
三 『風の歌を聴け』と『1973年のピンボール』
補注 デレク・ハートフィールドについて
四 『ノルウェイの森』と学生運動
補注 『Norwegian Wood』の訳語について
五 『ねじまき鳥クロニクル』とノモンハン戦争
六 『辺境・近境』 村上春樹のノモンハン
補注 歴史としてのノモンハン戦争
七 『ねじまき鳥クロニクル』第三部
八 『羊をめぐる冒険』
九 『ダンス・ダンス・ダンス』
十 村上春樹と「死」
十一 村上春樹と「正義」
大江健三郎・一九六〇年前後
一 はじめに
二 大江健三郎の少年時代
三 大江健三郎と学生運動
四 『われらの時代』
五 大江健三郎と六〇年安保闘争
六 『セヴンティーン』
七 『政治少年死す―(セヴンティーン第二部)』
八 「風流夢譚事件」と『政治少年死す―(セヴンティーン第二部)』
九 大江健三郎と右翼団体
十 長男・光の誕生と大江健三郎の心身の危機
十一『ヒロシマ・ノート』
井上光晴という生き方
一 はじめに
二 井上光晴と谷川雁
三 井上光晴の自筆年譜における虚構
四 詩人として出発した井上光晴
五 『書かれざる一章』とその背景
六 共産党員・井上光晴と『書かれざる一章』
七 『書かれざる一章』と平野謙と中野重治
八 『書かれざる一章』と埴谷雄高と吉本隆明
九 共産党の五〇年分裂をえがいた『病める部分』
十 小説と虚構 弱者の立場に身をおき、弱者になりきること
十一 長崎の原爆と問題を扱った『地の群れ』
十二 『地の群れ』 海塔新田と
十三 新たなる出発 『明日』
十四 井上光晴の闘病と死
あとがき
解説 神山睦美
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