前日に、どこを走ろうかとググっていると、篠山市がヒットしました。
篠山市にサイクリングコースがあり、とても興味をそそられました。
秋と言えば丹波篠山!
丹波篠山と言えば、黒豆、ボタン肉!!
と言う単純な理由だけでなく、高低差も低そうだったので篠山市で走ることにしました。
流石に篠山まで自転車で行くのは無理なので、デリカに積んで移動です。
JR篠山駅近くのパーキングに停めて準備します。
今日のコースは、丹波竜の里公園で恐竜焼きを食べて、そこからUターンして篠山城跡へ行って、ランチとスイーツを食べるコースです。
全工程を距離にすると約30㌔くらいです。
8時50分にスタートして、先ずは176号線から篠山川を目指します。
この日は前日よりも爽やかな天気でしたが、風が少し強い日でした。
176号線を右折し、舞鶴自動車道の丹波篠山インターを越えた所にある交差点を左折します。
そこに三田屋さんがあります。
ここのお肉美味しいんですよね〜
舞鶴自動車道を潜ってしばらく走ると、篠山川に到着しました。
後は川沿いを下って行きます。
思ったほど風の影響もなく快調快調!
そのまま篠山川から少し離れ77号線に入り下っていくと、看板が出てきました!
目的に着実に近付いています。
更に進んでいくと、旧道にそれる道が出てきます。
真っ直ぐトンネルを進むと77号線で、左に行くと旧道です。
実はこの旧道が、今はサイクリングコースになっていて、中々の景色だそうで楽しみにしていました。
そのまま左に進んで行くと、直ぐにサイクリングコースの入口に到着しました。
車が入れないので、快適に自転車を楽しめます!
それは車にとっても同じで、トンネルの中を自転車が走っていない方が安全に走行できます。
こんな専用道路がもっと増えるといいのですが…
ここから川の景色も渓谷となり、JR福知山線が並行して走っています。
これは旅らしい景色でテンションが上がります!
電車が通るといい写真が撮れそうなのですが、残念ながら電車が来ることはありませんでした。
サイクリングコースには、景色を楽しめるようにベンチが数カ所設置されていました。
私もベンチでちょっと休憩…
休憩して景色を楽しまながら走っていると…
思ったよりも早くにサイクリングコースの終点へ到着してしまいました。
距離にしたら2kmくらいでしょうか。
もう少し長ければいいのですが…
それでもトンネルの中を走らずに済むのはありがたいです。
そこから77号線に合流し、更に下って行くと…
丹波竜公園に到着しました!
入口には実物大の首長竜がお出迎えです。
中々の迫力です。
他にも、小型の恐竜や…
恐竜の骨の滑り台がありました。
先ずは我慢していたトイレを済ませ…
目的の恐竜焼きです。
「あんこ」と「お好み焼き」の2種類があり、「あんこ」をチョイスしました。
丹波大納言小豆を使った「あんこ」はとても美味しく、私好みの薄皮で「あんこ」をしっかりと堪能出来ました。
ここ丹波では、恐竜の化石が沢山見つかっていて、大きいものでは全長15メートルほどあるそうです。
私は恐竜に詳しくありせんが、他にも色々とみつかっているようです。
また、化石の発掘体験もできるようです。
とても涼しく、天気も最高!
スイーツで充電したら次は篠山城跡を目指します。
ここまでは下り基調でしたが、今度は戻るので登りになります。
とはいえ、それほどきつい坂はありません。
左足の関節の痛みが出るか心配でしたが、問題なく走り切ることができました。
途中で黒豆を販売している所が何箇所かありました。
流石、黒豆の名産地、丹波篠山です!
自宅に帰れるなら買って帰るところですが…
残念…塩ゆでにするとサイコーなんですよね。
一直線の道を快調に進みます!
そして、篠山城跡に到着しました。
どうやらお城の裏側に到着したみたいですが、すごい数のハスが群生しています!
蓮の花のシーズンは7月〜8月なのですが、ぽつぽつ咲いてる花もありました。
そして、池の中には大量の鯉や鮒が生息しているようです。
蓮を背景に1枚…
そして、裏側から城跡へ入りますが、裏から入って正解でした!
この石垣は中々の迫力がありました。
表から入ったら、わざわざ裏には回らないと思うので、この景色が見れて良かったです。
早速表に向かい、城跡に入ります。
どこかの遺跡を探検しているような気分になります。
私は歴史にも詳しくありませんが、この篠山城は徳川家康が、大阪の豊臣をはじめとする西国の諸大名をおさえることを目的に築城されました。
最初の城主は、徳川家康の実子である松平康重とのとこです。
篠山城の特徴は天守を持たない城で、建築物は大きく分けると、政治を行っていた大書院と、城主が生活をしてたい二の丸御殿に分けられます。
因みに、二の丸御殿は明治6年の廃城令によって取り壊されました。
しかし、大書院は保存を願う人々の努力により、取り壊しを免れることが出来ましたが…
昭和19年に火災により消失してしまいます。
しかし、平成12年に市民の願いと尊い寄付によって、大書院は再建されました…
と、撮影した写真とネットを駆使して調べてみました(笑)
先ずは大書院の裏にある、二の丸御殿があった場所へ向かいます。
左手に見えるのが大書院で、その右手が二の丸御殿跡になります。
かなり広い場所なので、再建出来れば立派な建築物になったと思われます。
しかし、二の丸御殿は立体的に復元できる資料がなく、6種類の間取り図の中でも最も古い図面をもとに、平面表示の工法で復元されました。
台所は生活感がありますね。
御鈴之間とか…
どんな部屋だったのでしょうか? 中2心がくすぐられる名前です。
これが最古の間取り図のようです。
ここにこれだけの建築物があったのだと思うと感慨深くなります。
篠山城跡を後にし、お次は城下町を訪ねます。
正面に見えるレトロな建物は「大正ロマン館」で、お土産を購入できたり、洋食のレストランもあります。
ちょうどお昼だったのですが、ちょっと一人では入りにくいのでパス…
少し進むと、お店が沢山並んでいます。
丹波篠山と言えば牡丹!猪肉です!
未だかつて、私は美味しい!と言える猪肉に出合ったことがなく、獣臭のする猪肉しか知りません。
しかし、ちゃんとした猪肉は相当美味しいとも聞いているので、是非堪能したいところですが…
お店の前でしばし考え込みます…
お手軽ぼたん鍋、2,950円…安い!!
でも、せっかく消費したカロリー以上は食べたくなかったので、他の店を見てみようかと歩きだした所にこんな看板が!?
な…なんと!?但馬牛と猪肉の炙り肉寿司の食べ比べ3種盛りです!
唐突ですが、日本三大和牛である近江牛、松阪牛、神戸牛は有名ですが、その三大和牛のルーツが但馬牛なのです。
その但馬牛と猪肉の食べ比べとは、なんとも贅沢な組み合わせ…
3貫で1,400円は中々ですが、カロリー的にもこれならおさえられそう?な気がしたので、カウンターへ直行しました。
注文して5分…炙りお肉寿司がきました!
右から但馬牛の大トロ、まん中が特選、左がぼたんです。
先ずは大トロ、そして特選をしっかりと噛み締めます…
こちらは予想通り「旨い…」の一言に尽きます。
最後にぼたん…
獣臭を警戒していましたが、全く臭いはなく炙り肉の旨みが口に広がり、こちらも素直に美味しかったです。
ですが、タレの味がしっかりと染み込んでいるので、猪肉本来の味は正直分かりませんでした。
次はぼたん鍋に挑戦したいですね。
それでも、但馬牛と猪肉を食べれて十分満足できました!
そして、ご飯の後はスイーツです。
スイーツは通りに出た時から決めていた、黒豆ソフトです!
やっぱり丹波篠山なら黒豆にあやかったものを食べておきたいところです。
行き交う人達を見ながらゆっくりした時間を過ごします。
お腹を満たした所で、出発点へ戻ります。
ここからは少し本気でペダルを踏みます。
ミニベロで、しかも最下級が本気を出してもしれてますが…
途中で部活帰りの中学生に、ちっこい自転車で飛ばしてるおっさんが珍しかったのか追いかけられまして…
「絶対抜かすぞ!負けるなや!」とか声が聞こえました(笑)
まぁ、そこは腐っても自転車乗りです。
ママチャリの中学生など、軽くひねってやりました…(*´Д`)ハァハァハァハァハァハァハァハァハァ…
かなりキツかったですが、苦難を乗り越え無事にデリカの元に戻ってこれました。
本日の結果は…
走行距離35km。
アベレージ16.6km/h。
マックススピードは39.6km/h。
平坦なコースでもあり、私レベルならこんなものでしょう。
この日も楽しいツーリングが出来ました。
2日間の走行距離は79kmでした。
今度は家族でのんびり自転車ツーリングしたいですね。
また、何処かの観光地で楽しみたいと思います。