久多川に行けない日々を過ごしている、最下級釣り師でございます。

リップが折れたDrミノーです。
渓流でのルアーロストはかなり減りましたが、今はこのリップの破損により多くのDrミノーが使えない状態になっています。

『お湯丸』を探していたのですが、中々見つけられず、この『おゆプラ』なる商品を見つけました。


③『お湯プラ』を取り出し、手で固めてます。この時、『お湯プラ』が熱くなっているので、火傷に注意して下さい。
④その『おゆプラ』をリップの折れてないルアーのリップ部に押し当てて型取りをします。
⑤10分程したら、十分固まった事を確認してから『おゆプラ』を外します。
⑥次にリップの折れたミノーをこの型に押しはめます。
⑦エポキシボンド2液を同量混ぜます。
⑧混ぜたエポキシボンドを、リップへ適量流し込みます。
⑨1時間程乾燥させたら、ゆっくり剥がします。
全方向の画像です。



流石に元通りとはなりませんが、無くなったリップが復活しました。


イビツナ形になってしまいましたが、そんな事よりキチンと泳いでくれるかどうかです。
シーズン最後の釣行でスイムテストって…
今、屋根裏にある私の唯一のスペースが、猛暑により使い物になりません。
私の屋根裏部屋にもエアコン設置を…と考えてはみるのですが、そもそもここは納戸である事から、間違いなく嫁からは反対されるでしょう。
そんな屋根裏部屋へ久々に上がり、ある物を回収して来ました。
それは…

リップが折れたDrミノーです。
今シーズンだけでもいくつ折れた事か…

写真の他にも、後4個程引き出しの中で眠っています。
そこで、このミノーを復活できないかネットを漁っていると…ありました!
ミノーのリップ補修をされてる方は多いです。
リップだけ何とか出来るのなら、捨てるのは勿体ないですもんね。
私は『お湯丸』とエポキシボンドを使った補修に挑戦してみました。
材料は、全てダイソーで揃えました。

『お湯丸』を探していたのですが、中々見つけられず、この『おゆプラ』なる商品を見つけました。
これは、80℃以上のお湯に3分浸けると、柔らかくなり加工が出来、温度が下がると固まるプラスチックです。
中身は『お湯丸』と同じなので、もしかしたら『おゆプラ』に変わったのかもしれません。
では、どの様に補修していくのかを説明させて頂きます。
①リップが折れていない同型のルアーを用意します。

②『おゆプラ』を一つ出し、温めた80℃以上のお湯に3分程浸けます。

③『お湯プラ』を取り出し、手で固めてます。この時、『お湯プラ』が熱くなっているので、火傷に注意して下さい。

④その『おゆプラ』をリップの折れてないルアーのリップ部に押し当てて型取りをします。

⑤10分程したら、十分固まった事を確認してから『おゆプラ』を外します。

⑥次にリップの折れたミノーをこの型に押しはめます。
左右の角度や前後の位置に注意して下さい。

⑦エポキシボンド2液を同量混ぜます。
この時、ゆっくりかき混ぜた方が、気泡が少なくなる気がします。

⑧混ぜたエポキシボンドを、リップへ適量流し込みます。
私は、ヘラの角から垂らす様に流し込みました。量が多いとリップの型から流れ出すので、注意して下さい。

⑨1時間程乾燥させたら、ゆっくり剥がします。
『おゆプラ』にエポキシボンドが付くことなく綺麗に剥がせますが、固まり具合が良くなかったら、無理せずもう少し置いて下さい。

全方向の画像です。




流石に元通りとはなりませんが、無くなったリップが復活しました。
⑩ここから一晩寝かせて、翌日にヤスリでバリ取りと形を整えました。

完成です!

イビツナ形になってしまいましたが、そんな事よりキチンと泳いでくれるかどうかです。
しかし、ちょっとリップが右に傾いているかなぁf(^_^;
後はスイムテストをして終わりなのですが、こればかりは釣りに行くしかないですね。
9月に、私にとってシーズン最後になる、久多川釣行を計画中であります。
シーズン最後の釣行でスイムテストって…
もう笑うしかありません。
しかし、この修復方法で使用に問題無ければ、今眠ってるDrミノーを復活させる事が出来ます。
とある名のある主様が、今の私の心境を語ってくださいました。
『黄泉の国から戦士達が帰ってきたぁぁあ!!』
との事です。

今回は3個修復してみました。
今後も、今眠っているリップレスになったDrミノーを復活させたいと思います。
スイムテストが例え駄目だったとしても、そこは釣り師としての腕が試されるところです(最下級の腕前ですが…)!
私のDrミノーは蘇るのです!
ゾンビのように何度でも!!
(ダイワさんごめんなさい。。。)