今週の木曜日、シュルが卒園式を迎えました。
入園したのが6年前…
まだ喋る事も出来なかったシュルが、もう卒園することに時の流れを感じます。
シュル、卒園おめでとう!
そんな卒園式が終わった後、シュルが「マックのテリヤキバーガーが食べたい!」と言うのでマックに向かっていた時でした…
最下級「マジっすか!?」
次の日は有休を取得していたのですが、てっきり家の用事を仰せつかるかと思っていたのに、まさに晴天の霹靂…寝耳に水…藪からスティック!
もう釣りに行くしかありません!
万が一の事を考え、寮からは渓流タックルを持って来ていましたが正解でした。
そして翌日…
朝の気温は1℃と低く霜が降りていましたが快晴です!
快晴が釣りに良いとは言えませんが、とても清々しい気分です。
家を出て約1時間で到着しました。
因みに今日も放流日なので、とても車が多く平日とは思えません。
しかし、私は放流魚ではなく天然魚を求めていたので上流を目指しました。
今日はボウズ覚悟の釣行です(いつも覚悟している)!
そして、まだ人がいないスペースにコペンを滑り込ませて、そそくさと準備し入渓します。
青空の下での釣りはやはり気持ちがいいもんです。
渓に降り遡上します。
アチコチに良さそうなポイントがあります。
ですが、魚影すら確認する事が出巻きません。
例え釣れなくてもルアーを追い掛けてくる魚影は見えても良さそうなもんですが…
因みに今日はスプーンのみを使用する事に決めていました。
理由はまだ水温が低いので、スローな釣りの方が良さそうな気がしたからですが…
遡上しながら、キャストとリトリーブを繰り返します。
こんな岩場を乗り越え…
その先にある楽園を目指します!
流石、滋賀県屈指の渓流です。
久多川よりスケールが大きいです。
入渓してから2時間、ひーこらしながら遡上して行きますが、アタリどころか魚影すら確認出来ない状況に凹みます。
そして、やっと魚影を確認出来たのがこの僅かな隙間です。
スプーンの後ろに付いてきたのですが、直ぐに岩陰に隠れてしまいました。
魚影は間違いなくアマゴです!
私はアマゴに問いかけます。
最下級「ほーら、怪しいおじさんじゃないよ。ちょ~っとだけ写真撮らせてくれないかな?」
最下級「その代わりに、その美味しそうなスプーンを食べてもええんやで…へへへ…(^ρ^)」
アマゴ「…」
しかし…アマゴは姿を見せてはくれませんでした(泣)
それでも魚影が確認できました!
ここから先はまだ先行者が入っていない可能性が高そうです。
これは期待がもてます!
そしてほどなくして…
ここで本日の初ヒットでしたが、残念ながらバラしてしまいました。
更に遡上していくと、アマゴがルアーの後ろを付いてくる様子がチラホラ見えるようになって来ました!
良さそうなポイントで魚影が確認出来ますが…
ヒットには至りません(泣)
少し疲れてきたので、休憩してコーヒーを沸かそうとしたのですが…
持って来たはずのバックパックがありません!
コペンに置いてきてしまいました(゚∀゚)マジッスカ!?
ここまで、背負っていない事に気付かない自分に驚きです。
カップ麺も買っていたのに…
今日はお昼抜きです。
岩に座って綺麗な渓相を眺めます。
とても綺麗な景色なのにコーヒーがない事に釣果とは別の口惜しさが滲みます。
ふと足元を見ると、カゲロウの成虫が岩にとまっていました。
種類までは分かりませんが、フライのシーズンも到来しているようです。
そう言えば…私のフライは…
…気を取り直し遡上して行きます。
それにしても晴れた日は水がとても綺麗に見えます!
凄く綺麗なエメラルドグリーンの水です。
そしてこの淵を越えた所に…
良さそうなポイントがありました。
静かに近寄りキャストします。
リトリーブしていると魚影が追ってきます!
残念ながらヒットしませんでしたが、少し時間をおいて再びキャストします。
リトリーブしていると、2匹の魚影が我先にとスプーンを追い掛けてきます!
すると、そのうちの一匹がスプーンにチェイスして難なく釣ることができました!
サイズはとてもちいさいですが…^_^;
とても綺麗なアマゴです。
放流モノか天然モノか…私には判断ができませんが、これは天然モノと言うことに決めました。
気を良くした私は空腹も忘れ更に遡上していると、支流との分岐点でおじさんがご飯を食べていました。
最下級「こんにちは!どちらに上がりますか?」
おじさん「なんや?」
最下級「どちらの川に釣り上がって行きますか?」
おじさん「あー、俺釣りちゃうねん。仕事でここにおんねん。」
と、ヘルメットを見せてくれました。
釣りとは関係ない人でしたが、やはりちゃんと声掛けする事は大事ですね。
これで堂々と遡上できます!
スミマセン…と声を掛け、遡上して来た川筋を歩き始めた時でした。
前方に人がいます。
ちょうど工事のおじさんの休憩している所には、入渓する階段があったのでここから入って来た人かと思ったら…
どんどんと釣り下って来るではありませんか!!
これはルール違反です!
餌師の方かテンカラ師の方かは分かりませんが、長い竿を振っているのが見えます。
一気にやる気が無くなってしまい、脱渓することにしました。
ここまでの釣行時間4時間30分。
時間は13時を回っています。
後1時間は釣りをしていたかったのですが残念です。
林道を歩きコペンまで40分ほど歩いて戻りました。
遡上していたのに、前から人が来た時の絶望感は凄いですね。
まだ渓流を始めたばかりの頃は釣り下っていたこともありましたが、運良く釣り人に出会う事はありませんでした。
今回の経験から、釣り下る事はしないようにルールは守りたいと思います。
それにしても釣り師が多い渓流です。
金曜日とは言え平日なのに驚きました。
今から5月いっぱいは虫も少く、快適に釣りが出来る季節なので、仕方ないと言えば仕方ないのですが…
1つ良い事は、これだけ人の気配があると熊やイノシシや猿は近づいて来ないのかな?…と前向きに捉えております。
話は変わりますが…
今週の初めに、師匠がガリバーさんへお邪魔したそうで、とても綺麗なレインボーをゲットされておりました。
次はドラグを鳴らす釣りもいいかも?と考えてしまいます。。。