久々に渓流へ行って来ました。
前夜、久し振りに釣り道具を見て、はやる気持ちを抑えるのに精一杯で、結局眠りについたのが午前0時を回ってからとなってしまいました。
少し、暑さも和らいだ今日この頃。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
最下級釣り師でございます。
釣行当日は薄暗い中、午前5時に出発し、6時20分に現地に到着しました。

朝日が眩しく輝き、渓も水量がそこそこありそうです。

早速、補修したDrミノーをチョイスします。

ゲーターを装着します。
考えてみれば、今シーズンは初ゲーターでありながら、今日でもう渓流へは来れません。
ハイシーズンを堪能する事無く、ゲーターを片付けなければならない事に、些か寂しい感情が込み上げてきました。
しかし、今日釣りまくれば、今シーズンも良かった!で終われるのです。
そう、釣りまくれば全て良し!です。
気持ちが高鳴り、2ヶ月半振りの渓流に降り立ちました。

とても懐かしく感じました。

ここから少し遡上した所に、何時も魚が着いているポイントがあります。
先ずは、そのポイントに入る前に、Drミノーのスイムテストです。
動画が無いのですが、結果は上場(最下級の見立てによる)。
しかも、小さいながらも、アマゴがついて来ています。
私に気付くと、直ぐに元の場所へ逃げてしまいましたが、これなら補修する価値は大有りです!
一気に補修しようと決意した時でした。

動きがおかしくなったので見てみたら、呆気なくリップが取れていました。
『まっ…まぁ、どこかの石にでもぶつかったんやろなぁ…』
と、気を取り直し、再び補修したDrミノーに取り替えます。
しかし…

なんと言うことでしょう!
数回キャストして、動きがおかしくなったので見てみたら、またまたリップがとれています。
『…』
次は有望ポイントです!
失敗は許されません!
まだ新品のDrミノーアワビへ取り替えます。

しかし…キャストを3回も失敗し、狙うべきポイントを100点とすると、4回目で何とか70点と呼べるポイントへ、ルアーを着水させる事が出来ました。
トゥィッチでアマゴを誘うと、やっぱりいました!
しかし…既に警戒しているのか、ヘロヘロとDrミノーについては来たものの、直ぐに元の場所に戻ってしまいました。
…まだ、始まったばかりです!
気を取り直し、暫く遡上しましたが、全く魚影を確認出来ず、一度脱渓し次のポイントへ移動する事にしました。
次のポイントも、高確率で魚がいる、濃密放流区下です。
ここで先ずは一匹を釣り上げ、心の余裕を持つことか先決です。
早速移動したのですが…
何てことでしょう!
私のコペンが停まるべき所に、パジェロミニが停まっています。
ここはスルーしかありません。
実は、私にとって本日の、一番有望ポイントだったのです。
理由は、先週の事です。
濃密放流区で釣り大会があり、多くの魚が放流されたようで、もしかしたら流れてきた魚がいないかと、期待していたのですが残念です。
まぁいいでしょう。
放流されたばかりの魚に用はありません。
一気に上の町方面へ向かいます。
しかし、何時もと様子が違います。
中の町を通っている時、ちらほらと釣り師と思われる車を見かけます。
まぁ、上の町は大丈夫だろうと、ポイントを目指します。
途中、上の町に入った所で、昨シーズン一番綺麗なアマゴが釣れたポイントに一応入って見ましたが、全く釣れる気配がありません。
諦めて、いつもの長瀬谷へ行こうとした時でした。
上流からエクストレイルが降りてきました。
この先に民家はありません。
となると、林業の関係者か、養魚場の関係者か、釣り師なのか…いずれかしか考えられませんが、嫌な予感しかしません。
いつもの長瀬谷へ到着しました。

到着した時は、いつもと何も変わりません。
しかし、入渓した所に…

新しい足跡発見です。
しかし、やる気が一気に下がりましたが、もう釣り上がるしかありません。
そして、ルアーを補修した最後のDrミノーに変更しました。
強度に問題があるのか?使い方が悪いのか?
どうせ釣れないのなら、再度確認しようと思いました。
ひたすら釣り上がっていきますが、いつも魚の反応がある所で、全く気配がありません。
しかも、カワムツすら見かけないのです。
一番期待していたポイントですが、結局何の反応もありませんでした。
唯一、砂防ダムの手前で魚影を確認出来ましたが、今までアタリどころか、魚影すら確認した所のないポイントです。
しかも、確認出来た魚影は、ルアーの着水と同時に逃げ出しており、明らかに警戒心が高くなっているようでした。
長瀬谷で唯一、魚を確認できたポイントです。

結局、ここでも何一つ成果を得る事が出来ませんでしたが、
補修したDrミノーのリップは健在です。
一先ず、車の所へ戻りました。

しかし、困りました。
中の町へ戻っても釣り師が沢山いらっしゃいます。
どうしよかと考えても仕方ないので、砂防ダムの上まで上がる事にしました。
しかし、倒木が酷く、砂利も大量に流れ込んでいて、酷い有り様です。
なので、どうせ釣れないのなら…と、久多川の最上流を目指して、遡上する事にしました。
今まで、入った事の無い場所はワクワクします。
しかも、ルアーでの釣りも出来る程度にポイントはありました。
たまに、カワムツらしき魚影が確認出来るくらいです。
しばらく釣り上がりましたが、次第にテンションと気力ゲージが0となってしまい、今シーズンの最後の釣行は、納竿とさせて頂きました。
非常に残念な結果となってしまった今シーズンです( ノД`)…クヤシイ
年券買って、シーズンを通してアマゴ2匹だけなのは、日本広しと言えど私くらいではないでしょうか?
しかし、最下級釣り師の名は、間違いなく死守したに違いありません。
と、自分を納得させて帰路に着きました。
因みに、補修した最後こDrミノーは、きっちりと仕事をしてくれました。

その為、あちこち剥げてしまいましたが…f(^_^;
リップが取れ理由ははっきり分かりませんが、これなら補修をする価値は十分にありそうです。
家に帰ってから、ピーちゃんとピヨちゃんを見て癒されます。

『あーあ、今年はあかんかったわ…』と、ピーちゃんとピヨちゃんに話しかけていると…あれ?…おかしいな…視界がボヤけてきました( ノД`)…
次年度も、超多忙な役員の任期となっております。
来年は、久多川では無く、もう少し家から近い、愛知川水系に活動拠点を移そうかと思います。
そうすれば、もう少し渓流へ足を運べるかも知れません。
それと、もう一つ気掛かりな事があります。
それは、今勤めている会社の経営が不振で、土日の出勤が今年度から減り続け、今は殆ど無くなっている事です。
当然、働き方改革のお陰で、有給は取得しやすくなっているのですが、代休や振休のように、ポンポンと休めるものではありません。
このままでは平日に釣りへ行けなくなってしまい、私にとって今最も大きな悩みとなっております。
いっその事、もっと業績が悪化し、関係会社へ異動…希望を言えば、北の方へ飛ばしてくれれば、もっと釣りが出来るかも…と考えてしまいます。
まぁ、その時は間違いなく単身赴任になるので、朱流の成長を見れなくなるのは寂しいですが…
何はともあれ、今後はエリアのシーズンへと移って行きます。
もう少し涼しくなったら、久々になごみの湖へ行ってみようと思います。