釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

愛知川上流釣行 

2022-06-19 22:33:10 |  実釣
幼少の頃より、いろんなことに挑戦してきました。

そのほとんど…と申しますか、全てと言ってもいいでしょか…

何一つ結果がでず、放り出してきた私ですが…

何故か釣りだけはずっと続けている最下級です。

ただ、フライフィッシングについては、一度逃げ出しているのですが…

どうしても毛鉤で渓魚を釣り上げたいので、再挑戦しているところです。

そして、愛知川上流2回目のフライフィッシングへ行って来ました。

朝一で向かう予定でしたが…

嫁の仕事が早出となったため、シュルを駅まで送り遅めの8時出発です…

既に予定が狂い、嫌な予感しかありませんが…

気を取り直し、MTBをスイスポに積み込んでいざ出陣です!

朝の渋滞に少し巻き込まれながら9時30分、茶屋川林道に到着しました。

MTBの準備をして上流を目指します。


BBの整備が出来ていないので、応急的にクランクの隙間からCRCだけ吹きかけてみました。

以外に異音が消えたので、ベアリングではなく、砂がクランクとシールの間に噛み込んだだけのようです。

念の為、後日確認はしてみます。

前回、午前中釣りをした所より少し上流から釣り上がることにしました。


早速タックルを準備して釣り上がります。

その一投目にいきなりのライズがありました!

残念ながら掛かりはしませんでしたが、今日は期待できそうです!

やはり雨により増水し、プレッシャーが下がったのでしょうか…


幸先良いスタートです。

今日こそは…と意気込み遡行してい行きます!

流れ込みの際で淀んでいる所や、流れが緩くなっている岩盤を狙っていると…

パシャ…と出てはくれるのですが、中々ヒットしません。

このように書くと、ラクに釣りを楽しんでいるように見えますが…

当然、釣りをしている時間よりも、枝に引っ掛けたフライを外したり…
ラインブレイクからのフライの付け替えや…
もつれたラインの対処などで、釣りをしている時間はとても短いです。

しかし、その短い時間でライズが出ていることに大興奮です!

そして、ついにその時が来ました!

パシャ…と出たタイミングで、珍しく集中していた最下級釣り師が見事にフッキングできたのです!

当然、大きいサイズではないので、フッキングの衝撃で水面より魚体が一瞬飛び出したのですが…

茶色い魚体が見えました!

これはイワナでしょう!!

小さい魚でも、フライ初ヒットには旅小僧ランディングネットに収めたかったので、ネットをしっかりと水に浸します。

そして、ロッドを立てて魚をよせてきます。

やっと…やっと出会えま…し???

またお前か〜



ハヤです…

もう、アブラでもタカでもどちらでもいいのですが、今回の釣行でも外道です。

いやいや…こんなところで挫けている場合ではありません…

今日は活性が高いのです!

まだまだ勝負はこれからです!

気を取り直し遡行していきますが…

日が高くなってきたからなのか、ライズもなくなり厳しい状況になってきました。

ここに来て、出発が遅くなってしまったことが悔やまれます。

しかし、この状況で諦める訳にはいかないのです。

枝や岩に引っ掛けたり、ラインを絡めながらも諦めず進んで行きます。

しかし、気がつけば12時です。

一度休憩をとることにしました。
今日は釣る時間が少ない事を見越して、おにぎりとパンです。


このローソンのフレンチトースト、中々イケてます!

お腹を満たしたら、休憩もそこそこに釣り上がります。

しばらく進むと、小さいながらもライズを発見しました。

少し様子を見ていると、ライズは繰り返されています。

落ち着いてキャストしましたが、ポイントの上にある枝に引っ掛けてしまいました。

ライズがなければ、フライの回収に向かいたいところですが…

ここは、フライを犠牲にしてラインを切りました。

そして、フライを結び直し、次はフライの着水に成功しました。

まぁ、狙ったところからは少し外れてしまいましたが…

ところが、そのフライにライズしてきたのです!

直ぐにフッキングをして、ラインを手繰り寄せます!

決して大きくはありませんが、次こそは…と期待に胸が高鳴ります!!

最下級「やっと…やっとか…」

ここ最近、外道しか釣れていなかった最下級ですが、全てはこのサクセスストーリーのための布石だったようです。

手繰り寄せるラインの先に魚影が見えて来ました。

細長く茶色い魚体…アマゴではなさそうです。
イワナか…と思ったのですが…

ん?朝もそんなことを考えていたような気が…デジャブ??

えっ!?デジャブ???


最下級「もうええって…」
と、思わず呟いてしまいました。

考えてみれば、朝から見かけたライズは、You Tubeの渓流釣りで見たライズに比べるととても小さく…

もしかしたら、全てハヤのライズだったのかもしれません。

この日もこれでタイムアップとなり納竿としました。

足取り重く、MTBに乗り帰路に着きます。

私の心の様に空も曇天になり、一雨来そうな予感…


急いで帰りました。

ここ最近、ボウズと外道ばかりでブログのタイトルらしくなっていますが…

釣り師としては全く面白くありません。

いっそ外道を本命にしたら、アマゴやイワナがつれるかも…?

こんなことを考えてるようでは、まだまだ道のりは険しそうです。

先ずは無欲で釣りに臨み、殺気を消すことから始めたいと思います。

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なごみの湖釣行 スランプになった最下級…かと思ったけど実はこれが平常運転でした

2022-06-12 22:49:00 |  実釣
いよいよ梅雨が近づいてまいましたが、暑くなったり涼しくなったりと落ち着かない日々が続いております。

ちょっと有休消化が進んでいないことから、急遽有休を取得することになりました。

となると、愛知川上流へ行くべきところですが、まだMTBのBBの整備も出来ておらず…

また、前回の釣行で大量にフライをロストしてしまい、直ぐに渓流へ行ける状態ではなく…

なごみの湖へ行くことにしました。


しかし、GWの2回目の釣行で、久々にボウズとなってしまい今回も嫌な予感しかありませんが…

まぁ、ボウズはないかとポジティブ思考でなごみの湖へ向かいました。

今回は1日釣りが出来るので、前々回に達成したサービス券を使うことにしました。

お陰様で、この日は無料で釣りをすることができたのですが…(´-`).。oO

GW以来のなごみの湖です!


最下流の桟橋が一番人気で、6人程入られており、少々入りにくい状況です。

真ん中の桟橋は3人が等間隔入られており…

1番最上流の桟橋は、真ん中に釣り座を構ている釣り師が1人いらっしゃいますが、両サイドのどちらかに入ることは出来そうです。

一先ずは様子見で、浮き桟橋から釣ってみることにしました。

浮き桟橋近くの立木で甲羅干し中の亀さんがお出迎え(笑)


浮き桟橋からは水面に浮いているレインボーの影が良く見えます。

先ずはDr.ミノージョイントのフローティングベストで様子みを見ます。

すると、一投目からDr.ミノーの後ろを2匹のレインボーがついてきますが…

残念ながら、途中でUターンしてしまいましたが…

反応は良さそうです!

今日はイケる!…と、思ったのですが…

その後は魚からの反応はなく、何をキャストしてもアタリどころか、見向きもされません。

GWの悪夢の再来です。

周囲の様子は、真ん中の桟橋ではフライマンの方が、数匹ヒットされていますが、ルアーマンの方二人は、一匹程度しか釣れていません。

最上流の桟橋のルアーマンは私と同じノーヒットです。

それでも、浮き桟橋よりは釣りやすそうなので、最上流の桟橋に入りたかったのですが…

最上流の桟橋にいるルアーマンは、釣れない状況にかなり苛ついているようで…

一人で呟いている愚痴が私の所まで余裕で聞こえてくる始末…

ちょっと行きにくい状況です。

仕方ないのでここで粘ることにします。

例え釣れない状況でもレインボーは泳いでいるのです。

パターンを見つけることが出来れば何とかなるでしょう!

と…意気込んだものの…

その後の状況に変わりなく…

先ずは、釣る気迫を出すよりも、この殺気を消すんだ!と、精神面にも気を配り…

自然と一体化するために精神を統一していると、突然背後で「パキッ!」と音が!?

振り返ると、いつの間にか私のすぐ近くに鹿がいます。


なごみの湖でちょくちょく見掛ける鹿のようです。

私が気配を消すことに成功したのでしょうか!?

違います。

ただ単に、人に慣れてしまっているようです。

鹿も草を食べることに疲れてしまったのか…

休憩所で休んでいます(笑)


レインボーは相変わらず癒やしてくれませんが、鹿が束の間私を癒やしてくれました。

あまりにも釣れないので、最近自作したフェーザージグを試してみます。

名付けて「スパイダーフェザー」(笑)


レインボーはウヨウヨ泳いていますが…

当然、こんなみっともないフェザーには見向きもしません(泣)

余りにも暇なので、浮き桟橋からボトムに自作フェザーを落としちょんちょんして動きを見ていると…

フェザージグより少し小さいドンコが様子を見に来ました。

ドンコ「なんやコレ?きったねぇ毛鉤だな〜」

と言っているように見えました(笑)

ちょんちょんとフェーザーを動かし、小さいドンコと遊んでいると…

突然、浮き桟橋の下から黒い影が出たかと思うとロッドに生命反応がつたわってきました!!

慌ててロッドあおって引き抜くと…!?

特大サイズのドンコ!!(笑)


厳つい顔つきは、まさに淡水のロックフィッシュ!
なんと、その大きさ14㌢!!


ドンコを釣ったのも初めてですが、このサイズは水族館でしか見たことがなかったのでビックリしました!

こんな魚がいるんだと関心しながらリリースしました。

ただ、私のターゲットはレインボーです!

その後、昼前に最上流の桟橋にいらっしゃった釣り師も帰られたので…

すかさず私が移動して、夕方まで釣りをしましたが…

結局釣れないまま納竿となりました。


なごみの湖での昨年からの釣果を見てみると…

2019年12月から先月のGWまでボウズは無かったのですが、ここに来て連続2回もレインボーとご対面していません。

最下級「これがスランプか…」

と思ったのですが、よくよく釣りの内容を見ると、いつボウズになってもおかしくない貧果でありました。

確かに、20匹釣った!!みたいな、パターンを掴んだような釣りは全く出来ていません。

ということで、これが私の実力です。

ホント…釣りも奥が深いです。

それにしても、前回の愛知川といい、今回のなごみの湖といい…

外道にだけには好かれているようです(笑)
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廃村探訪 茨川

2022-06-07 22:48:00 | 日記

今回のブログは釣りとは関係なく、個人的な興味から書き綴ったものになります。

普段から何一つ面白くもないブログですが、更に輪をかけ面白くないので、退室されることをお勧めします。。。

唐突ですが、皆さんは廃村を訪れたことがあるでしょうか?

以前、愛知川上流の渓流MAPを調べていて、
とあるブログへ偶然辿り着きました。

そこには、茶屋川の上流にかつてあった「茨川」と呼ばれた孤高の村のことが書かれていました。

私は、こんな山奥に存在した村のことが妙に気になりまして…

ネットでかつて存在した村、茨川のことを色々と検索してみました。

ネットには沢山の情報があり、多くの人がかつて存在した村に関心を寄せていることが分かりました

簡単に茨川について紹介いたしますが、村の発祥については諸説謂れがあり、ここに書くこともそのうちの一つであることはご承知願います。

先ずは、茨川の地図です。


地図を見ると赤色の治田越しと、茨川を挟んで青色の君ヶ畑越しがあります。
茶屋川にある緑色の林道は、近代になって開通しているので、昔は三重県側の治田越しと君ヶ畑越しのルートしかありません。

では、茨川の発祥ですが…

茨川は810年に、蛇谷で銀を採掘するようになり、その事従者により出来た村であることが発祥の謂れの一つにあります。
また、1540年の文献には近江商人や三河商人、永源寺へ参拝に行く人々が、治田や君ヶ畑越えの際に休憩地の茶屋として栄えたとの記録もあるようです。
茨川林道に沿って流れる茶屋川の名称はその名残でしょうか?

蛇谷の銀山について、810年に本当に採掘されていたのかは分らないようです。

ただ、銀の精錬技術が日本で確立され始めたのは、810年よりもずっと後で1550年頃になりす。

その頃になると、博多の商人である豪商神屋宗湛氏が、マカオに人材を送り新しい精錬法を学ばせていることや…
1590年頃には旧財閥の一つ、住友の家祖となる住友政友氏の義兄である蘇我理右衛門氏が、南蛮人より銅と銀を分離させる精錬技術を習得していた年代と重なります。

よって、1500年代中頃には、銀や銅の精錬技術が飛躍的に進歩し、日本での採掘が行われていたことが伺えます。

このことから、茶屋として存在した文献と合わせてみると16世紀中頃には確実に存在した村であると思われます。
少なくとも400年以上も続いた村であることは間違いなさそうです。

では、そのとても歴史ある村がなぜ廃村になったのか…

行政が廃村とした期日はよく分かりませんでしたが、廃村になったのは昭和40年とのことです。

廃村の時期については、他にも昭和38年説もあるようです。
しかし、最後に離村した筒井正氏が、昭和40年と語っておられることから、事実上廃村したのはこの年で間違いないようです。

離村する日にはNHKラジオの取材にて、当時筒井正氏の父である睦雄氏が、閉村を宣言されているとのことです。

皆様もご承知の通り、昭和40年頃といえば日本はまさに高度経済成長の真っ只中…

昭和25年頃には、白物家電三種の神器と言われた白黒テレビや洗濯機、冷蔵庫が一般家庭に普及し始め…
昭和39年には新幹線開通や、オリンピックが開催され日本史上輝かしい時代の1ページであり…
昭和45年には大阪万博が開催…

まさに日本が世界に羽ばたいていた時代です。

そんな輝かしい時代の中、インフラも全く開通せず、昭和40年まで電気すらない生活を送っていた茨川…
高度経済成長の裏で、何があったのでしょうか?

その辺りも調べて見ました。

また、時代は遡りますが…

この蛇谷の銀採掘も、明治には終りを迎えることになります。
銀山の終焉により、村の存続も厳しい状況になって行く中…

製紙事業を営む企業が木材伐採の目的で茶屋川の林道工事を始めます。

当時、茨川の集落は治田越しと君ケ畑の越しが、唯一外界と繋ぐ道であったため、この林道工事は願ったり叶ったりの事業であったようです。

そして、この事業に便乗し、村でも費用を負担して茨川林道を村まで開通させることが出来ました。 

これにより、昭和29年に茨川は林道を通じて八風街道である、現在のR421号線と繋がることが出来ました。

当時、村の発展を願う人々としては、林道の開通は村の安泰が約束されたも同然…と、思ったのではないかと推察します。

しかし、この思惑とは違う方向に村の運命は進むことになります。

それは、外界と繋がることにより、村民の離村が一気に加速してしまう結果になったのです。
これにより茨川は、凋落の運命を辿ることになります。

そして、昭和40年8月…

400年を越える歴史ある村が、日本の地図から消えることになりました。

終焉を迎えた村の営みについては、廃村となる直前まで住んでおられた方々による記録に残されています。

その記録は、「廃村 茨川の思い出」に綴られています。
この書籍は東近江市にある図書館にあり、「廃村 茨川の思い出」は、是非拝見したいと思っております。

私はネットから簡単に情報を得ていますが、今ネットに掲載されている記事は、多くの書籍や文献を読み説き…
また実際に茨川に住んでおられた方々から直接インタビューされた先人方によって得られた貴重な情報です。

私のような輩が語っていいようなものではないように感じておりますが、敢えて備忘録として残しておこうと思いました。
どこまで正確に書けているか分かりませんが...(-_-;)

ともあれ、ここまで調べてしまうと居ても立っても居られず、ここを訪れたくなった次第であります。

なので、前回の愛知川釣行に際し、この廃村である「茨川」へ訪れてみました。

昼食後、釣りを一旦中断して、この茨川林道の最終地点を目指します。

最終地点は八風橋から約10kmです。
既に5kmを少し越えた地点にいたので、平坦な林道でもあり、ここからであれば20分もあれば十分行ける距離です。

今日の相棒はアンオーソライズド33rpmです。

キャノンデールの方はペダルをビンディングにしてますが、こちらはフラットペダルにしているので気軽に使えます。
ただ、ブーツのフェルトがピンで傷まないかが心配ですが…

林道を無理のないペースで進んで行きます。

山奥に入っているのですが、林道は若干勾配がある程度であり、また林道が整備されていることから、それほど山深いイメージはありません。
途中、猿の群れに遭遇しましまが、幸い猿の方が逃げ出してくれました。

茨川の廃村へは八風橋から約10㎞であり、サイクルコンピューターの自走した距離(DST)をみることで、どこまで近づいたか推し量ることが出来ます。

そのサイクルコンピューターのDSTが11㎞に近づいた時でした。

突然開けた場所にでました。

ここが、茨川林道の最終地点であることは、ネットで画像をみていたので直ぐに分かりました。

そして、かつては茨川にあった村に通じる橋…
今は、橋は流されてしまい、一部しか残っていませんが、この橋のすぐ先が茨川です。

この標識を見て、目的地に到着したことを実感しました。

しかし、最終地点には、釣り師と思われるジムニーと軽トラが停車してあり... 

また、焚火の跡もあることから、引っ切り無しに人が訪れているのは噂通りで、秘境というイメージはありません。

しかし、ここに昭和40年まで、400年以上も続いた村が存在していたことを思うと、とても感慨深くなります。

自転車を押して川を渡ります。

渡って直ぐに小屋が見えます。


比較的綺麗な小屋でであり、廃村とは思えませんが...

この小屋は、八幡工業高校山岳部が山小屋として使っているようです。

この小屋を通り過ぎると、石垣が積まれています。

石垣はとてもたくさんあり、ここに昔は家が建っていたことが容易に想像できます。


その先に、青い屋根の家があります。

この小屋は、名古屋大学が使っているようです。


この辺りは、この小屋以外は石垣の跡が残っているくらいですが…


なんだかとて懐かしい気持ちになりました。


他にも、神社があるのですが…

午前中の釣りで、まだ一匹も釣っていない状況であり、また時間もあまりなかったので釣りに戻ることにしました。

今度はゆっくり、訪れたいと思います。

釣りポイントを探して戻ります。

帰りは若干下りになっているので、ラクに漕いで行けます!


この林道を走りながら思うことは...
生活を楽にする為に自分達も費用を負担し、林道を開通させた結果が離村を加速させる要因になったこと…

なんとも皮肉な話です。

でも、もしかしたら…
林道を通すことによって、茨川を離れやすくしたいと願っていた人々もいたのでは?
廃村となった結果からそう思わずにはいられません。

この茨川の廃村は、何も昔に限ったことではありません。
現代においても、少子高齢化による人口の減少は勿論、人口の一極集中が進んでいます。

今後、多くの地域が衰退していくでしょう。
そして、空き家となった集落が、今までにないペースで増えていくことになる流れは既に始まっています。

私が住んでいるところも高齢者が多く、殆どの若い人たちは都市部へと出て行っている状況です。

今後20年…地方の様子は大きく変わって行きそうです。

諸行無常…

時代の流れとは言え淋しいものですね。

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愛知川上流釣行 フライ始動!そして…

2022-06-01 22:25:00 |  実釣

GWが明け、まさに渓流は最高の季節を迎えております。

全国の渓流ファンの皆様!釣っておられますか?
全然釣れない、最下級釣り師です。
今回は、フライに挑戦してみました!
そしてもう一つ新しいことに挑戦しました。
それは、MTB釣行です。
出発前夜にせっせとMTBを積み込みました。

今回、スイスポではリスクの高い林道走行をMTBでカバーし、更に上流を目指す作戦です!

AM6:54スタートです。


八風橋からスタートです。


久々の林道です。
やっぱりブロックタイヤで走る未舗装路の感覚、そして木々の中を走るのは楽しい。

MTBのテクニックも最下級な私には、トレイルは厳しい領域ですが・・・
この林道は斜度もほとんどなく、MTB初心者にはとてもおススメです!


途中、エブリーワゴンやジムニー、デリカが停車しています。
そんな車を横目に、上流を目指します。

茨木川林道の途中にある、トンネルです。


この辺りはデリカで突入し、釣りをしたことあります。
なにも釣れませんでしたが…(笑)

ここから更に上流を目指して進みます。

途中に支流がいくつかあります。
またいつか挑戦してみたいです。


新緑も綺麗・・・

花も咲き・・・


癒される…

MTBで散策するだけでも非日常感…
MTBライド、例え釣果がボウズであったとしても、十分リフレッシュできます!

以前、デリカできた最終地点も通り過ぎ…

そこからしばらく上がったところで入渓しました。
MTBはチェーンロックを2つ使って木に巻き付けます。


そして、フライタックルをセットして…


久多川で、初のフライフィッシングをした記憶が蘇ります。

今日は釣りにならないかなぁ…と不安な気分でスタートです。

あれ?ロッドケースが逆さま…(笑)
この日はほぼ無風で、ド素人の私にとってはとてもいい感じです!!
そして釣りの方は…
思ったほど酷いことにはならず、枝に引っ掛けたりは当然としても、それなりにフライフィッシングっぽく出来ていたと思います。


まぁそれでも、7割は枝に引っかけ&ライントラブルですが…f(^_^;)
それでも、久多川の時は9.5割はトラブルだった(かな?)ことを思うと、遥かにマシになっています。


赤丸のところでライズがあります。
本日最初のチャンスです。
そーっと近づき、しゃがみ込んで、後ろに枝がないことを確認しキャストします…
何度か繰り返してみますが、何故かフライには無反応…
ダメかなぁ…と思いながらも、キャストを繰り返していると…
下からスッとた魚影がフライに近づいたかと思ったら、一気に飛びついて来ました!
おっ!?と思ったのも束の間、残念ながらフライには掛かりませんでした。
その後は、ライズも無くなり移動しました。

ヒットはしなかったものの、一連の動作に心臓バクバク!
これはクセになる感覚です!
リバーピークの店員さんがおっしゃった通り、ドライフライの釣りはルアーでいうところのトップウォーターです!
とてもスリリング...(´艸`)

これに気を良くした最下級、鼻息荒く遡行して行きますが…


この後は、釣りたい気持ちが先行し、ライントラブルと枝に引っ掛けてばかりで…
ごくたま~に、様子を見に来る魚影を見かけますが、食いついては来ません。
気がつけば、あっという間に午前が終わりを迎えようとしていました。
気分転換に昼食としました。
定番のカップヌードルシーフードと、パンです。
最近、渓流カップ麺にハマってます…(笑)

で、食後のコーヒーを飲みながら、YAMAPで現在地を確認します。


昼食が済んだ後は、脱渓してMTBを置いた地点まで戻ります。
そして、昼間はあまり釣れないと見込んで…
釣りとは関係ないのですが、ちょっと行ってみたいところがあったので、そちらへ行くことにしました。

で、行ってみたいところへ行った後は...

午前中釣ったところよりも、少し上流に入渓しました。
夕方にはシュルを迎えに行かなければならないので、ゆっくり釣っている時間はありません。
ここから車まで戻る時間も考慮して、3時には納竿しなければなりません。
慎重に歩いて、魚を散らさないように注意していると、ライズしているポイントを見つけました。
幸い、周囲に引っかかる枝もなかったので…
慎重にフライをキャストし、フライを流したところ…
パシャっと出ました…が、掛りませんでした。
しかし、ライズは続いています。
まだチャンスはありそうだったので、落ち着いてキャスト…
すると、パシャ!と出て、ロッドに生命感が伝わってきます。
とても小さそうですが、私にとっては待望の渓魚です!
アマゴか?イワナか?と期待しつつ寄せてきた魚は…
アブラハヤ…でしょうか?
写真がボケてしまいましたが、何故かこれ以上に、私の視界もボヤけていました...

最下級「あれ?おかしいなぁ…晴れているのに、頬に水滴が…」

時間がないのと、気力が尽きてしまったので、これで納竿としました(´;ω;`)ウゥゥ

予想通り残念な結果でしたが、ポジディブに考えればボウズは逃れた…とか、渓流フライフィッシングで初フィッシュ…
とも考えれますが、出来ればアマゴか、イワナで初フィッシュを迎えたかったところです。
それでも、アマゴやイワナに一歩近づけたような気はします。
それから自宅に帰り、ドロドロになったMTBを洗車します。
ねちっこい泥で、中々綺麗になりません。
それと、林道の帰り途中で、ペダルを漕いだ時に「キー、キー」と異音が発生しました。
どうもBBから異音がしているようで…
一度バラしてグリスアップした方が良さそうです。

MTB釣行…釣具だけでなく、マウンテンバイクの片付けや、メンテもしなければならないのが難点です。
それでも楽しかった、林道ツーリング釣行でした!
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