異常な早さで梅雨入りになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
最下級釣り師です。
先日、有休を取得し愛知川へ行ってきました。
前日に少々まとまった雨が降ったのですが、釣行当日は雨も上がり絶好の釣り日和となりました。
朝の4時30分に自宅を出発し、永源寺道の駅でコンビニで買ったおにぎりとコーヒーで朝食をすませます。
あれ?コペンは?デリカは?と思われた方、都市伝説であるツチノコの生息数に匹敵する、当ブログの数少ない読者とお見受けします。
車を乗り換えました!
最近は高速道路を使う機会が多く、軽であるコペンでの移動がしんどくなってきました。
と言うことで、普通車に乗り換えることに決めたのです。
小型車で検討した結果、コストと走りを両立したスイスポに決めました。
スイスポを選んだ理由は他にもあるのですが、機会があればその時にご紹介させて頂きます。
コペンは手元に残しておきたかったのですが、私の小遣いでは維持費を確保できず…
残念ながら手放すことにしました(泣)
それはさておき…
この日はとある支流から遡行することに決めていました。
話は変わりますが…
私は渓流を上流に向かって歩いて行くことに「遡上」というワードを使っていました。
意味的には「流れをさかのぼって行くこと」で間違ってはいないと思うのですが…
今回、この「遡上」に違和感を感じて調べてみました。
すると「遡行」というワードが出てきまして、こちらも意味は「流れをさかのぼって行くこと」で同じ意味です。
しかし、しっくりするのは「遡行」の方で、「遡上」にすると…
「お前は鮭か(笑)!」と突っ込まれそう…
いや、既に突っ込まれていたかも?ですが、急に恥ずかしさがこみ上げてきました。
自分の無学を曝け出す「ブログ」と言う「アホ発見器」の恐ろしさを痛感した出来事でした。
気を取り直し話を戻します。
迷わず決めていた支流に向かい到着すると、幸運にも誰もおらず一番でポイントに入れたようです。
因みに、このポイントは前回出会ったテンカラ師の方から教えて頂いたポイントです。
この日はミノーも使いたかったので、少し張りのあるAMR-1とリールはrevo MGX2000SHです。
「今日こそは、旅小僧ランディングネット16号様に入魂!」と無駄に気合だけは入っているのですが…
水量もいい感じで、釣れそうな雰囲気はあるのに全く反応がありません。
釣を始めて1時間が経過した頃、やっとアマゴがスプーンにヒットしましたが…
またしてもランディング直前で痛恨のバラシです。
しかも同じポイントで2バラシ…
しかし、バラシはしたものの、ロッドが柔らかい方が魚をかけてからのコントロールがしやすいような気はしました。
それに、まだ2回だけのバラシで、ロッドの可能性を否定するのは早計です。
先ずは焦らず、バラシてしまった嫌な気持ちをリセットするために、ここで一旦休憩します。
このセブンのインスタントコーヒーセットは、2杯分のカップに必要な物が全て入っていてとても便利です。
この日は朝方に少し冷え込みがあり、ホットコーヒーが身に沁みます。
自然の中で飲むコーヒーは、インスタントなのに…凄く美味しい!
気を取り直して、再び遡行して行きます。
この先は堰堤があり、一度脱渓して別のポイントから再び同じ支流へ入渓します。
先程の岩がゴロゴロしている渓相から、一変して静かな雰囲気になりました。
ここはカワムツだらけでしたが、これはこれでとても綺麗な渓相です。
ここからはまだ行った事がない未知の領域ですが、YAMAPがあるのでとても助かります。
しばらく遡行したところで深い淵があり、大物が潜んでいそうなのですが…
スプーンの後についてくるのは、カワムツの大群です。
ここは早々に諦めましたが、そのまま遡行することが出来そうもないので高巻きします。
結構な斜面で大変でしたが、無事に崖を登ることが出来ました。
上からみると良く登れたなぁ…と…
やはりウェーダーのフェルトでは滑ってしまうのでとても危険です。
今後のことを考えると、アイゼンのような物を購入した方が良いかもしれません。
再び入渓しますが…
スプーンだけでなく、ミノーもキャストしてみますが、魚からの反応は少ないです。
たまにルアーを追ってくる魚影は見えるのですがヒットに至らず…
釣り始めて5時間が経過したところで、大きな堰堤に到達しました。
ここでスプーンをキャストし巻いていると、いきなり「ゴンッ」と大きなアタリがありましたが、またまたヒットに至らず…
しかし、魚がいることが分かったので、俄然やる気は出てきたのですが…
その後、魚からの反応はありません。
昼前でもあり、一度ポイントを休ませるために脱渓してお昼ご飯を食べることにしました。
お昼は定番のカップヌードルのシーフードと、鶏五目おにぎりです。
自然の中で食べるラーメンは、インスタントでも…凄く美味しい!
そして忘れてはならないのが甘味です。
渓流釣りってかなり体力を使います。
なので、甘味が欲しくなるんですよね。
まぁ、私の場合はいつもですが…(笑)
しかし、この日は甘味を買い忘れてしまい、コーヒーに砂糖とクリープを入れて糖分を補給します。
ゴミを片付け、ゆっくりコーヒータイムを楽しみます。
十分ポイントは休ませたので、先程の強烈なアタリの主の正体を探りに入渓します。
先程と同じポイントにスプーンをキャストすると、ルアーのフックに葉っぱが掛かったようです。
「あちゃ〜貴重な1投目に葉っぱを引っ掛けるとは…」と思っていると…
いきなりその葉っぱが上流に向かい反転!?
その瞬間、体が勝手に合わせていました!
葉っぱと思ってたいたのは小さなイワナでした。
もはやランディングネットに入れる必要もないサイズです(笑)
とは言え、このイワナをこのままリリースすると「旅小僧ランディングネット16号様」と渓魚とのツーショットがいつ撮れるか分かりません。
そこで、無理矢理撮影してみたのですが…
思った以上に寂しい感じがしてしまいます。
このイワナさんには早々にお帰りになって頂きました。
しかし、久々に釣れたことで飛び上がるほど喜び満足した私は…
最下級「もう帰ろうか…( ´∀`) 」
と、少し思ってしまったのですが…
明らかに最初に出たアタリの魚ではありません。
もっと大きいのが居るような気がしまして…
その後、カラーを変えてスプーンをキャストしますが、魚からの反応はありません。
そこで、シルバークリークミノーにチェンジします。
Drミノーもリップを補修しながら使っていますが、このシルバークリークミノーも1000円を切る価格で中々いい動きをしてくれます。
そして、キャスト位置を正面から横に移動し、斜めにキャストして少しでもヒットポイントで長くアピール出来るようにします。
そのシルバークリークミノーの第1投目にドラマが起こりました!
トウィッチで引いて来たシルバークリークミノーが見えかけた時に、後ろから大きな影が突進してミノーに襲いかかってきました!
そして、その大きな影が反転した瞬間、ドラグが鳴りました!
少し緩めにしているとはいえ、まさか渓流でドラグが出るような魚が釣れるとは思ってもいなかったので驚きです。
幸い障害物もなく、慎重にやり取りができたお陰で、無事にランディング出来ました!
デカい!!
ランディングネットに納めた瞬間…
最下級「やったー!ヽ(`▽´)/」…
と、年甲斐もなく声が出ていました(笑)
測ってみると33㌢のイワナで、スレンダーな魚体ですが文句なく尺超え達成です!
渓流釣りを始めて5年目の快挙です!
ハマオさん、入魂出来ました!
ありがとうございますm(_ _)m
ただ、残念なのは尾ビレが欠損していてまだ小さく、放流されたばかりの個体のようですが…
贅沢は言ってられませんね。
釣れてくれた事に感謝しつつ、元の住処にお戻りになって頂きました。
十分満足した私は、気持ちよく納竿しました。
この日の結果は、アマゴ2バラシ、イワナ2ゲットになりました。
こうして見ると、魚種によるデータも残した方が良さそうですね。
一先ず「16号様」とのツーショットを人生初の尺超えで飾れ、最下級としては上場の釣りとなりました。
この前はアタリさえなかったのに今回は尺超えです!
こんなことが起こるから釣りは面白い!!
入魂出来たことに一安心ですが、今回は少々荒い釣行となったので、帰ってから「16号様」を確認すると小傷がちらほらと…
画像ではまだ良くわからない程度ですが、その内どんどんと傷が増えていくのかなぁ(泣)
でも、最下級の私にはとても頼もしい相棒です!
先ずは渓流釣り師にとっての登竜門である尺超え(勝手に決めつけてます(笑))と、「16号様」の入魂が出来て一安心です。
先ずは渓流釣り師にとっての登竜門である尺超え(勝手に決めつけてます(笑))と、「16号様」の入魂が出来て一安心です。
次は、アマゴとのツーショット目指して頑張ります!