part5からの続き
さぁ、個人的には最大の難関になります。
正直、どうすればいいか分からないからです。
いえ、『分からない』訳ではありません。
先人達のブログを見ればどうするべきか一目瞭然です。
皆様方の多くは、溝切り用の工具を自作されメーカー品の様な完璧な溝を切られております。
それだけではなく、この溝切り工具も完成度の高い芸術品まで昇華させておられる方もいらっしゃいました。
何かを作る為に更に何かを作る。
ブルーハーツの『トレイン・トレイン』の様です。
『弱い者達が夕暮れ~♪
更に弱い者をたたく~♪』
私が避けたいのは、この溝切り工具を自作する行為です。
謙虚な気持ちであっても、何かを作る為に何かを作る。
正直めんどくさいのです。
ヤスリがけが終わってから、悩み続けました。
思いきって、フレームの真ん中に線を引いてノコで少しずつ切って行こうかとも思いました。
しかし、この忍耐・集中力ゼロの不器用な最下級釣り師がそんな事をすれば、、確実にランディングネットシリーズ最終回のフラグとなりますので止めました。
もう、溝切り工具を作る以外無さそうです。
新しい発想を期待させて申し訳ありませんが、他に思い付く方法が無く結局諦めて作る事にしました。
頭脳も最下級でございます。
倉庫にあった残材で作りました。

画像を見ても『何?』って感じでしょう。
コンセプトは『短時間・仕上げ加工無し・実用重視』です。
お見せするのが恥ずかしいかぎりの出来映えですが、形にしただけでも自分を誉めたいと思います。
ノコ刃が入る溝をフレームの真ん中に合わせて切り、ギザギザの刃を1ミリ程出しておきます。

本来ならこのノコ刃を短く切断して刃の部分を短くするべきなのですが、めんどくさいのとノコ刃がこれしか使えなくなるのが嫌なので、ノコ刃をそのままセットしました。
なので使い難くなってしまいました。
裏側です。

ノコ刃を木ネジで固定。
この木ネジを締めすぎてノコ刃を挟んでいる木が割れてしまいそうになりました。
溝切り工具の制作時間は30分位でしょうか。
そしてフレームに当てて溝切り開始です。

予想に反して綺麗に切れます。
しかし、ノコ刃が長過ぎてグリップのカーブのキツイ所は使い難いです。
ノコ刃の位置を変えたりしなければならず面倒です。
注意点は、フレームの縁に沿わせて削るのですが、フレームへ当てる面を決めたら、必ず面を変えない様にして下さい。
溝がズレる可能性があります。

見た目が酷い溝切り工具ですが、切れた溝の出来映えは理想通りに出来ました。
溝切り工具を作って正解でした。
今回は素直に自分の仕事に満足感を得る事がやっと出来ました。
次は穴開けです。
穴の位置を決めなければなりません。
マスキングテープをフレームに貼り始点とおおよその終点を決めます。
次にマスキングテープを剥がしテーブルに貼り付け直尺で全体の長さを計り穴の数と間隔を算出します。
私の場合は適当に15㍉間隔としました。

このけがいたマスキングテープから算出した15㍉間隔を始点よりコンパスを使ってマーキングしていきます。

そしてドリルの出番です。
他に充電式のドリルがあったのですが、充電を完了させ使おうとしたら全く動かず、急遽最安値のハンドドリルをホームセンターで購入しました。
思わぬ出費です。

私が手を加えれば価値が下がるランディングネットなのに、初期投資と言えば聞こえはいいですが、単価はうなぎ登りです。
遂にフレームの穴開けです。
反対側が真ん中に来るように慎重に開けていきます。

ここで伏兵が現れました。
グリップの穴開けです。
ドリルを通す距離が長く反対側が真ん中になるのか自信がありません。
しかし私は恐れるものなどないのです。
既に失敗しているものではありますが、溝切りが完了した今、多少の事があってもここまで来れば完成はほぼ間違いないでしょう。
そしてこのリラックスした状態なら必ず成功すると思ったのです。
~思ったのです~
失敗です。

でも直ぐに開き直ります。
どうせネットで隠れるでしょう。
それよりも気になるのはネットを取り付ける穴の数。
適当に決めた15㍉間隔。
本来なら、クレモナのネットに合わせ穴の数を決めている様です。
しかし私は、某ブログにて洗濯ネットを使っておられる方がおられ、とても共感し参考にさせて頂く事にしました。
なので穴の数を気にする必要はないかなと思い適当にしましたが、最後にならないと分からないので、少し不安な要素が出来てしまいました。
そして溝切りと穴開けで出来たバリをヤスリで取り除き、最後に♯800の紙ヤスリで仕上げました。

ここまで来るとそれらしくなってきました。
今回、無事に自作ランディングネットネットシリーズの最終回を回避する事が出来た事に一安心です。
私のランディングは、最初の雑な仕事が後々の行程の手抜きとなってしまう、いいお手本にはなっているかと思います。
では、どうすれば綺麗に作れるのでしょうか?
簡単です。
綺麗に作りたい人は、綺麗に作っている方のブログをご参考頂ければ宜しいかと思います。
私のブログは、あくまで『作ってみのうかな?でも失敗したら…』等、作ってみようかと考えている方の背中を押せたらいいな、と思って記事を書いております。
しかし、過疎っているので偉そうな事言っても恥ずかしいだけなんですけど、今回締めの言葉が思い浮かばず、最下級の分際で思ってもいない事を口走っております。
お許し下さい。
次はやっと塗装工程です。
では、また次回お会いしまょう。
part7へ続く
さぁ、個人的には最大の難関になります。
正直、どうすればいいか分からないからです。
いえ、『分からない』訳ではありません。
先人達のブログを見ればどうするべきか一目瞭然です。
皆様方の多くは、溝切り用の工具を自作されメーカー品の様な完璧な溝を切られております。
それだけではなく、この溝切り工具も完成度の高い芸術品まで昇華させておられる方もいらっしゃいました。
何かを作る為に更に何かを作る。
ブルーハーツの『トレイン・トレイン』の様です。
『弱い者達が夕暮れ~♪
更に弱い者をたたく~♪』
私が避けたいのは、この溝切り工具を自作する行為です。
謙虚な気持ちであっても、何かを作る為に何かを作る。
正直めんどくさいのです。
ヤスリがけが終わってから、悩み続けました。
思いきって、フレームの真ん中に線を引いてノコで少しずつ切って行こうかとも思いました。
しかし、この忍耐・集中力ゼロの不器用な最下級釣り師がそんな事をすれば、、確実にランディングネットシリーズ最終回のフラグとなりますので止めました。
もう、溝切り工具を作る以外無さそうです。
新しい発想を期待させて申し訳ありませんが、他に思い付く方法が無く結局諦めて作る事にしました。
頭脳も最下級でございます。
倉庫にあった残材で作りました。

画像を見ても『何?』って感じでしょう。
コンセプトは『短時間・仕上げ加工無し・実用重視』です。
お見せするのが恥ずかしいかぎりの出来映えですが、形にしただけでも自分を誉めたいと思います。
ノコ刃が入る溝をフレームの真ん中に合わせて切り、ギザギザの刃を1ミリ程出しておきます。

本来ならこのノコ刃を短く切断して刃の部分を短くするべきなのですが、めんどくさいのとノコ刃がこれしか使えなくなるのが嫌なので、ノコ刃をそのままセットしました。
なので使い難くなってしまいました。
裏側です。

ノコ刃を木ネジで固定。
この木ネジを締めすぎてノコ刃を挟んでいる木が割れてしまいそうになりました。
溝切り工具の制作時間は30分位でしょうか。
そしてフレームに当てて溝切り開始です。

予想に反して綺麗に切れます。
しかし、ノコ刃が長過ぎてグリップのカーブのキツイ所は使い難いです。
ノコ刃の位置を変えたりしなければならず面倒です。
注意点は、フレームの縁に沿わせて削るのですが、フレームへ当てる面を決めたら、必ず面を変えない様にして下さい。
溝がズレる可能性があります。

見た目が酷い溝切り工具ですが、切れた溝の出来映えは理想通りに出来ました。
溝切り工具を作って正解でした。
今回は素直に自分の仕事に満足感を得る事がやっと出来ました。
次は穴開けです。
穴の位置を決めなければなりません。
マスキングテープをフレームに貼り始点とおおよその終点を決めます。
次にマスキングテープを剥がしテーブルに貼り付け直尺で全体の長さを計り穴の数と間隔を算出します。
私の場合は適当に15㍉間隔としました。

このけがいたマスキングテープから算出した15㍉間隔を始点よりコンパスを使ってマーキングしていきます。

そしてドリルの出番です。
他に充電式のドリルがあったのですが、充電を完了させ使おうとしたら全く動かず、急遽最安値のハンドドリルをホームセンターで購入しました。
思わぬ出費です。

私が手を加えれば価値が下がるランディングネットなのに、初期投資と言えば聞こえはいいですが、単価はうなぎ登りです。
遂にフレームの穴開けです。
反対側が真ん中に来るように慎重に開けていきます。

ここで伏兵が現れました。
グリップの穴開けです。
ドリルを通す距離が長く反対側が真ん中になるのか自信がありません。
しかし私は恐れるものなどないのです。
既に失敗しているものではありますが、溝切りが完了した今、多少の事があってもここまで来れば完成はほぼ間違いないでしょう。
そしてこのリラックスした状態なら必ず成功すると思ったのです。
~思ったのです~
失敗です。

でも直ぐに開き直ります。
どうせネットで隠れるでしょう。
それよりも気になるのはネットを取り付ける穴の数。
適当に決めた15㍉間隔。
本来なら、クレモナのネットに合わせ穴の数を決めている様です。
しかし私は、某ブログにて洗濯ネットを使っておられる方がおられ、とても共感し参考にさせて頂く事にしました。
なので穴の数を気にする必要はないかなと思い適当にしましたが、最後にならないと分からないので、少し不安な要素が出来てしまいました。
そして溝切りと穴開けで出来たバリをヤスリで取り除き、最後に♯800の紙ヤスリで仕上げました。

ここまで来るとそれらしくなってきました。
今回、無事に自作ランディングネットネットシリーズの最終回を回避する事が出来た事に一安心です。
私のランディングは、最初の雑な仕事が後々の行程の手抜きとなってしまう、いいお手本にはなっているかと思います。
では、どうすれば綺麗に作れるのでしょうか?
簡単です。
綺麗に作りたい人は、綺麗に作っている方のブログをご参考頂ければ宜しいかと思います。
私のブログは、あくまで『作ってみのうかな?でも失敗したら…』等、作ってみようかと考えている方の背中を押せたらいいな、と思って記事を書いております。
しかし、過疎っているので偉そうな事言っても恥ずかしいだけなんですけど、今回締めの言葉が思い浮かばず、最下級の分際で思ってもいない事を口走っております。
お許し下さい。
次はやっと塗装工程です。
では、また次回お会いしまょう。
part7へ続く