今年に入り、愛知川上流へ2回足を運び、それぞれ一匹づつ釣り上げることができた最下級…
味をしめて、3回目の愛知川上流へ行ってきました。
当日の天気は良かったのですが、雨が降った後だったので、水量も多く本流は濁りも入っていました。
笹濁り?とも言えるのでしょか?
しかし、水量が多過ぎて釣りになりません。
本流での釣りを諦め、支流に入ることにしました。
初めて入る支流なので、普段の水量は分かりませんが、濁りはなく釣りをするには問題なさそうです。
早速遡上して行きます。
雨の影響でしょうか?
途中、滝が流れている綺麗な景色がみれます。
景色はとても良いのですが…
魚からの反応はありません。
ほどなくして、このポイントでビュアの後を猛ダッシュで追いかけてきたアマゴがヒットしたのですが…
抜き上げた瞬間にアマゴが暴れ、その拍子に針が外れてオートリリースです(泣)
気を取り直し釣りあがって行くと、前方に釣り人がいました。
入渓するところの駐車スペースに、車はなかったので人はいない…と思ったのですが…
他にも入渓するポイントがあるのかもしれません。
その先がどうなっているのか全く分からなかったので、これ以上進むのを諦め他の支流を探すことにしました。
元の林道に戻ります。
コペンで行こうと思ったのですが、ガチガチの足回りで設定されてるコペンではキツそうだったので…
歩いて探すことにしました。
途中で、ホイールキャップや…
アンダーカバーが落ちています。
やはり過酷な道ですね。
この道からするとジムニーが最適!
ジムニーで来てみたいなぁ…(^q^)
どんどん進んでみますが、一向に支流は見当たりません。
林道は本流に沿っているのですが、本流は20㍍くらい下にあります。
簡単に降りられないほど急な崖で、このまま歩いていても、支流を見つけるのは難しそうです。
30分近く歩いたところで、トラロープが木に巻きつけられ、本流に向かって引かれています。
この先歩いても、支流が見つけることは難しそうだったので、トラロープを降りてみる事にしました。
最初はトラロープを持って、順調に降りていたのですが…
途中に、高さ2メートルくらいの崖がありまして…
片手にロッドを持って降りるのは無理そうだったので、ロッドの穂先を持って下に落とす様に降ろしました。
幸い、うまく崖に立てかけるように着地できました。
そして、ロープに捕まり救助隊のように降りようとしたのですが、ロープが細く思った以上にしっかり握れなかった私は…
バランスを崩し、立てかけたロッドにぶつかり宙ぶらりんになってしまいました。
しかも、ロープが細い上にナイロンだったので、手がズルズルと滑り、崖にこすられながらも、何とか無事に降りられました。
慌てて倒したロッドを確認したのですが、リールが泥だらけになっている以外は問題なさそうです。
手の方も、グローブを着けていたので怪我はありませんでした。
ホッとしたのも束の間…
本流までは、まだ3㍍くらいの崖になっているのですが、肝心のトラロープがありません。
いやいや…例え、トラロープがあったとしても、先程の有様ではケガをするのがオチです。
元の林道に戻ることにしました。
とは言え、ロッド片手に崖を登るのは危険だったので、一度タックルを片付けて何とか元の場所に戻ることができました。
予想以上に疲れてしまい、ここで折り返すことにしました。
往復1時間ほどのロスです。
車まで戻り他の支流を探すため、移動することにしました。
本流に沿って進みます。
今日は釣り師が少ないことが救いです。
途中、車から降りてあちこち歩き、階段や崖を登り降りしてポイントを探します。
今日は歩き回って時間ばかりが過ぎ、釣りはあまり出来ていません。
やっと、良さそうなポイントを見つけ入渓します。
ここは比較的オープンな感じで、ルアーでもフライでも問題なくキャストできます!
しかし、既に昼前となっており、あちこちに足跡があります。
入渓するだけ無駄かもしれまんが、これ以上ポイントを探すことに時間を費やす訳にもいきません。
ほんの少し期待をして入渓したのですが…
当然、なんの反応もありません。
それでも諦めず遡上していくと、途中から水量が多いため、中々進めなくなってきました。
それでも、この先に楽園があると信じて…
岩にヘバリつきながらも遡上して行くと、足跡もなくなり、スプーンを追ってく魚影がちらほらと出てくるようになりました。
私の前にいた釣り師は、岩にへばりついて(かなりかっこ悪い)まで、遡上する根性がなかったようです。
しばらくして、2つの流れ込みがぶつかっているポイントで、ガツンとしたアタリがありました。
数少ないチャンスです!
すぐにキャストしたい気持ちを抑え、ポイントを休めることにしました。
ちょうど疲れもあったので、ポイントを休めるついでに、ちょっと木陰で休憩です。
今日は午前中で帰る予定だったので、バーナーは持って来ていません。
お茶と「一本満足」でエネルギー補給です。
15分ほど休憩し、少し高い場所から岩陰に身を隠して様子を見ていると、ライズをしているのが見えました。
ピュアを、ライズしている奥へキャストし、ただ巻きで誘いますが、反応はありません。
もう一度、ライズしている奥へキャストし、ライズしていたポイントで、2回トウィッチを入れた瞬間でした!
ドンッ!と来ました!
そして、岸へ寄せて来ると20㌢オーバーのアマゴが姿を表しました。
ランディングしようと、高い所から降りようとした瞬間でした!
アマゴがジャンプしてフックが外れてしまいました。
アマゴが着地したのは辛うじて水がある砂地だったのですが…
慌ててランディングネットを外し、バタバタと近づいた私に驚いたのか…
必死にピチピチと跳ねたアマゴが、川の方へ向かって行きます!
アマゴ以上に、必死になって追いかける最下級でしたが、残念ながらアマゴは川の中へ戻ってしまいました。
最下級「またか…」と、つい言葉にでてしまいましたが、挫けている場合ではありません!
まだ期待が出来る!と遡上しかけたのですが…
しばらくして、水量が多く水深がある場所で行き詰まってしまいました。
まだ期待出来そうなポイントですが、命には代えられません。
仕方ないのでここは諦めて脱渓します。
時間は昼を回ってしまいました。
しかし、このまま帰る訳には行きません!
濁りと水量が下っていることに、期待して本流に戻ります。
本流に戻ると…
濁りも水量も朝一よりはかなりマシになっていました。
多少水深は下がりましたが、それでも押しの強い流れはさほど変わりなさそうです。
しかし、他に行く場所がない私は、遡上して釣り上がることにしたのですが…
止めておくべきでした。
遡上してみたのですが、何度か川を横断する時に、流れに足を持って行かれそうになりました。
せめて脱渓できる所まで行きたかったのですが、どうしても足が持って行かれそうになって横断出来ない所があり…
タックルを片付けて、戻ることにしました。
当然、こんな酷い状況の本流で釣りをしている人は居なかったので、他の釣り師の邪魔にはならなかったのが幸いです…
やっと、入渓した所まで戻ってきて、林道に出る階段を上がっていたのですが…
階段を登り切ったところで、腿が少し痙攣して「ヤバい!」と思った瞬間、足がつってしまいまい…
もう限界です…
この日は断念することにしました。
最下級「まぁ、こんなもんかなぁ…」
と思いながらも、何故こんなにバラしてしまうのか…
以前、スイミングフックで効果が出た気になっていたのですが、たまたまバレなかっただけのようです…
もう一度、検証し直してみる必要がありそうです。
もうすぐゴールデンウィークで、新型コロナ急増の中、9連休という長期休暇です!
何処にも行けないのですが、私には「旅小僧シリーズ」の「16号様」を仕上げると言う大仕事があります!
今はマイルームでお休み頂いております…
先日、ワイズカスタムさんから手編みのクレモナネットも届いたので…
準備は整いました!
完成がとても楽しみです!!
あ〜!早く休みになってくれ〜!!