釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

釣り師の夕食

2019-03-27 08:05:58 | 日記
今回の海上釣り堀は非常に苦しい戦いでした。

自然からの暴風と、店側からの藻ダルマテロ攻撃により、8名の釣り師の内3名が戦死(ボウズ)と言う無惨な結果に終わりました。

我らが組長のハマ様も、一番気合いが入っていたにも関わらずボウズとなってしまい、週明けの月曜日はゾンビ化しておりました。

昨日あたりから、やっと会話(カユ…ウマ…)が出来るようになってきたのですが、話によると海上釣り堀のあった夜は、ハマ様の釣りの師匠を含む3家族で、刺身パーティーをする予定だったとのことです。

家に帰ると、既に皆が集まっており、部屋に入るなり土下座をし、皆から相当に弄られたとの事でした。

これは辛いですね。

私のような最下級釣り師は、釣る自信がないので、こんな約束は家族でも出来ませんし、そもそも嫁なんかは私の釣果に何の期待もしておりません。

因みに、海上釣り堀前夜のご飯が、鰤カマだったと言えば、嫁が私に対する期待値の低さが伺えるかと思います。

さて、それでは釣り師の夕食準備です。

今回はタイ1匹のみとなりますので、捌くのも楽であろうと嫁に頼んだら、『めんどくさいからいやや!』と断られてしまいました。

なので、最下級が捌いた無惨な刺身とあら煮になります。


丸々太ったタイです。

マルヨのタイは中々の型が揃っているようでした。
このタイも身が分厚く、きっと養殖生け簀で美味しいご飯をたらふく食べていたのでしょう。

先ずはウロコを取り、内臓とエラを外します。
この部分は少しグロなので、割愛させて頂きます。

このまま、刺身まで捌けたら良かったのですが、自治会の集まりがあったので、そのまま一晩クーラーボックスで保管しておきました。

因みに、次年度の組長に選出されてしまいました。
順番なので仕方ありませんが、これから大変そうです(泣)

翌日、解体ショーの始まりです!
先ずは、中骨から身を外します。

中骨なんかはあら煮にするので、ぶつ切りにて置いて置きます。


次に腹骨を取るのですが、失敗してしまい腹の身と一緒にアラ行きとなりましたf(^_^;

それから、身の間にある骨を切り取り半分にします。


そして、皮を剥いで…

刺身用に切ります。

これは酷いですね。
綺麗に切る事が出来ませんでした。
刺身包丁を使いたかったのですが、嫁がどこかに片付けてしまい、所在が分からなくなってしまいました。
普段から稼働率の悪い物は、嫁が実家の古い倉庫へ片付けてしまうのですが、殆どの物が無くなってしまうのです。

これをイリュージョンと言っていいのか、それともあの倉庫が異次元に繋がっているのか…謎は深まるばかりです。
とは言え、私が買った刺身包丁です!
次回までには、異次元に行ってでも見つけたいと思います。

後は適量盛り付けて完成です!

あら煮は嫁が味付けをしてくれました。

残った刺身は、嫁の実家へ持って行きました。

見た目は兎も角、お味は良いです!
もう、焼酎が進みます(笑)

因に、最近刺身デビューした朱流が、恐ろしい勢いでタイの刺身を食べてしまいました。
親として、そして釣り師としても、非常に嬉しい瞬間です!

『朱流よ、また釣ってくるぞ!』と誓う父ちゃんでした。

今日もこの一杯に感謝です!


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春の海上釣り堀 魔の8号生け簀

2019-03-25 22:02:00 |  実釣
『この時期に海上釣り堀に行ってる場合か?』
…と言われれば、資金も時間も出来る限り渓流に費やすべきなのでしょうが、社会人には『付き合い』と言うものがございます。

誰も興味の無い話ではございますが、何故この時期に海上釣り堀なのか?その経緯から、勝手にお話しをさせて頂きます。

以前から、海上釣り堀へ行ってるハマ様と、会社の昼食を一緒に食べているのですが、3ヶ月程前に突然『会社で海上釣り堀チームを作りたい』と仰り、最下級を強制参加の第1号とし、『ハマ様組』を結成されました。

その後、あれよあれよ言う間にメンバーを集め、総勢8名となりました。

私の招集に答えてくれたのは1名のみで、私の職場の新人でギータカ君と申します。
彼が釣った魚は、生涯でブルーギル1匹と言う強者です。

この時は、最下級釣り師である私の、一生涯のライバルになる予感がしておりました。

この時までは…

それにしても、友達の少ない私と違い、リア充のハマ様は社内でも顔が広くて人望も厚く、直ぐに人が集まります。

私とは大違いです。

後、驚かされた事は、この会社にも意外と釣り師が多い事です。

ハマ様の情報では、まだ隠れ釣り師がいるとの事なので、もしかすると渓流釣り師もいるのかもしれませんね。

そんなハマ様の我が儘な理由で発足した『ハマ様組』なのですが、この第1回釣行会が『マルヨ海上釣り堀』となりました。

第1回目と言う事もあり、かなり気合いの入っていたハマ様でしたが、今回の釣行は色々と残念な結果になってしまうのであります。

では、本題へ。

集合は某日のAM3:00、会社の駐車場です。

私はAM2:25に自宅を出発します。
 
会社に到着すると、既に半数の人が集まっていました。

それから、集合時刻の5分前には全員集合し定刻通り出発です。

この辺りは流石、釣り師の集まりでございます。

2台で分乗して目的地に向かいます。
普段、仕事の話はしていても、釣りの話等したこともなかった人達と沢山釣りの話をしました。

ギータカ君も負けじと、ブルーギルの素晴らしさを一生懸命アピールしていました。

話し込んでいると、あっという間にエサ屋さんに到着です。

エサ屋さんは、紀勢大内山インター降りて直ぐの『エサキチ』です。

車を降りてびっくりしたのが、強烈な風と寒さです。
しかし、この時はそんな事を気にしている余裕はありませんでした。

釣り師が非常に多く、『エサキチ』のレジに行列が出来ています。
また、併設してあるコンビニもレジ、トイレ共に列が出来ています。

写真を撮る事を忘れる程に、餌と朝、昼ご飯を購入し、トイレをバタバタと済ませ目的地に向かいます。

エサ屋さんから、20分程で目的地の『マルヨ』に到着しました。

到着時刻は6時です。


釣りの開始は7時からなので、じゃんけんで場所決めをしたり、荷物を移動したりと各々準備を進めます。

ここは、陸から桟橋で直接アクセス出来るのでとても便利です。

ハマ様組に割り当てられたイケスは8号生け簀になります。

実はこの後、ここが最悪の生け簀だと知る事になるのです。

7時になり、釣り開始の合図が放送されました。
直ぐに各々準備した餌を投入します。

因みに、最下級の私が準備した餌は、ウグイ、シラサエビ、ダンゴ、キビナゴ、鰹の切り身です。

しかし、風が強い…と言うより暴風と言った感じでしょうか。
油断すると荷物やらビニール袋が風で飛ばされてしまいます。

そして、冷たい風で体温が奪われ非常に寒いです。

とは言え、朝一のフィーバータイムです。
寒さに耐え、全員が浮きのアタリに集中します。

ところが、一向に反応がありません。

それどころか、ちゃんとタナとりをしてあるのに、トロロのような藻がベットリと仕掛けに絡み付いてきます。

生け簀の網をみると藻だらけです!!

なので、仕掛けはなるべく中央に寄せ、棚は底に落とし過ぎない様に注意が必要です。

最下級でも、藻が絡んだような餌を、魚が食べない事くらいは分かります。

しかし、暴風で非常に釣り難くくなってる上に、藻の対策までしなければならず大変です。

まだ、釣れていれば笑い話にもなるのですが全く反応がありません。

まぁ、こんな事もあるか…と思い、みんな放流を待ちます。

開始から程なくして一回目の放流が始まりました。

放流魚は、タイとイシダイです。

全員、餌を新しい物に替えて即投入します。

ここで、アチコチから『ヒット~(笑)』の声が上がる…筈でした…(汗)

ところが、この8号生け簀は、誰1人としてアタリすらありません。

隣や、他の生け簀は賑わっていますが、『ハマ様組』の8号生け簀は『シーン…』としたままです。

ある意味衝撃でした。
年に1~2回程度の海上釣り堀ですが、もう20年以上通っています。

ただ、今回の様に放流後に釣れないなんて事は初めてです。
しかも、アタリすらないとは…(-_-;)

名誉の為、一応説明させて頂きますが、今回のメンバーは私とギータカ君を除いて、海上釣り堀の猛者や海釣りのエキスパート達ばかりです。

私とギータカ君だけなら笑い話で終わりますが、ベテランを揃えてこの結果はあり得ません。

これは生け簀に生えた、あり得ない量の藻ぐらいにあり得ない結果なのです。

もう、この生け簀はお通夜状態です。


1回目の放流から1時間を過ぎた頃、やっと私の向かいでタイがヒットしました。

しかし、写真を撮っている場合ではありません。

そんな余裕はないのです!
この状況は、海上釣り堀に通い始めてから初の、『ボウズ』になる可能性が出始めたからです。

とにかく手を変え、品を変え、棚を変え色々試して見ます。

それからしばらくして、私の隣でタイがヒットしました。
もしかしたら時合かもしれません。

集中していると、今度は私と反対側でヒットしました。

それからまた、アタリすらない状況に突入です。

暇なので、様子を見て回ると、みんなの足元には藻の残骸が転がっています。
海上釣り堀でこれはあり得ないのでは無いでしょうか?

みんな、2回目の放流にかけるしかなくなりました。

次は青物です。

きっと、今の状況を打破出来る筈です。

この時、全員がそう思っていました。

ところが…

2回目のワラサ、カンパチの放流後もアタリすらありません。

流石に痺れを切らしたハマ様が、抗議に行かれました。

すると、厳つそうなお兄さんがやって来て、ハマ様組の一番若手のタックルを使い、そして客が購入した貴重な活きアジを使い釣りを始めたではありませんか!

多分ですが、『おめーらの腕に問題があるんじゃねーの?』的な感じでしょうか(⚠️最下級の勝手な想像)。

ところが、その厳つそうなお兄さんにもアタリすらありません。

アジを外したと思ったら、今度は私のシラサエビを取って釣りを始めました。

しかし、一向に釣れません。

そりゃそうですよ。
8人もの釣り師が餌を投入して、中々釣れないのに、いくらベテランでもそう簡単に釣れる筈がありません。

ここでハマ様が提案をされます。

ハマ様『生け簀を変えて、もう一回放流してや!』

怒りが籠っています。

厳つい兄さん『ん~、しゃーないな。生け簀は変えてもええけど、放流はもう出来んわ。どないする?』

確かこんな会話だったと思います。

全員、ここで粘っても殆どの釣り師がボウズになるのは目に見えているので、移動する事にしました。

次は広くなった5号生け簀です。


ここは藻もなく、やっと何時もの海上釣り堀の釣りが出来そうです。

ここからはポツポツ釣れ始めました。

放流が無いので、爆釣はありませんでしたが、先程の8号生け簀とは大違いです。

そして、私もやっとヒットです!

見事なタイです!

針も上顎にバッチリ掛かっており、最下級とは思えないフッキングです。 

そして、この魚をスカリに入れた時でした。

バシャンと水飛沫がした時に、魚が跳ねた様に見えたのです。

???と思い、恐る恐るスカリを覗いてみると…イリュージョンです!

タイが居ません(笑)
どうやらリリースしたようです。

周りから失笑を買ったのは言うまでもありません。

流石、ベテラン釣り師達です。
こんなヘマは楽しくて仕方なさそうです。

来週あたりから、『スカリの魔術師』の異名を付けられそうです。

その後、最後のウグイを付けて青物狙いの勝負に出ました。

暫くして、浮きが暴れたと思ったら、スッと沈みました。

大きく合わせて、『アオー』と叫んだのですが、引きはどう見てもタイです。

上がって来たのは先程と同じサイズのタイでした。
今度はキチンとスカリに入れました。

来週あたりから、『アオーと叫ぶタイ釣り師』と異名を付けられそうです。

しかし、ウグイでタイとは…非常に残念です。

横ではこんな立派なカンパチが釣れていました。


とは言え、今日も何とかボウズを免れました。

しかし、終わってみれば、3人がボウズと言うとても厳しい結果でした。

ところが、そんなとても厳しい状況の中、あのギル釣り師のギータカ君がタイ3枚上げているではありませんか!

悔しいですが、もう彼は私を越えて、中級釣り師になってしまったようです。

まぁいいでしょう。

私には、まだハタボー様がいらっしゃいます。
長期出張中のハタボー様も来月戻って来られます。

次はハタボー様と仲良く釣りをしたいと思います。

それにしても、生け簀に泣かされる事になるとは思いもしませんでした。

海上釣り堀とは言え自然相手だから、と言うレベルの話ではありません!

他の生け簀には、あんなに酷い藻は生えていませんでした。

みんな高いお金を払っているのに、設備である筈の生け簀の網の掃除が出来ていないのは、店側の落ち度としか思えません。

しかも、あれだけの藻があると言うことは、網に穴が開いていたとしても分からないのではないでしょうか?

もう、そんな事まで疑ってしまう程に酷い生け簀でした。

もし、今後マルヨに行かれる方がいらっしゃるのであればご注意を!

8号生け簀には魔物が住んでいます(怖)

こんな感じで、第1回の『ハマ様組』の海上釣り堀釣行会は、最悪のスタートで活動がスタートしました。

で、この会が今後続くのか?と申しますと、少し雲行きが怪しいのです。

何故かと申しますと、肝心のハマ様がボウズとなってしまい、非常に落ち込んでおります。

今は、そっとしておくしか無さそうですね
ヽ(;´ω`)ノ
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2019年 久多川渓流初釣行

2019-03-21 23:12:00 |  実釣
3月に入り、全国で渓流が解禁となりました。

あちこちの渓で繰り広げられたであろう釣り師達の戦いも、そろそろ落ち着いたと思われる今日この頃。

ついに最下級釣り師が渓流に降り立つ日が訪れました。

思えば、この冬の間で完成する筈だったランディングネットもそのままに、解禁日を迎えてしまいました。

更に思い起こせば、小学生の頃から大型休みの宿題を先伸ばしにし、休みが明けてからも宿題に追われ続けたあの頃と何一つ変わっていません。

『三つ子の魂百まで』とは良く言ったものです。

それはさておき、約半年振りの久多の里です…と言いたい所ですが、3月初めに来ていた事を思い出しました(笑)

今日は年券を購入する為に、漁協の9時オープンに合わせて来ました。

当然、漁協が休みでない事は調査済みです。

少し遅れて受付のお姉様が到着されました。
早速年券を購入しました。
今シーズンも久多の年券ゲットです!

お姉様より、解禁日からの釣果を教えて頂きましたが、兎に角厳しいとの事でした。

何が厳しいかと申しますと、雪が少ない為、雪解け水の流入が少なく、水位が例年よりかなり低いとの事です。

元より釣れないのは覚悟の上であります。

では、今シーズン初の渓流釣り開始です!

最初のポイントは決めていました。
昨シーズン、魚影が濃いと感じた上の町方面へ向かいます。

途中、杉林の中にはまだ雪が残っており、比良山系の冬の厳しさが伺えます。

早速、渓に降り立ちます。
ここは、昨シーズンのベストアマゴを釣ったポイントです。

ルアーはDrミノーをチョイスします。

ワクワクしながらの第1投です!

ところが、魚からの反応云々の前に、ルアーを上手く動かせません。
トウィッチをすると、ミノーが水面に飛び出してしまいます。
引きが強過ぎるのか?それとも巻きすぎなか?ともあれ、明らかに昨シーズンより下手クソになっています。

最下級を名乗っておきながら、去年より更に下手クソになり、『最下級釣り師』の名をよりディープなものに昇華させた私は、我ながら流石と感心するばかりです。  

とは言え、この下手さは後々仇になりそうなので、ここでしばらくキャストとトウィッチの練習です。

こうして、あっさりこのポイントを潰してしまいました。

まぁいいでしょう。
次のポイントへ向かいます。

どんどん上流を目指します。


相変わらず、アタリも魚影も確認できませんが、久々の渓は歩いているだけでも楽しくて仕方ありません。

しかし、魚影さえ確認出来ない気の緩みからキャストが大雑把になってしまい、絶好のポイントでキャストした時、丁度上にあった枝にラインを引っ掛けてしまいました。

当然、そのまま巻いてくるとルアーが枝に引っ掛かってしまい回収不能となってしまいます。

なのでルアー回収の為、仕方無くポイントに近づいた時でした。

岩影にスッと隠れる二匹の魚影が見えました。

肝心なポイントでラインを枝に引っ掛かけ、挙げ句ルアーを回収する為にポイントに入り魚に逃げられる…流石最下級釣り師です。

しかし、魚影を確認出来たので、俄然やる気が出てきました。
気を引き締めてキャストに集中します。

しかし、昨シーズンなら釣れるはずのポイントでも、ことごとく反応はありません。

考えてみれば、3月に渓流に来た事がないので、昨シーズンの初夏~夏のような感覚では駄目なのでしょう。

しばらく行くと、日当たりの良い流れ込みで、沢山の虫が飛んでいます。 

画像が悪いので見えないかとは思いますが、カゲロウが沢山飛んでいます。

その下で、水面に落ちたカゲロウを補食するライズが見られます。

魚が虫を意識してる所で、ミノーはどうかとも思ったのですが、他にどうする事も出来ません。

焦る気持ちを落ち着かせてキャストし、トウィッチを入れてリトリーブしますが、やはり反応はありません。

しばらく、しゃがんで様子を見ていると、ルアーを通した後でもライズはあるので、テンカラかフライであれば釣れそうな気がします。

しかし、私はルアーなのでさっさと諦めて上流を目指します。

更に進んで行くと良さそうなポイントに出くわしました。

駄目元でキャストし、トウィッチで引いてくると、後ろから魚影がついて来ます。

結局、食いつくことなく私の目の前で元の場所に戻る魚影は、間違えなくアマゴでした。
アマゴが付いてきたポイント。

 
またまた諦めて次のポイントを目指します。

結局、歩きに歩いて何時もの砂防ダムに到着です。

釣れる気はしないのですが、折角なのでルアーをキャストします。

引いて来るとルアーが変な動きをします。
フックがリップか何かに引っ掛かったのか?と思ったのですが、リップが折れていました。

好きなカラーだったので残念です。 
 
そして、ここで一度脱渓します。

昨年、台風で立ち入り禁止となっていた上流も、すっかり片付き綺麗になっていました。

ここからもう少し上に行こうかと思ったのですが、時計を確認したら12時になっていました。

お腹も空いたので、一旦漁協に戻って昼食をとることにしました。

漁協に到着すると、既に二組のお客さんがいらっしゃいました。 

料理長は勿論受付のお姉様になるのですが、一人で切り盛りされており大変そうです。

私は、作るのが楽かな?と思いカレーを注文したのですが、『カツカレーにも出来るよ?』との事だったので、お言葉に甘えてカツカレーにしました。

ところが、ここでお姉様が面白い事を仰るのです。

お姉様『鹿にする?猪にする?』

ファッ??何と、カフェのカレーがジビエ料理にグレードアップです。

私は猪をお願いしました。

ただ、個人的には普通の豚で十分なのですが…
『猪カツカレー』です。

ボリュームは文句無しで、ルーが多目のカレーです。
猪カツについては、ちょっと獣臭い感じがします。
美味しいかと言われれば…f(^_^;

とは言え、話のネタにはなりますね。

お腹は満たされました。

後は渓魚のお顔を見る事が出来れば文句無しの釣行となります。

お姉様に『釣れなかった』とお話しすると、『大黒谷でイワナを狙ってみたら』との事です。

大黒谷へはここに来る度、ほぼ毎回通っているのですが、イワナは釣った事がありません。
良~く話を聞くと、大黒谷の支流へ入るとの事です。

場所を聞いて出発です!
久多川初のイワナに期待値MAXで挑みます!!

流石に支流なので、大きくは無いですが、いい感じの淵があります。

こんなのとか…

こんなのとか…

小場所なだけにファーストキャストが重要なのですが、枝や岩が邪魔をしてキャスト難易度がかなり高いです。
開けた場所でもC級以下…いえ、C級未満のキャスト精度を誇る最下級です。

釣りになりませんf(^_^;

なので、ことごとく狙ったポイントにルアーを送り込めません。

こんなに雰囲気が良く、斜度もあり、源流を釣っている感じは最高なのに、釣り師は最低です。

もっと登りたかったのですが、朱流を保育園へ迎えに行く時間が迫って来たので、本日は14時で納竿としました。


因みに、今回から渓流初投入のレボMGXですが、リールの軽さからか、使い心地は所持しているリールの中では最高です。


但し、ライントラブルが多発してしまいました。

ラインが古かったとか、サミングが甘いとか、ヨレたラインを巻き込んだとか、使い方の問題も多くありますが、ソアレbbではここまでのライントラブルは発生しませんでした。

トラブルが発生したライン

大きなトラブルは4回で、もうラインを切らないと復旧出来ないレベルです。

私のような最下級では、まともな検証など出来るハズもありませんが、先ずはラインを巻き変えてから、改めて検証してみたいと思います。

結局、今シーズンの開幕も丸坊主でのスタートです。 

とは言え、昨シーズンの渓流初釣行は、まだキャストも出来ないクセにフライタックルで挑み、釣りとは呼べない無惨な内容でありました。

それに比べれば、釣りに関してはまだ今年はマシだったと思えますが、昨年の方が釣り師としてはアグレッシブだったのではないでしょうか。

まぁ、どちらにしても坊主なのですが…f(^_^;

ともあれ、まだシーズンは始まったばかりです。

次回の渓流釣行に期待したいと思います。
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健康診断の結果と小心者 part2

2019-03-15 07:54:00 | 日記
part1からの続き

~最終章 検査と小心者~

病院へ予定時刻の5分前に到着しました。

受付を済ませると、内科の診察室へ案内されました。

そこには、とても穏やかな表情をした優しそうな…そうですね、例えるなら仏のような先生がいらっしゃいました。

仏の先生から、今日の検査の予定と内容の説明を丁寧にご説明頂きました。
この先生なら、きっと私が苦しまないような検査をしてくれると、この時は信じておりました。

説明が終わったら、同意書にサインをして検査室へ向かいます。

いよいよ胃カメラの開始です。

先ずは、カメラを通しやすくする為の喉の麻酔を行います。

これは、変な液体を口に含んで5分程我慢します。
5分経過すると、コップに液体を流します。
すると、口の奥がジーンとなったような感じになります。

更に、良くわからないスプレーを2回『喉ぬーるスプレー』の様に噴射されました。
これが何とも言えない痛みがあり、むせてしまいます。

その後は、ベッドに右肩を上にし、お尻を突き出した形で横になります。

横になった時に初めて『まな板の上の魚』の気持ちが分かりました。

最下級心の声『あぁ、もう逃げられないんだ…』

凄く切なく、そして罪深い意識が芽生えました。

神様、今度からはもっともっとお魚さんに感謝の気持ちを込めて、美味しく頂く事をここに誓います。

先程の仏の先生が、胃カメラを持っています。
想像したより太く、内心『マジかぁ~』と思いましたが、有無を言わさずマウスピースを口にはめられます。

仏の先生『では、カメラをいれますね』

最下級『あうあう…(マウスピースで声がでない)』

カメラが口の中に入ります、すると喉を通る瞬間『オエェェッ、オェ、オエェェェ~』の連続です。

仏の先生『はい!今から一番苦しい所を通りますよ~。ここを過ぎれば後は楽になりますよ~(笑)』

最下級『オェッ!オエェェェ…ゲボッ、オエェェ…(ヨダレダラダラ…)』

もう先生の顔を見る余裕もありません。
見ていないにも関わらず、この時の私には鬼の形相をした先生の顔が見えたような気がしました。

一番苦しい所を通過したようです。
しかし、『オェッ』は定期的に発生し垂れたヨダレが頬を伝っています。

何より、体の中を何かがモゾモゾしている感じは恐ろしくて仕方ありません!

鬼(仏)の先生『はい!胃に入ります。ここからは空気を送り胃を膨らませたりして中の状況を確認しますね』

最下級『……オェッ……』

もう何も言えません。
ただただ早く終わる事を願うばかりです。

鬼(仏)の先生『…ん…これは……ん~?』

突然、鬼(仏)の先生が独り言を呟き出したのです。

最下級心の声『えっ!?何?何ですかー!?ハッキリ言って下さいよー!!( `Д´)/』

鬼(仏)の先生『あ~…あれ?無いなぁ…』

鬼(仏)の先生の独り言は、私にとって恐怖でしかありません。
わざと?わざとなんでしょうか?

兎に角、先生が独り言を呟く度に、私のHPがどんどん削られて行きます。

時折胃の中に空気を入れているようですが、苦しさで良くわかりません。

もがき苦しみ、精神ダメージが尽き掛けた時でした。

やっと胃の検査が終わったようです。

鬼(仏)の先生『はい。では最後に十二指腸を見て終わりになります。もう少しの辛抱ですよ』

最下級『ヨダレダラダラダラダラ…(白目)』

最後に奥までゴソッと入ったような感じがしました。
もう、体力も精神も限界突破してしまいました。。。

(^o^)/~~チーン

しばらくすると、目の前にカメラが出てきました。
検査は終わったようです。
確認していないので自信はありませんが、検査時間は10分~15分位でしょうか。

起き上がると、左側の髪がヨダレでベタベタです( ´Д`)

既にパソコンの前に鬼…いえ、仏の先生が座っておられます。

いよいよ結果発表です!

仏の先生『ん~、何にも無かったよ』

最下級『ヽ(*´∀`*)ノ』

仏の先生『もしかしたら、去年の健康診断の時に、胃潰瘍でもあったのかも知れないね』

勝利です!!

最下級釣り師は勝ったのです!
最下級釣り師は生き残ったのです!!

この1週間、私を曇らせていたものが一気に晴れました!

この後、大腸カメラの検査もしたのですが、下の話が長くなるだけなので省略させて頂きます。

因みに、こちらの方も異常無しでした。

こうして長い1週間が過ぎました。

終わって見れば、どうと言う事もない出来事です。
しかし、落ち込んでいた時の気持ちは今でも忘れられません。

これだけ落ち込んでしまったのも、私が小心者だからなのですが、健康がいかに大事か、今回の事で多くの事を学んだ気がします。

これからは健康第一を念頭に、もっと体を労りたいと思いました。

あぁ、今日もこの一杯で満たされます!











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健康診断の結果と小心者 part1

2019-03-14 22:48:00 | 日記
~序章 恐怖の連絡~

先週、勤め先の総務課から、精神的テロがありました。
今回は、その一部始終をまとめたお話です。


~第1章 会社での出来事と小心者~

先週、月曜日の事です。

会社で研修が始まる直前に、携帯のバイブがブルブルと震えました。

最下級『もしもし、最下級です』

総務課『もしもし、総務の○○ですが、最下級さんで宜しいでしょうか?』

最下級『はい』

総務課『昨年の春に実施した健康診断でお伺いしたいのですが、医師診断要の項目について受診頂いてますか?』

最下級『いえ。医師診断要の項目自体記憶にないのですが…』

総務課『えっ!?受診されてないんですか?こちらからの連絡が遅かった事、大変申し訳御座いません。』

最下級『いえいえ。それで、どの様な内容でしょうか?』

総務課『それが…胃のレントゲン検査で、【癌の所見あり】となってまして…健康診断の結果はご覧になられましたか?』

最下級『と、と、とっ、当然、み、み、見まし、た…。けっ、け、けど…そっ、そんな事…かっ、書いて、なっ、な、なかった…かな、、な、なん、なんて…(;´゚д゚)ゞ』

総務課『そうですか。見落とされたのかもしれませんね。健康診断の結果は持たれてませんか?』

最下級『そ、そ、そそ、そそそんなの、もももも、持って、ま、ま、ん、せん、ま、ませんヽ(´Д`;)ノ』

総務課『そうですか。では、早く医師の診断を受けて下さい。また、結果が分かりましたら連絡下さい。では、失礼致します』

ケータイ『プー、プー、プー……』

最下級『…((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル』

確かこんな内容で連絡が入りました。

もう、その後の研修など耳に入りません。

検査に行かなければならない恐怖。
そして、もし私に何かあった時は家族に対して何をして行かなければならないのか…。
闘病生活に入るのであれば、仕事の引き継ぐタイミングはいつなのか…
寝たきりになった時の嫁への負担…
保険は大丈夫か?
こんな事ならこの3月の解禁日から1週間、有給を取得して山に籠るべきだった…
/(≧◇≦)\

等々…先々の事から自分の趣味の事まで、研修のレポートは出せなくても、この時の恐怖心と今までの人生の後悔、今やり残した事の多さに押し潰されそうな心情のレポートなら山ほど書けそうです。

一つ気になるのは、何故こんな重要案件を1年近く放置されていたのでしょうか。
そもそも、しっかり確認していなかった私が悪いのですが、あれだけ苦労する胃検診の結果を見ないはずがありません。 
ましてや、『癌の所見あり』等見落とすハズも無く…

謎は深まるばかりです。

それより、なんでこのタイミングで言いますかね?
渓流解禁月なんですよ!!
おまけに、来月には定期健康診断です。
もうね、あの総務のお姉さんにはきちんと言ってあげたい!
『世の中にはね、知らない方が幸せって事もあるんですよ』と。

知らなければ、間違いなく久多川へ行ったでしょう。

実は、先週の平日休みは『久多川年券購入/今年初久多川釣行』にしようと考えておりました。
ところが、上記の理由の為、病院へ検査の予約を入れるべく『なごみの湖MGXテスト釣行』へ切り替え、昼から病院へ予約を取りに行くことにしたのです。

先週は恐怖のあまり、このブログで事の経緯を説明出来ず、真実を隠して『REVO MGX メンテ後の最終試練はなごみの湖』なるブログを掲載してしまいました。

最下級らしい小心者であります。。。

しかし、その恐怖心を抱えながらも釣りに行く私は、『釣りバカ』か『釣りキチ』の類いなのでしょう。

ともあれ、無事に胃カメラの検査と、ついでに大腸カメラの予約も取れ、後は検査を待つだけとなりました。

~第2章 憂鬱な1週間と小心者~

総務からの連絡を受けてから、早1週間が過ぎました。

先週の週末は、家族と大阪へサーカスを見に行って来ました。
私は『これが家族と楽しく過ごす、最後の思い出となるのか…』と考えると、サーカスを思い切り楽しみたいのに、何故か視界がボヤけて良く見えません( ノД`)…
そして、その夜は焼き肉を食べて帰ったのですが、私は『これが最後の晩餐か…』とマイナス思考を更にマイナスに足したようなネガティブ思考真っ只中の状態になっておりました。

しかし、久しぶりの焼き肉は非常に美味しく、お腹一杯食べてしまいました(笑)

本当に、この1週間は気持ちが沈むばかりで、今まで痛くも無かった胃がキリキリ痛み出した週でもありました。
そして、『この痛み…まっ、まさか癌か…?』等と余計な事を考える負のスパイラルに陥っておりました。

時は刻々と流れ、遂に検査前日となってしまいました。

しかし、このまま『癌かもしれないし、違うかもしれない…』とハッキリしない状況に疲れてしまった私にとっては、待ちに待った日となっていました。

検査前日の昼より、看護師さんから美味しくなったと言われた、検査食(レトルト)と水のみの食事制限となります。

昼のメニュー:鮭のおかゆ、肉じゃが
夜のメニュー:クラッカー、シチュー
夜9時:液体の下剤

昼のメニューについては、冷めない弁当箱に入れて会社に持って行きました。
ただ、普段は会社で注文する弁当を食べているので、周りからあれこれ聞かれるのが嫌だった事もあり、車の中で一人淋しく昼食を食べる事にしました。

味は確かにしっかりとありますが、美味しいか?と言われれば、不味い訳ではないのですが、喉を通り難い感じです。
病院食に偏見があるだけも知れませんが…

その日は定時で上がらせて貰い、憂鬱な気持ちで家に帰りました。

そして、また美味しくもない検査食かと思うと、更に気持ちが沈んでしまいます。

最下級『ただいま…』

家に帰るとキッチンから美味しそうな匂いがします。

嫁『おかえりー!ごめんな。今日唐揚げやねん(笑)』

事もあろうに、私が食事制限されている事を知りながらの、みんな大好き唐揚げを作っているではありませんか!

最下級『いやいや…わざとやろ?あんまりやわ~( `Д´)/』

とは言え、どのみち検査結果の最悪の状況を考えてしまう今の状況では、例え大間のマグロの大トロ、中トロが目の前にあったとしても、美味しく食べる事は出来ないでしょう。

でも、いい匂いです。
この唐揚げの匂いで満足する事にしました。

そして、就寝前に液体の下剤です。
これは文句無しに不味いです。

最下級『うえ~。下剤めっちゃ不味いわ!』

嫁『そう。布団だけは汚さんといてや。おやすみ~』

最下級『……』

夫が苦しんでいると言うのにあっさりした嫁です。

でも、この方がいつも通りの感じで気が落ち着きます。
それこそ嫁が『大丈夫なん?』『癌やったらどうしよう?』見たいな雰囲気を常に出されると、こっちが参ってしまうでしょう。

就寝です。

検査に備え早目に就寝したのですが、不安感と下剤による腹痛が気になり、殆ど寝れない夜を過ごすことになるのでした。。。

~第3章 検査前の小心者~

検査当日の朝です。

最下級『zzz…zz……???…って、イテテテ…』

腹痛です。

どうも、明け方前に眠りに入ったようですが、腹痛で直ぐに目が覚めてしまいました。

飛び起きてトイレにダッシュです。 

トイレでパンツが汚れていない事を確認し一安心です。

それから寝れそうもないので、コタツに入りテレビを見ていると、嫁と朱流が起きてきました。

当然、私は朝食を食べれませんので、嫁と朱流の食事の準備をし、二人が食べるのを眺めているだけです。

私は9時15分に病院に行けば良いので、少し時間に余裕がありました。

嫁と朱流を送り出し、一応着替えを準備して…さぁ、出陣で……と思ったら腹痛が始まったので再びトイレへ駆け込みます。

そして、気を取り直して出陣です!

part2へ続く
コメント
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