釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

マイ タックル

2017-03-29 08:09:00 | 日記
仕事…私事…死事…の年度末。
何処もバタバタと慌ただしく年度末。
まだ代休もあるし、釣りに行きたいのだが、休みが取りにくい年度末。

因みに前回釣行を共にしたマモは、今週は夜勤でまだ顔を見ていない。
ヤツは負けず嫌いだから、きっと俺を満足させる顔を見せてくれるに違いない。会うのが楽しみだなぁ。

しかし…だ…前回の釣行、よ~く考えてみたら、俺が購入したおニューのランディングネットを最初に使ったのはマモの魚ではないか!!

何かケチがついてしまった。
捨てようかな…(嘘)

新年度がスタートするまでは釣りにも行けないので、自分のタックルを記録しておく。
⚠コメントは個人的感想です。

先ずはロッド。
ラッキークラフト エリアマスター
AMRー1・AMRー1L

買ったのは10年以上前になるか。
AMRー1はファーストテーパーで、マラブー・小型ミノー・クランク等々幅広く使え非常に扱い易い。

AMRー1Lはスローテーパーで、小型スプーンに使用。現在、スプーンをあまり使用していないので、最近は出番が少ない。

両ロッドとも性格がハッキリしており、エリアフィッシングであれば、この2本で充分カバー出来るかな。

次はカーディフ S60SULーFF

こちらは2ピースロッド。エリアマスターが1ピースの為、車を軽に買い替えた時から、利便性の良い2ピースロッドが欲しくなり2ヶ月前に購入。
使えるルアーの範囲は広く、これ1本で個人的にはあまり困らないが、小型スプーンと言った軽量ルアー等引き抵抗が弱いルアーになるとミスマッチの様な気がする。

次はリール。
先ずはステラFW2000

言わずと知れたシマノの最高峰リール。しかし古い。確か03年か04年モデル。だが、今でもこのリールを買い換えたいとは思わない。まだまだ現役。ドラグ性能は秀逸!

次はエルフC2000S

これは安かったし何となく買ったリールだが、性能に驚いた。低価格リールの中では秀逸な部類に入るのでは?
久々リールなんて買ったが、今のリールってこの価格帯でもドラグ調整がマイクロチップやねんな。

後は適当にルアー




現在はマラブーにハマっており、その他のルアーは殆ど出番無し。
苦手なルアーはミノー。ご覧の通り今は二つしか持っていない。何かアクションさせるのが苦手やな。

と言った所である。
ロッドが3本になったので、新しいリールが欲しいかな。
エルフで満足してるから、安い価格帯のリールでもええんやけど、ガラスケースのリール見ると……

心が揺らぐwww
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試合に勝って 勝負に負けるpart3

2017-03-26 05:51:44 |  実釣
part2からの続き

この白マラブー、ヘッドのシンカーの形もヘンテコな形で、この白色のケバケバも貧相であり自分でもなぜ買ったのか分からない。いや、買った記憶さえ無いのだ。
しかもずーっと前から持っていた。まさにクラスに一人はいる帰宅部員の陰キャなのだ。

まぁ使ってみるかの気持ちで…
キャストしカウントダウン…ゆっくりリーリングして………ドン!!

俺「きっ、キターーー!!」

声が上ずってしまったが改心のアタリ。しかも良く引き、良く走る!

で、慎重にランディング。


婚姻色がでたキレイなレインボー。
かなり気を良くした俺。まだ余裕のマモも俺に賛辞を送ってれた。

そして、次のキャストでまたの連続ヒット!しかも今までに無い桁違いのパワー!!一気に桟橋下に入り込みドラグが悲鳴をあげた。
俺もロッドを水中に突っ込み、桟橋でラインが切られない様に耐え応戦。
と思えば、行きなり方向転換でこちらに向かってきた。ラインテンションに気を付けながらリーリング。
それから綱引きを何度か繰り返し魚体が上がってきた。

俺・マ「デカ!!」

間違いなく自己記録を更新できるサイズだ。50㌢は確実にあったと思う。
後はランディングネットに収めれば俺の勝ちであった。しかしネットを近づけると逃げ、引き寄せ、逃げの繰り返し。最初のパワーは残っていなかったが中々しぶとい。
そしていよいよネットに取り込もうとした瞬間………突然フックが外れ帰宅部員がスローモーションで宙を舞う……ゆっくり水中に戻って行く大きな魚体…
やってもうた!焦っていたのか少し巻き過ぎていた様だ。初心者が良くやらかすヤツだ。

少し足が震えた。6年前に止めたタバコに火を着けたくなった。
俺の敗けだ。天を仰ぎ立ち尽くしていた俺にマモが話しかけてきた。

マ「いやー今のデカかったッスね」
何故かニヤニヤしながら話しかけてくるマモ。

だが、この帰宅部員…もしや……と良く見てみると、濡れるとうっすら青色が出て妖艶な感じが出ている。しかもフォーリングは良く分からなかったが、巻き上げてくるとスパイラルに上がってくる。ただ者ではない。

そして、俺の快進撃が始まった。





アタるは釣れるはwww
俺にもバブルが到来したwww
その頃マモはアタリが遠退きバブルが崩壊しつつあった。

俺「おっ…きた……引くーー…楽しぃwww」
マ「…またッスか?……」
俺「…またまたキターーーwww」
マ「…………………」

立場が逆転である。朝のあの時間はなんだったのか。全てはこの帰宅部員のお陰である。

いや違う!こいつは帰宅部員ではなかったのだ。華やかなサッカー部に所属する他のマラブーと比べればこいつは陰キャに違いないのだが、こいつはちゃんとアニメ研究会に属しており部長辺りをやっているに違いない。
しかも実力も確かで全国大会(何の?)の常連に違いないのだ!!
とにかく、今日のヒットカラーは白だったのだ。そしてマモは白を持っていなかった。勝負はそこで別れた。

管釣りで良く言われるのがカラーチェンジ。俺は今までここではダーク系・ナチュラル系でいい思いをしていたのでそこに拘り過ぎていて、釣れない理由を「活性が低いんやな」と勝手に決めつけていた。
そして水質。前回の釣行時はクリアであったが、今日は雨の影響なのか前回に比べてステインである事に後になって気づいた。
もっと状況を確認した上で釣法を考えるべきだったが、人を貶める作戦が先行してまい状況がまるで見えていなかった(何しに行ってんだか…)。
これは大いに反省する事である。

そして後半、マモは殆どしゃべらなくなってしまった。これが釣りである。

一緒に行っても自分が釣れなければ、釣れまくってる奴には誰も賛辞を送れないのが釣りなのだ。
もしかすると俺の事を突き落とそうと考えているかもしれない…
だから俺は背後に充分注意を払った。

その後12時となり納竿とした。
釣果は15匹。
当初の計画通りとは行かなかったが楽しめた釣りであった。

しかし心残りである。
デカいトラウトじゃないよ。

結局、自作マラブーで釣り上げたトラウトは1匹はもいなかった。

よって、試合に勝って勝負に負けた一日であった。
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試合に勝って 勝負に負ける part2

2017-03-25 06:59:47 |  実釣
part1の続き

俺は目眩と吐き気に襲われ釣りどころでは無くなった。
「こんなはずでは…こんなはずでは…」と心の中でリフレインする。

もはやみっともなくあわてふためいているのは俺の方だった。

マ「キタ!!」…「あ~バレた!」
俺「……」
マ「おっ?…ヒット…おほほほほ~」
俺「…なぁ…まだ赤使ってんの?」
マ「赤ッスね」

かつて剣豪の死合にて、巌流島の宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘はあまりにも有名な話であるが、あれも遅れてきた奴が待っていた方の心を掻き乱し、メンタルをズタズタにした上で叩きのめす人類史上例を見ない姑息な作戦である。
もし神がいるなら、時間通りに来た人間に対しこんな酷い仕打ちはしないだろう。故に、神がいない事をこの時俺は悟った…

俺心の声「クソ!先輩に対する配慮はないのか?あっ?テメー後から来て何してくれてんだ?ここの場所も俺が早く来て抑えてたんだぞ?もうちょっと配慮をだな~★×j-d.@?.5mdpjmx~」

何と小さい男なんだと思われるだろう。俺もそう思う。しかし今回は釣りだ!遊びであって遊びでない!!
釣りは結果が全てである。どんなに良い事をしようが帰る時、結果が無ければ絶望を噛み締めながら帰路に着く事になる。そして後の生活に支障が出るのだ。釣り人ならこの惨めな気持ち理解してくれると信じている。

この時俺は身勝手にも当初の作戦などすっかり忘れており、なりふり構っていられる状態では無かった。あの惨めな気持ちだけは勘弁なのだ!

俺は自作マラブーを外し桟橋に叩きつけた(嘘)!

俺「俺も赤いのに変えよっかな~w」
マ「…プッ…………」
俺「………」

自分のタックルを確認する。前回の釣行でヒットしたスタメンのマラブーは全てロストしていた。今あるのはベンチ入りのダーク系二つと補欠のチャートオレンジが一つ……後は帰宅部員の記憶にさえ残っていない白マラブーが一つ。

赤が無いので補欠のチャートオレンジをチョイスしキャスト。すると2投目で待望のレインボー!!


小さい…しかしだ、今日の俺にとっては待望の一匹!贅沢は言ってられない。

マ「やっぱ赤系ッスね。それにしても小さいッスねw」
俺「…一匹は一匹やから…」

マモは既に同サイズを4匹釣っており余裕の表情を見せている。いや、もはやニヤついているのだ。
悔しさは依然としてあるが、取り敢えず一匹釣った所で落ち着いた。

しかし、所詮は赤ではないまがい物。すぐにアタリは遠退き静かな時間となってしまった。
仕方ないのでベンチのダーク系をチョイスしキャストをするが反応無し。
自作マラブーの出来の悪さは仕方ないとしても、今日はカラーを外すと大きく釣果に差が出るようだ。

それからマモが25㌢のレインボーを追加したが、赤系もアタリが減り始めた。しかし、ダーク系はアタリさえ殆ど無い状態が続いていた。

またタックルを確認し、苦手なミノーにするか迷っていた時、帰宅部員の白マラブーが目についた。

どーせだ。釣れてないし使ってみるか…

快進撃の幕開けであった。

part3に続く





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試合に勝って 勝負に負ける part1

2017-03-24 17:32:17 |  実釣
またかと思われるが『なごみの湖』さんへ行って来ました!

7時30分~現地集合と言う事にした。普段は俺の家に来て拾ってもらうのだが、マモは前日職場の飲み会に出席しており間違いなく寝過ごすと踏んだからだ。

今日の作戦はこうだ。
1.マモが寝過ごしている間に自作マラブーでビッグトラウトを釣り上げる。
2.遅れてきたマモが既に俺が釣り上げている事に焦り、トラウトが釣れない。
3.マモがあわてふためく様子を眺め、上から目線で半日楽しく過ごす…

と言う釣り以外も存分に楽しめる完璧な作戦だ。

俺は予定通り7時30分に到着。一先ず直ぐに釣りが始められる準備をし、朝食を車内で食べているとマモから連絡が入った。

マ「今向かってますが遅れそうです」

ほら来た!読み通りだ!今日は冴えてる!作戦開始だ!!
即座にパンを詰め込み受け付けを済ませ本湖へ直行。

先行者は3名。誰もいない一番上流の桟橋へ入る。
開始時間は8時丁度。

先ずはアピール系をチョイス。


もう釣れる気しかしないwww

第1投…
第2投………

ちょハデやったかな。やっぱここはダーク系やな。マラブー交換。

第3投…………コッ……「おー」
第4投……第5投…………6…8…12…
おかしぃなぁ。
あー今日寒いし活性が低いんやな…

う~ん……よし!ダーク系でアピール出来るこのしっぽフワフワのこいつにチェンジ!
とりゃ!…あれ?飛ばへんなぁ。フワフワさせ過ぎたかなぁ。抵抗になってるかも?しかもフワフワでかすぎて沈まへんし…何かバランス悪いなぁ。もしか他のも全部…いやいや…まさか…俺に…限っ…

ふと時計を確認。げっ、もう9時前や。ヤバい!ヤツが来る!
早く…早く釣らねば!
とその時死線(視線)を感じ顔を上げると……ヤツだ…


マ「チース。釣れました?」
俺「いやまだ…結構渋いよ」
マ「そースか?また黒系ッスか?今日は赤ッスよw」
俺「そーか?まぁ俺も赤はつかってないし来るかもな。」

とかいいながら一張羅のバスタックルを準備しキャスティングを始めた。

俺心の声「ちょっwおまwwここでwその選択は無いわww」

とその時…
マ「おっしゃっ!キター!!」
俺「へっ?2投目で?マジ!?」
で釣れたのがこれだ…


マ「やっぱ赤ッスねwww結構引きましたよw」
俺「おっ、おう。綺麗な…魚体やな…」
マ「結構アタリ多いッスよ」
俺「そー…なんや…」

それから数投後、マモが即同サイズをまた釣り上げ…
マ「ウェーイwwwやっぱ赤ッスw」
俺「………」

あれ?…何か視界がボヤけてきた…あー…そーか…花粉か……花粉か…花粉……か…

part2へ続く



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鬼の居ぬ間になんとやら

2017-03-23 07:46:28 | 日記
昨日ラッキーな事が起こった!!

職場のボスが2泊3日の出張に行ってしまった。
明日はもう釣りに行くしかない!!
しかも今週は久々の土日休み。
3連休だ!笑いが止まらん!!

出張に行く事を随分嫌がっていたボスだったが、更に上の圧力もあり渋々出掛けて行ったのであった…。
南~無~

早速休暇予定のボードに俺の名前を張り付けていると、背後に死線(視線)を感じた。

釣り吉のマモだ。

マ「俺さん休むんスか?」
俺「千載一遇のチャンス。休むよ~」
マ「釣りッスか?」
俺「お、おう。」
マ「俺も休むッス。」

で、マモも釣り行く事になった。
俺よりずっと若く、こんなおっさんの釣りにも付き合ってくれるいいヤツだ。また、釣りの範囲も広く海・川・湖・……女まで何でもかんでも釣ってしまう。

マモの事だが、俺を驚愕させている事が一つある。それはヤツの装備だ。彼が持っているのはバスタックルワンセットのみである。
管理釣り・ワカサギ・サビキは分かる。まぁそれはいい。しかしなぁ、海上釣り堀にバスタックルは無いでしょ。
流石にその時はレンタルタックルを与えたのだが、今にして思えば奴の一張羅が折れる瞬間を見たかった気もする。

今日の朝の話になるが、マモはルアーが無く昨日の夜遅くに閉店間際の釣具屋に駆け込み調達したとの事。そこで俺は自作マラブーで釣るとの話をしたが…

マ「はぁ?無理っしょwww」

俺が一番気にしている事をあっさりと…
明日は何がなんでも自作マラブーでデカデカレインボーを釣り上げてやる!!
でなけりゃ、そのバスロッドをへし折ってやるぜ!!
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