以前より気になっていたスピニングリール レボMGXの逆転現象の対策をする事にしました。
この現象を簡単に説明させて頂きますと、厳冬期に魚が釣れる(リールに負荷が掛かる)と、リールハンドルが逆転するビックリな現象であり、釣り具としては致命的な欠陥ですヽ(`Д´)ノ
原因は、初期ロットにて、ワンウェイクラッチに多量のグリスを塗布ており、その為動作が悪くなりリールハンドルが逆転するとの事です。
対策は分解してワンウェイクラッチのグリスを洗浄し、適宜量のグリスを塗布すれば直るとの事です。
ネットで検索すると、先人方が分解洗浄を行っている貴重な資料が出てきます。
ここまでお膳立てがあるのなら、わざわざメーカーさんのお世話になる必要も無いでしょう。
自らの道具は、自らの手で整備できてこそ使いこなせると言うものです。
最下級らしくはないですが、自分に半信半疑ながらも分解清掃作業に挑戦する事にしました。
作業に取りかかる前の注意です。
自身で作業する時は、必ず自己責任でお願いします。
安い物ではないので、心配ならメーカー整備をお勧めします。
さて、道具の準備です。

ドライバーのセットにモンキーレンチです。
画像には、六角レンチとラジオペンチがありますがワンウェイクラッチの整備だけであれば必要はありません。
後は、洗浄用のパーツクリーナーとリール用のグリスです。
パーツクリーナーはワコーズのパーツクリーナーを使いました。

グリスはシマノのリール用グリスです。

後は明るい照明を準備して下さい。
私が愛用している照明ですが、先日嫁が『職場でちょっと使いたいから貸して。直ぐに返すから♥️』と言われ、半ば強引に奪われました。
あれから2週間…未だに返却されません。
なので、画像が暗いですがご了承下さい
m(_ _)m
それと、最下級のくせに生意気なのですが、分解する前の注意点を2つ述べさせて頂きます。
先ず、外す前の状態を携帯カメラで撮影しておく事をお勧めします。
もし、組み上げる時に分からなくなっても、元の状態を記録しておけば安心です。
もうひとつの注意点は、ネジやナットを緩める時にどの程度の力で緩んだかをなるべく覚えておいて下さい。
個人的な感覚ですが、軽量化されているからなのか、物の強度は強く無さそうに感じました。
締めすぎによる、ネジ切り等に注意です。
では、作業に入ります。
先ずはスプールを取り外します。
次はローターを本体から外す作業です。

下画像真ん中にある、赤矢印のボルトをプラスドライバーで外して、六角ナットの緩み止めをしてある緑矢印の金具を外します。

次に、シャフトにローターを固定してある黒色の六角ナットをモンキーで外します。

この六角ナットは向きがあるので注意して下さい。
面の角にrがある方が上になります。

六角ナットを外した後は、ローターを引き抜くと簡単に外れます。

次に、ベアリングを押さえているカバーのネジ3ヵ所(赤色矢印)をプラスドライバーで外し、カバーを取ります。
この時、緑矢印の穴の位置を覚えておいて下さい。

カバーを外すと、緑矢印のベアリングが見えます。
そして、その下にある赤矢印がワンウェイクラッチになります。

先ずは、赤丸で囲ったスプリングを外します。

このスプリング、簡単に外れるのですが、私はこのスプリングを飛ばしてしまい、1時間探し回って何とか見つける事が出来ました(-o-;)ヤバカッター
皆様も十分注意して下さい。
そして、ベアリングをドライバー等を使い抜き取ります。
傷を着けない様に注意して外します。

すると下にワンウェイクラッチが出て来ますので引き抜いて下さい。
これで洗浄準備が整いました。

そして、ワンウェイクラッチに着いてある白いカバー?を外すのですが、この位置を覚えておいて下さい。
このニードルベアリングのアウターにチョボが2ヶ所(赤矢印)あるのを見ても分かる通り、このベアリングは向きが決まっています。

なので取り付けの時に白いカバーの向きが間違っていると入りません。
それと、白いカバーを外すと、ニードルベアリングのコロがバラバラと外れますので、無くさない様に注意して下さい。
白いカバーは上に引っ張ると外れます。

するとローターが抜けますので、コロを外していきます。

では、ワンウェイクラッチの洗浄です。
私はコロを外してパーツクリーナーでコロとアウターを洗浄しました。
それから、リールグリスを塗布してからキッチンぺーパーで不要なグリスを拭き取りました。
バタバタ作業したので画像はありませんが、ローター破損させない様に注意して下さい。
後、組み付ける前に、メインのシャフト(赤矢印)へグリスを塗布し、余分なグリスを吹いておくと動きが良くなる様なので、ついでにやっておくといいと思います。

洗浄が終われば、後は組み付けをするだけです。

それほど難しい作業ではありませんでした。
後はテストをするだけですが、これは実釣で試すしかありません。
釣りに行くしかないですね( ≧∀≦)ノ
実は…今回のリール整備、調子に乗って色々バラして非常に苦労しました。
この記事に乗せてしまうとややこしくなってしまうので、機会があればまた別の記事にて紹介したいと思います。。。f(^^;
この現象を簡単に説明させて頂きますと、厳冬期に魚が釣れる(リールに負荷が掛かる)と、リールハンドルが逆転するビックリな現象であり、釣り具としては致命的な欠陥ですヽ(`Д´)ノ
原因は、初期ロットにて、ワンウェイクラッチに多量のグリスを塗布ており、その為動作が悪くなりリールハンドルが逆転するとの事です。
対策は分解してワンウェイクラッチのグリスを洗浄し、適宜量のグリスを塗布すれば直るとの事です。
ネットで検索すると、先人方が分解洗浄を行っている貴重な資料が出てきます。
ここまでお膳立てがあるのなら、わざわざメーカーさんのお世話になる必要も無いでしょう。
自らの道具は、自らの手で整備できてこそ使いこなせると言うものです。
最下級らしくはないですが、自分に半信半疑ながらも分解清掃作業に挑戦する事にしました。
作業に取りかかる前の注意です。
自身で作業する時は、必ず自己責任でお願いします。
安い物ではないので、心配ならメーカー整備をお勧めします。
さて、道具の準備です。

ドライバーのセットにモンキーレンチです。
画像には、六角レンチとラジオペンチがありますがワンウェイクラッチの整備だけであれば必要はありません。
後は、洗浄用のパーツクリーナーとリール用のグリスです。
パーツクリーナーはワコーズのパーツクリーナーを使いました。

グリスはシマノのリール用グリスです。

後は明るい照明を準備して下さい。
私が愛用している照明ですが、先日嫁が『職場でちょっと使いたいから貸して。直ぐに返すから♥️』と言われ、半ば強引に奪われました。
あれから2週間…未だに返却されません。
なので、画像が暗いですがご了承下さい
m(_ _)m
それと、最下級のくせに生意気なのですが、分解する前の注意点を2つ述べさせて頂きます。
先ず、外す前の状態を携帯カメラで撮影しておく事をお勧めします。
もし、組み上げる時に分からなくなっても、元の状態を記録しておけば安心です。
もうひとつの注意点は、ネジやナットを緩める時にどの程度の力で緩んだかをなるべく覚えておいて下さい。
個人的な感覚ですが、軽量化されているからなのか、物の強度は強く無さそうに感じました。
締めすぎによる、ネジ切り等に注意です。
では、作業に入ります。
先ずはスプールを取り外します。
次はローターを本体から外す作業です。

下画像真ん中にある、赤矢印のボルトをプラスドライバーで外して、六角ナットの緩み止めをしてある緑矢印の金具を外します。

次に、シャフトにローターを固定してある黒色の六角ナットをモンキーで外します。

この六角ナットは向きがあるので注意して下さい。
面の角にrがある方が上になります。

六角ナットを外した後は、ローターを引き抜くと簡単に外れます。

次に、ベアリングを押さえているカバーのネジ3ヵ所(赤色矢印)をプラスドライバーで外し、カバーを取ります。
この時、緑矢印の穴の位置を覚えておいて下さい。

カバーを外すと、緑矢印のベアリングが見えます。
そして、その下にある赤矢印がワンウェイクラッチになります。

先ずは、赤丸で囲ったスプリングを外します。

このスプリング、簡単に外れるのですが、私はこのスプリングを飛ばしてしまい、1時間探し回って何とか見つける事が出来ました(-o-;)ヤバカッター
皆様も十分注意して下さい。
そして、ベアリングをドライバー等を使い抜き取ります。
傷を着けない様に注意して外します。

すると下にワンウェイクラッチが出て来ますので引き抜いて下さい。
これで洗浄準備が整いました。

そして、ワンウェイクラッチに着いてある白いカバー?を外すのですが、この位置を覚えておいて下さい。
このニードルベアリングのアウターにチョボが2ヶ所(赤矢印)あるのを見ても分かる通り、このベアリングは向きが決まっています。

なので取り付けの時に白いカバーの向きが間違っていると入りません。
それと、白いカバーを外すと、ニードルベアリングのコロがバラバラと外れますので、無くさない様に注意して下さい。
白いカバーは上に引っ張ると外れます。

するとローターが抜けますので、コロを外していきます。

では、ワンウェイクラッチの洗浄です。
私はコロを外してパーツクリーナーでコロとアウターを洗浄しました。
それから、リールグリスを塗布してからキッチンぺーパーで不要なグリスを拭き取りました。
バタバタ作業したので画像はありませんが、ローター破損させない様に注意して下さい。
後、組み付ける前に、メインのシャフト(赤矢印)へグリスを塗布し、余分なグリスを吹いておくと動きが良くなる様なので、ついでにやっておくといいと思います。

洗浄が終われば、後は組み付けをするだけです。

それほど難しい作業ではありませんでした。
後はテストをするだけですが、これは実釣で試すしかありません。
釣りに行くしかないですね( ≧∀≦)ノ
実は…今回のリール整備、調子に乗って色々バラして非常に苦労しました。
この記事に乗せてしまうとややこしくなってしまうので、機会があればまた別の記事にて紹介したいと思います。。。f(^^;
同じ個体を持ってる人には、参考になりますね。
グリス量は ”うっすら” 程度でしょうか?
それにしても、オイラがバスで使ってたリールと違う・・・ もう数十年も前だから当たり前ですがっ。
実釣に行かねば(笑)
直るとイイですね。
「調子に乗って色々バラして・・・」
プププッ、 オイラも良くやっちゃいます(汗)
挙句の果てには、部品が飛んで行ってしまったりして(苦笑)
そんな時は、いつも「勉強代」と思って、追加でもう一つ購入します(爆)
m(_ _)m
お褒めに与り恐縮です( ノ_ _)ノ
ですが、肝心のベトベトにグリスの付いワンウェイクラッチの撮影を忘れていましたf(^^;
グリスは仰る通り、一度スプレーで吹き付けて、薄~く伸ばす感じでコロを拭きました。
アウターに関しては、グリスを塗布しても綺麗に拭き取れそうも無かったので、洗浄しただけです。
これで直ってくれるとありがたいのですが…
調子に乗って、バラして失敗しても勉強代とするその心意気、良いですね👍
トラブルを乗り越えると、深く理解する事が出来るのは間違いないですからね。
MGXはかなり気に入っていますので、これで直ったらもう1台購入しようかと検討中です(笑)