Sbagliando si impara. (間違うことで人は学ぶ。)

イタリア語の勉強に、nonna ひとりでフィレンツェへ。自分のための記録。

音楽とイタリア語

2018年06月01日 | 日記


Buonasera. Mi chiamo Junko, Piacere.
Sono giapponese. Abito a Kyoto,e sono casalinga.
Mi piace studiare l'italiano. Ho ×× anni.


イタリア語教室に通い始めてこの6月で5年目になります。
月2回とはいえ、なかなかスラッともいきません
「Cosa mi dici mai! なんてこった!」という感じ。

楽譜のイタリア語に嵌まってから、いろいろ学ぶうちに言語だけでなく、
新しい発見もあり、世界が広がりました。

  2,3ヶ月ミラノに行って留守をした真奈先生のピンチヒッター、ダニエラの故郷
  サルデーニャ島のカリアリからの絵はがき
     
 
ダニエラは美短でイタリア語を教え、陽気でおしゃべり好きな先生で、日本人の夫との
出逢いから結婚に至るまでのストーリーも話してくれました。(*^_^*)

授業でイタリアの童謡「Volevo un gatto nero.黒猫が欲しかった。」をCDで聴かせてくれたり、
イタリアの生活なども話してくれ、イタリアの風の中で学びました。

「Volevo・・・.」と日本で大流行した「黒猫のタンゴ」の歌詞の違いは、面白い!

イタリア版は「友だちにアリゲーターをあげたのに、約束と違い「白猫」をくれた。
友だちに嘘をつかれた。黒猫が欲しかった。」

♪ Volevo un gatto nero ♪ nero ♪ nero ♪ 

と「黒い、黒い、黒い猫が欲しかった。♪」と歌い続けるが、
日本の歌詞は「赤いリボンがよく似合う可愛いクロネコ♪」と「かわいさ」を唄う。

もうひとり、一回だけでしたが、ダニエラの代わりにロンバルディア州ブレシィア出身の
ラウラと彼女の子供たち、小学生のリタ、幼稚園のリオにたっぷりと教えてもらいました。
彼女は北イタリア出身なので、色白で西洋系の容姿で、フランス語、ドイツ語、スペイン語、
英語、中国語そして日本語が話せるが、日本語は難しくまだ勉強中なので上手く話せないと
当時は言ってました。 
「イタリア語で話すが、分からなかったら言って下さい。」と。
どうやら、小学生のリタはその時のための可愛い通訳だったかな?
後半は成り切りカードを使って、小学生のリタと一緒に会話を楽しみました。
良い経験でした。

相手が外国の人だと、どうして照れもなく外国語で堂々としゃべれるのかしら??
「私は日本人だから、ちゃんと喋れないのは当然でしょ!」 なんて気持ちが
私の中であるのでしょうね。 
broken foreign language でこれからもどんどん喋ります

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日本では一般的に強弱や速度を表わす音楽用語だと思っていたのですが、
イタリアでは「演奏のニュアンスを伝える」のが目的なのだそうです。

例えば、日本では「速く」という意味の「Allegro」は、
イタリアでは「陽気な、明るい、楽しい」雰囲気で
「喜び、幸せ」を感じて演奏するという意味合いだそうです。

そういうことで、音楽用語で簡単な会話ができます。

「Sei allegro. あなたは陽気ね。」
(セイ アッレーグロ)
「Parla piano! 静かに話して!」
「Sei forte.力持ちね。」
音楽記号の「fermata(フェルマータ)」は停留所

イタリア語の文章中に音楽用語が出てきたら、たいへん得した気分になります。

   イタリアのオペラ作曲家「プッチーニ」の切手
      

           A presto (では、近いうちに又ね!)