郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

最近、気になっているモノの言い方「知っている。」と「していない。」

2023年06月13日 | 日記

①「知っている。」

 

大勢や全体に話をするときに、「一番わかりにくい人に分かりやすく」というのは、多くの人が意識していると思います。

 

私は職業柄、特に意識しなくてはいけないと思います。

それにもかかわらず、そうして話していると

「(そんなことは)知っている。」

という、声を出す人がいるのです。

それも、ある特定の人に限ったことではなく、結構な数がいるのです。

 

個人的に言わせてもらうと、「知っている。」という言葉を発する人の中で、知らない人に対する配慮をしているのを見たことがありません。

 

ただ単に、自分が「知っている」という「優位性」を強調したいだけの、何とも情けない話です。

(逆に、何を訊ねても「知らない。」と人も困りものですが。)

 

 

 

②「していない。」

 

目の前で、明らかに不用意な、または危ない、または、どう見てもやりすぎでしょう、という人がいてその人に対して、注意します。

 

すると、最近、よく耳にするようになったのが、

「していない。」

というのです。

 

昔、ある親御さんが自分の子どものいじめ行為を他の人に指摘され、

「(うちの子は)していない。」

と言い張るという出来事がありました。

 

最近では、当事者の本人が自分自身の行為を

「していない。」

と言い張って逃げ切りをはかるようになった気がします。

 

「していない。」

という言葉に対して、私たちは職業柄、それ以上追及はできません。

だから、逃げ切りに成功した人もいます。

 

「していない。」

と言い張るのは、本人の勝手ですが、「明らかな」自分の非を「していない。」といって逃げようとするのを見て、これは、いよいよ本当に「教育崩壊」だなと思わされます。

 

 

 

-K.O-


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