6/9付東京新聞「本音のコラム」、北丸雄二さんが述べていることは、まさに政府権力の意図をズバリ指摘しています。
即ち、「閉塞する社会の責任が政治にある時、政治は、国民が自らの不遇と悲運とをさらに弱い者、虐げられる者にぶつけて憂さ晴らししてくれていた方が都合良い。」のでしょう。
昨日、参議院法務委員会で「入管難民法改正案」が自民・公明・維新・国民民主の賛成により強行採決、可決されました。
生きるために日本へ来て難民申請を繰り返している外国人の命を、こんなにも軽く考える日本人がいることに大きな衝撃を感じます。
G7の広島でも露わになった岸田首相の思慮の無さ、非人道主義は計り知れないものです。
ここまで他者に対する想像力の無い人物が一国の総理を務めているのが、日本という後進・野蛮国家なのです。
それを許して放置しているのが、選挙にも行かず自分の目先の利益のみ追い続ける日本国民なのです。
こうして、うまい具合に有権者が分断されつつ、この国の政治は益々悪化の一途を辿るのです。
目を覚ませ!この国の人々よ!
他人事だと思っていると、いつか自分自身がどうにも生きられない状況に貶められる日がやってくるぞ。
-S.S-