こんな美しい模様や錆びれたオブジェが、身の回りに人知れずひっそりとあるのだから、うれしくなってくる。
《トタニズム》や《トタニスト》は、yahoo検索してみると出てくる。
やっぱ、街中の寂れゆく又は錆れゆくトタン屋根に心惹かれ、そこに独特のアートを感じ感動する人たちは結構居るんだなあ・・・。
そこで、ぼくは発作的に《サビレスト》なる言葉を思いついた。
さっそく、《サビレスト》をyahoo検索してみた。
嬉しいことに、「一致する言葉が見つかりませんでした」とのことだった‼️
《サビリズム》なる言葉も、無い。
人は消えゆくものや枯れゆくものに独特の美学やあわれを感じるに違いない。
ぼくの場合もキッカケは、このようなトタンだった。
ぼくは今、ECM(レーヴェル)の浮遊感漂う音楽にかなりハマっている。
ここんところ、ドサッと15枚ほど御茶ノ水ディスクユニオンや新宿ディスクユニオンでCDを購入した。
今、Bobo Stensonのピアノトリオ『Goodbye』を聴いている。
《サビリズム》が、この静謐のピアノトリオにとても似合う・・・。
このサビレ具合が、メタリックでヒンヤリしていて、やっぱECM的だなあと思う。
この模様にしたって、この色にしたって、この触感にしても、ぼくにとってはアートに感じる。
ECMのジャケットは、抽象的で得体が知れずぼくにとってはすごく魅力的だ。
音楽同様ワクワクするものばかりだ‼︎
この写真も、ECMが採用してくれれば嬉しいのだが・・・。
ステファノ・アメリオの神聖な音が聴こえてきそうだ・・・。
この感覚は、顕微鏡とまではいかないが、超至近距離で接写すると、思いがけないアートが現れることが多い。
こんなペンキの塗り損ないのような部分も接写すると、面白い味を出すのだ。
これは、人が住んでいない家の赤いポスト📮が超錆れていたので、パチリ‼️
ポストの中には、古くて文字の見えないチラシが口からハミ出していた。
どれくらい時間が経過したら、こんなサビレになるのだろうか?
これは、白いペンキが時間の経過の中で、メラメラと剥がれていったようだ。
コレは、流山鉄道のレールじゃあなく、近くにあった鉄パイプの接写だ。
あなたも、街へ出てあなただけのアートを見つけませんか。❓
超楽しいですよ‼️
-K.K-
(「Nefertiti店長ブログ」より許可を得て転載)
目を奪いますね。ラストニスト・・私も探してみますね。