(主催・草の実アカデミー)
講師は今治で加計学園疑惑を追及してきた黒川敦彦さん。
今の安倍内閣を見ていると、アベ一強政権が壊れていく末路を見ている感じ。
かつての開発独裁の途上国のように、首相が一族とか、友人に国の財産、利権を譲渡する・・・官僚が文書を改ざん、隠ぺいする、そして、今政府にお仕えしていた官僚たちがアベ政権を見限ったのか、改ざん文書がでてくる・・・こんなハチャメチャな事態になってもアベさんは強気、(圧力一辺倒と言い続ける人だものね)9月の総裁選で3選を目ざすと言い切る。
しかし、安倍内閣退陣が現実なものになると・・・急にその後どうなるのか、気になりはじめた・・・。
世論調査で安倍内閣支持の第1の理由に「代わる人がいないから」。
何を寝ぼけたこと言ってるんだ、誰に代わっても安倍さんよりもっと最悪最低なんてないじゃないかと思っていたけれど。
2015年9月19日戦争法が強制採決されたあの直後、市民と野党の共闘、参院選1人区の1本化の動きがあり、2016年参議院選、一人区では善戦した。
しかし、昨年民進党が分裂して(すっきりしたとも言えるけど)一回り小さくなった立憲民主、共産、希望、民進、社民、自由、野党一本化と言っても・・・混沌、そんなもやもやを抱えて参加した。
黒川敦彦さんは、明快に言った「残念ながら今は政権交代する受け皿がない、だったら、私達市民が私たちの政権をつくればいいんだ。
市民が政治の受け皿を作っていく、選挙の主体を市民が作っていく。
アメリカのサンダースの選挙運動、サンダースさんは高齢だけど、筋金入りの社会主義者だと言い、ブレない政策を打ち出す。
共鳴した若い人たちがどんどん広がり熱い選挙戦を展開したではないか。
韓国は市民が立ち上がり自分らの手で、朴槿恵大統領を追い出し、文在寅大統領を生みだした。
凄い熱量の中で、朝鮮の人々の悲願だった朝鮮戦争終結条約締結も話題にのぼってきた。
市民はいまも土曜日広場の数万人が集まりロウソクデモと続けている。
台湾は、国民投票法による直接民主制を取り入れた。
台湾初の女性総統、蔡英文(ツァイ・インウェン)氏は、この国民投票法が「力を国民の元に戻す」と発言している。
国会を24間占拠した学生たちのひまわり運動、福島原発事故後の反原発デモの盛りあがり、稼働寸前だった第4原発を止めた。
そういう台湾の民衆の力が政権を動かしている。
日本の若い人達は、民主主義について学ぶ機会がない。
自分たちで、たとえば身近な不合理な校則を変えるとか、自分達の問題を自分たちで変えていくのが民主主義なんだという体験もしてないし、見聞きもしてない。
自分たちの暮し、授業料、賃金、などの問題を解決していくのが政治なのだと納得すれば、日本の若者は変わる。感性は鋭く、やさしい若者が多いのだから。
来年2019年の参議院選挙を考えている。
政党にまかせておくのではなく、市民が重要政策を打ち出し、その政策に賛同する地域の統一候補を市民が選んでいく。
今の状況で、1人区で自公対野党の1対1の対決がつくれるだろうか、3人区でも、2人を取るため政党同士の利害がぶつかってできないところを市民が担っていく、そのための各地域で市民のつながりが必要だ。
自分は、昨秋のモリカケ隠し・不意打ち衆院解散で、アベ首相のおひざ元山口4区に締切直前滑り込みで立候補した。
最初2,3日は、モリカケ問題を喋っていたけれど、それからは、もっぱら、サヨナラ・アベノミクス、国家が税金ドロボー化!? 消費税ゼロで景気回復!! 消費税は高額所得者大減税と法人税減税の補てんに使われている。
消費税収18兆円のカバーは、超富裕層の金融資産に3%累進課税すれば、大企業の内部留保に1%課税すれば、為替取引に0.1%課税すれば、十分すぎるほどの税収税になると訴え続けた。
確かな手ごたえがあった。
選挙では、まず私たちの暮しの立て直しを訴えるべきだ。私達の生活の苦しさは加速している。
アベ政権は、働き方改革をみても、賃金が下がる政策を続けている。
99%の人々の不満は鬱積している。
私たちの生活の再建を先ず訴えていく。
それに絡めて9条改憲反対ではないか。
安倍退陣は、連休明けまでが勝負だ。
ともかく安倍内閣を退陣の世論を盛り上げていくためにあらゆることをしよう」と黒川さんは最後に力強く呼びかけました。
改めておもったこと、韓国、台湾、お隣の国の民衆は立ち上がって、自分らの政権を作った。
日本の私達は、自分らの手で政権を倒し、自分らの政権をつくった経験がない――すべて、これからなんだ――明るい夕暮の中、新緑の雑司ヶ谷の街を歩きながら、ちょっと希望が見えた気がしました。
-Ka.M-
講師は今治で加計学園疑惑を追及してきた黒川敦彦さん。
今の安倍内閣を見ていると、アベ一強政権が壊れていく末路を見ている感じ。
かつての開発独裁の途上国のように、首相が一族とか、友人に国の財産、利権を譲渡する・・・官僚が文書を改ざん、隠ぺいする、そして、今政府にお仕えしていた官僚たちがアベ政権を見限ったのか、改ざん文書がでてくる・・・こんなハチャメチャな事態になってもアベさんは強気、(圧力一辺倒と言い続ける人だものね)9月の総裁選で3選を目ざすと言い切る。
しかし、安倍内閣退陣が現実なものになると・・・急にその後どうなるのか、気になりはじめた・・・。
世論調査で安倍内閣支持の第1の理由に「代わる人がいないから」。
何を寝ぼけたこと言ってるんだ、誰に代わっても安倍さんよりもっと最悪最低なんてないじゃないかと思っていたけれど。
2015年9月19日戦争法が強制採決されたあの直後、市民と野党の共闘、参院選1人区の1本化の動きがあり、2016年参議院選、一人区では善戦した。
しかし、昨年民進党が分裂して(すっきりしたとも言えるけど)一回り小さくなった立憲民主、共産、希望、民進、社民、自由、野党一本化と言っても・・・混沌、そんなもやもやを抱えて参加した。
黒川敦彦さんは、明快に言った「残念ながら今は政権交代する受け皿がない、だったら、私達市民が私たちの政権をつくればいいんだ。
市民が政治の受け皿を作っていく、選挙の主体を市民が作っていく。
アメリカのサンダースの選挙運動、サンダースさんは高齢だけど、筋金入りの社会主義者だと言い、ブレない政策を打ち出す。
共鳴した若い人たちがどんどん広がり熱い選挙戦を展開したではないか。
韓国は市民が立ち上がり自分らの手で、朴槿恵大統領を追い出し、文在寅大統領を生みだした。
凄い熱量の中で、朝鮮の人々の悲願だった朝鮮戦争終結条約締結も話題にのぼってきた。
市民はいまも土曜日広場の数万人が集まりロウソクデモと続けている。
台湾は、国民投票法による直接民主制を取り入れた。
台湾初の女性総統、蔡英文(ツァイ・インウェン)氏は、この国民投票法が「力を国民の元に戻す」と発言している。
国会を24間占拠した学生たちのひまわり運動、福島原発事故後の反原発デモの盛りあがり、稼働寸前だった第4原発を止めた。
そういう台湾の民衆の力が政権を動かしている。
日本の若い人達は、民主主義について学ぶ機会がない。
自分たちで、たとえば身近な不合理な校則を変えるとか、自分達の問題を自分たちで変えていくのが民主主義なんだという体験もしてないし、見聞きもしてない。
自分たちの暮し、授業料、賃金、などの問題を解決していくのが政治なのだと納得すれば、日本の若者は変わる。感性は鋭く、やさしい若者が多いのだから。
来年2019年の参議院選挙を考えている。
政党にまかせておくのではなく、市民が重要政策を打ち出し、その政策に賛同する地域の統一候補を市民が選んでいく。
今の状況で、1人区で自公対野党の1対1の対決がつくれるだろうか、3人区でも、2人を取るため政党同士の利害がぶつかってできないところを市民が担っていく、そのための各地域で市民のつながりが必要だ。
自分は、昨秋のモリカケ隠し・不意打ち衆院解散で、アベ首相のおひざ元山口4区に締切直前滑り込みで立候補した。
最初2,3日は、モリカケ問題を喋っていたけれど、それからは、もっぱら、サヨナラ・アベノミクス、国家が税金ドロボー化!? 消費税ゼロで景気回復!! 消費税は高額所得者大減税と法人税減税の補てんに使われている。
消費税収18兆円のカバーは、超富裕層の金融資産に3%累進課税すれば、大企業の内部留保に1%課税すれば、為替取引に0.1%課税すれば、十分すぎるほどの税収税になると訴え続けた。
確かな手ごたえがあった。
選挙では、まず私たちの暮しの立て直しを訴えるべきだ。私達の生活の苦しさは加速している。
アベ政権は、働き方改革をみても、賃金が下がる政策を続けている。
99%の人々の不満は鬱積している。
私たちの生活の再建を先ず訴えていく。
それに絡めて9条改憲反対ではないか。
安倍退陣は、連休明けまでが勝負だ。
ともかく安倍内閣を退陣の世論を盛り上げていくためにあらゆることをしよう」と黒川さんは最後に力強く呼びかけました。
改めておもったこと、韓国、台湾、お隣の国の民衆は立ち上がって、自分らの政権を作った。
日本の私達は、自分らの手で政権を倒し、自分らの政権をつくった経験がない――すべて、これからなんだ――明るい夕暮の中、新緑の雑司ヶ谷の街を歩きながら、ちょっと希望が見えた気がしました。
-Ka.M-