郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

大学受験ラジオ講座

2024年11月26日 | 日記
今朝は有価物の回収日、私のお宝を放出することになりました。




先日、実家の物置に「開放厳禁」と書いてある段ボールがありました。
「これは兄貴のものじゃない⁉︎」と、整理をしていた弟に言われて見に行ったのです。

亡き母が私の意を受けてずっと保管していたようです。
開けるまでは自分でも何が入っているか分かりませんでした。

出てきたものは高校生の頃お世話になった参考書類でした。
遠い記憶を辿ると段々思い出してきました。
数ある中から特に役立ったものを保存したように思います。

この「大学受験講座」もその一つです。
塾なんてものは田舎にはありませんから、このラジオ講座は私にとって貴重なものでした。
おそらくこれがなかったら当時の私の学力では大学入学は叶わなかったでしょう。

毎月、新しいテキストを入手するのが楽しみでした。
表紙の写真が何となく都会っぽくて、夢と希望を与えてくれたものです。

それにしても、母はよくぞ捨てないでとっておいてくれたものです。

しかし、今、ただでさえ溢れる書物をこれ以上保管する場所もありません。
それに、一昨年に母が昨年に父が他界したあとは、それまでの実家に象徴される「子どもとしての生き方」を一度精算して、
古希にしてようやく「自立した大人の生き方」を開始したことも大きな理由です。

残りの人生の方が短いのは承知しながらも、自分が生きることに何らかの意味付けをしないと気が済まない私です。


(上記の文は3年前の11/15、Facebookに投稿したものです。何故かこの頃、やたらに昔が思い出されて仕方ありません。)


-S.S-

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