よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

建物の価値考える。

2011-06-24 07:34:19 | 住まいづくり

いよいよ暑い夏に突入したようです。
梅雨があければ本格的な夏です。

もう既に36度を超えた猛暑が記録され、この先が思いやられ
原発の問題もあり、電力不足の中暑さを乗り越えなければならない
試練となり、この夏をどう過ごすかそれぞれ知恵を出し、乗り切らなければならないのです。

住まい作りの中で、何を優先するかによって建物の価値が変わってきます。
建物の価値を性能で見るか、装飾に見るか、人それぞれの価値観は違ってくるでしょうが、最も比較しやすいのが、耐震をおこたって
内装を優先するクライアントはいないでしょう。

本来は、内装も、耐震も、品質もバランス良く作られた建物が
価値ある建物だと言えるのでしょうが、誰がバランスを考え
住まい作りの原案を作るかが問題ですが、例えば断熱材を使えば
効果はあると思っている設計者も多く、その断熱材の持っている能力さえ生かせていない施工もあり、断熱に強い意識を持たないと、期待する効果は得られない事は確かでしょう。

今年完成したN邸温度デ-タ-を一年間計測し、断熱の大切さ、
ランニングコストの軽減、人に優しい、ひいては生き物に優しい
住まいとはどのような建物かを分析し、発表していきたいと考えています。

ご期待ください。


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