日曜日、N邸見学にTさんご夫婦とお子様の家族がいらっしゃいました。
私の伝えたい殆どを奥様が説明していただきました。
住んでいるご本人が住まいづくりの迷いや、住まいづくりの過程、それと4ヶ月間の住み心地を話していただくのが一番通じやすい。
「今まで、こんな家は見たことがないです!」とTさん。
「やっぱり こうしておけばよかった、との後悔はなにもないです」
とN邸奥様。
住まいづくりの際、「N様に住まいづくりノートを一冊作って、それに
家具寸法、服の数、家電、靴の数、や気に入った写真や、
伝えたいイメージも含めなんでも書き込んでください」とお願いしたノートには、いっぱいの情報を書き込み、そのノートを見ながら住まいづくりを進めた分厚いノートもT様に見せて説明していただきました。
住まいは、住む人が中心になって作るもの。
あくまでも主役はクライアント。
私たち技術屋は、その要望を如何に無駄なく、安全に仕上げるかが
私たちの仕事。
なかには、設計者が作りたいものを形にしようと考え、説得し
自分の作品と意識して作り上げる設計者も存在する。
私達は簡単に言ってしまえば家を作るための ”意思を持った道具”
その道具を如何にうまく使って頂くか考えるのが私たちの持った意思。
建築知識が乏しいクライアントが建築のプロとなるための経験と
知識を持った頭脳を貸出し使っていただくのだと言ってもいいかもしれない。
リビングを見て即座に行動をおこされたT様。
何かもってらっしゃると思います☆
私の説明はザックリすぎるかもしれません。
言いたいことが山ほどあるのに、限られた時間の中で抜粋してお話しないといけない辛さ(笑)
帰られたあとに「これも説明しておけばよかった、これも言い忘れた…」などたくさんありました。
でも「百聞は一見にしかず」です。
私の説明よりも、我が家を見ていただくのが一番イイ!
今まで来ていただいた方すべてを「こんな家見たことない!」と言わせた我が家ですから(笑)