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現行モデルはRF-U150Aとなって、アナログTV1~3の表示が無くなってますが、基本的に同等モデルです。
先にICF-801を紹介しましたが、U150との違いは何よりも大きさです。
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音質、音量はサイズの差で801が圧倒し、受信感度はFMは801優位、AMはほぼ同等です。電池の持ちは150がややいいかな?という程度ですが双方とも100時間以上持つので、実用上は使用本数の違いが気になるくらいでしょう。
801のアンテナは倒立、回転しますが、150は倒立のみ。ボリュームスイッチの150は不用意に電源が入ったりしないものの、たまに切り損ねる(無音のまま点いている)ことがあります。
イヤホン、双方ともモノラル機なのでステレオイヤフォンでは左からしか聞こえませんが、801はステレオプラグを中途半端に差し込んで、両耳から音声が聞こえる位置でもプラグが停まります。150では停まらず、コードの弾力で抜けてしまいます。
801は付属電源コードのみでAC使用が出来ますが150は別売りACアダプターが必要。選局は白地に黒文字、しかも残照しながら徐々に消えるダイヤルライトがある801の圧勝。離調ノイズ含めノイズ関係は150がやや抑えが効いた印象です。
150はストラップ付き、801は上部のハンドルを畳んだ状態でも、裏側に指がかかる凹みがあり、片手でも掴みにくくはありません。結局、買い換えた801のほうが、やはり全体として良いように感じてます。
SRF-M807はポケットサイズ、FMステレオ、スピーカーという諸元から選んだもので、イヤフォンでの音質はともかく、スピーカーでは、801、150とは較べるのが間違いです。またPLL方式故、電池交換時に油断するとメモリーがスグ消えてしまうのが、ちょっと面倒です。
807、150は中国製、製品単価以上に801とはツクリの差異を感じます。例えば中国製の2機種は、筐体、電池蓋の裏の射出成型機のピン痕など、潤滑とメンテが行き届いていません。エジェクタピンの状態は、金型内への樹脂の湯まわりに影響を及ぼし、高精度な超高圧射出成形では、歪みの原因にもなります。