先頃、久しぶりに左ハンドルのクルマを少し運転しました。
もっとも、いまどきの左ハンドルなので、例えばヘッドランプはちゃんと道路左端をより広く照らす左側車線通行用になっています。
その昔、西ドイツの一部のメーカーなど、右ハンドルは本国産ではなく、マレーシアなど一部の新興工業国の工場産だったため、左ハンドル車に較べて不当に中古引き取り価格が安い等と云うこともありましたし、右ハンドル車でありながら、前述のライトの照射パターンはもとより、フロントワイパーの生えてる位置が左ハンドル仕様のままのクルマもありました。雨の日に、人を乗せると、なんか変、って云われたものです。いまでも一部のクルマには左右どちらにでもワイパーがつけられるような加工がしてあるものもありますが、メルセデスは一時期、それを嫌い、センターに一本の伸縮するワイパーを取り付けるという却って面倒なことをしていました。
ちょっといびつな右ハンドル車のあと、いまどきっぽい左ハンドル車に長く乗りましたが、一番不便だったのは、有料道路の料金支払いでした。通行券をとるのは、一番端のゲートに左ハンドル用の発券機がある場合がほとんどでしたが、料金所では助手席に誰も乗っていない場合、右側にぎりぎり寄せて、自分は右側の窓まで目一杯腕を伸ばし、係員さんは場合によっては上半身を乗り出してお互い指先で求め合うようにして支払いを済ませたものです。大都市近郊の料金区間が細分化されてる路線では、短時間の内に2度3度そういうことを繰り返していましたが、料金所統合が進み、ついにはETC化されるに及んで、有料道路での左ハンドル車の不利は解消しました。が、こんどは、発券機式の駐車場が登場し、コインパーキングではほぼ無くなりましたが、ビルやショップの駐車場ではまだまだ残っており、そういえば、不便だったんだなぁ、と思い出した次第です。
運転中は、以前にも書いたように、自分の着座姿勢でのおしりの位置と走路の中心線を意識していれば、狭い道での対向車との離合なども、難なくこなせるのですが。
もっとも、いまどきの左ハンドルなので、例えばヘッドランプはちゃんと道路左端をより広く照らす左側車線通行用になっています。
その昔、西ドイツの一部のメーカーなど、右ハンドルは本国産ではなく、マレーシアなど一部の新興工業国の工場産だったため、左ハンドル車に較べて不当に中古引き取り価格が安い等と云うこともありましたし、右ハンドル車でありながら、前述のライトの照射パターンはもとより、フロントワイパーの生えてる位置が左ハンドル仕様のままのクルマもありました。雨の日に、人を乗せると、なんか変、って云われたものです。いまでも一部のクルマには左右どちらにでもワイパーがつけられるような加工がしてあるものもありますが、メルセデスは一時期、それを嫌い、センターに一本の伸縮するワイパーを取り付けるという却って面倒なことをしていました。
ちょっといびつな右ハンドル車のあと、いまどきっぽい左ハンドル車に長く乗りましたが、一番不便だったのは、有料道路の料金支払いでした。通行券をとるのは、一番端のゲートに左ハンドル用の発券機がある場合がほとんどでしたが、料金所では助手席に誰も乗っていない場合、右側にぎりぎり寄せて、自分は右側の窓まで目一杯腕を伸ばし、係員さんは場合によっては上半身を乗り出してお互い指先で求め合うようにして支払いを済ませたものです。大都市近郊の料金区間が細分化されてる路線では、短時間の内に2度3度そういうことを繰り返していましたが、料金所統合が進み、ついにはETC化されるに及んで、有料道路での左ハンドル車の不利は解消しました。が、こんどは、発券機式の駐車場が登場し、コインパーキングではほぼ無くなりましたが、ビルやショップの駐車場ではまだまだ残っており、そういえば、不便だったんだなぁ、と思い出した次第です。
運転中は、以前にも書いたように、自分の着座姿勢でのおしりの位置と走路の中心線を意識していれば、狭い道での対向車との離合なども、難なくこなせるのですが。