テキスト主体

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(当然、その他についても、語ったりする)

ロドトルラ対策

2014-05-01 22:53:55 | 日記
俗に赤カビ、といわれている、風呂場のピンク色のぬめりです。
良く洗浄しても、乾拭きせず、濡れてさえいれば、翌日にはうっすらとピンクになっていたり、調度がクリーム系で目立たない浴室でも、キッチンペーパーで拭いたりするとピンク色に汚れる、暑いときには、たまった水滴の形にピンクの輪ができている、あの正体がロドトルラと呼ばれる酵母菌の一種なのです。
同じ真菌類でも、カビ、と違い、菌糸を張ってコロニーを作るのではないので、こびり付くことは少なく(こびり付いていたら、それはロドトルラ以外の他の真菌、カビです)、どすピンクの色とぬめりが気持ち悪いのですが、カビほど人体に悪影響はないようです。石けん、シャンプーの残滓やヒトの垢などの養分がなくても、驚くほどのスピードで繁殖し、ぬめります。実はこいつら、地域にもよると思いますが、水道管の中にも居ることがあります。悪質な菌では無いため、問題になることはないようなのですが、水道管から供給されている場合(シャーレがあれば簡単に確認できます)、対策は、乾燥と殺菌しかありません。風呂場を洗ったのち(あるいは最後に重曹水を吹き付けて流す)に乾拭き、最近の浴室暖房(乾燥)も有効です。ただ、いくら洗ったり乾かしても、浴室内には常に水が溜まっている箇所が幾つかあります。排水口?もちろんです、でも排水口の汚れは、他に影響を及ぼさず流すことが出来ます。浴槽の裏側?、ここもいつも湿っています、でも、時々掃除していれば、さほど濡れることはありません(カビがついていない状態を保つ)。さらにあと一つ、潤沢に水がある場所、シャワーのホース内、ここがロドトルラの温床になる場合があります。
以前、夏場に数日家を空けたとき、帰ってきて、ホース内から、ピンクっぽい水が滴り落ちたことがあり、それ以来、浴室を使ったあとの最後には、シャワーヘッドを床まで下ろして、ホースに勾配を付けて、中の水を抜くようにしてます。ゴポゴポと結構な量がでてきます。丁度その時期、近辺ではピンクのぬめりに困っている家庭が多かったらしいのですが、水を抜くようにしてから、ウチではさほど気にならなくなりました。その後、上水道側で何らかの対策がされたらしく、近所でもマシになったということだったのですが、私はホースの水を抜くのがクセになったようで、ゴポゴポやってます。
コメント
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