テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

路線廃止

2014-05-18 18:31:03 | 日記
GW明けに入院していた身内が退院しました。喜ばしいことなのですが本人は浮かぬ顔です。要は、退院後のリハビリ通院が億劫だと。確かに、弱ってきた体力と覚束ない足腰のうえに怪我まで抱えては、その気持ちは良く分かります。加えて、先頃より、住まう地域の公共の路線バスが廃止になったとのことで、より不安に感じているようです。その地域の人は口を揃えて路線バスの廃止とそれを決定した為政者について文句を言います。以前にこのブログでも、高齢者の無料パス廃止に関連して、公共交通の有用性を指摘したことがありますが、今回のバス路線廃止については、きつく反対する気にはなれません。というのは、公共交通にあるまじき、というか公共交通だからこその境遇にあぐらをかき、増長し、そのあぐらのしたに厚い座布団を積み重ねてふんぞり返っているような実態の一端に接したことがあるからです。

もう20年以上前ですが、私の乗っていた車がバスに当て逃げされたことがあります。
ほんのちょっとこすった程度だったのですが、相手は知らぬ顔で走り去り、追いかけて停めようとして無視され、次の停留所でやっとつかまえ、文句を言いました。
その後、後続のバスに乗客は乗り換えて検分となりましたが、運転手が電話で、こっちのことを、○○○○〔車種名)にちょっと傷が付いたくらいで云々と説明しているのが耳に入りました、当時乗っていたのは、身内の遺品だった4ドアハードトップで、古くもなくキレイでしたが、確かにありふれたクルマではありました。ただ、被害者であるこちらの気持ちを逆なでするようないいよう、そしてぶつけた運転手からは謝る言葉一つ無く、横柄な担当者と事後処理の話をしました。どうも、向こうは、こちらが言いがかりを付けたとでも言いたげな態度で、頭に来ましたが、こちらの損傷も軽微だったこともあり、馴染みの車屋さんに処理を頼みました。で後ほど聞いた話なのですが、車屋さんと横柄な担当者との会話のなかで、むこうは不意に陸運のどこそこに知り合いが居る云々という話が出たそうです。車屋さんは気に掛けずに見積もり金額等を伝えて終わったそうなのですが、暫くして、懇意な損害保険会社のアジャスターさんが来て、普段の話をしている際、そういえば、バスにぶつけられたクルマが修理に入ったんだってね~と云われたそうです。ようは損保会社の別部門を通じて、自動車事故担当にも根回しをしてきたらしく、ここに至って車屋さんも陸運云々の話は圧力のつもりだったんだと思ったそうなのです。車屋さんの話によれば、お互いの当たった部位とその具合からして気付かないとは考えにくいし、担当者もそれは分かった上で、いろいろと余計なことをしてるんだろう、とのことでした。

そんなことを当たり前にしていて、民間の路線バスとは段違いの厚遇、そのうえ勤務シフトは歯抜けで、暇をもてあます。私の知っている頃からは、変わっているのかもしれませんが、現在でも、市内などの一部で公営と民間が共通して走っている路線では、特に昼間など、高齢者割引のある公営は満員でも、民間は空いているので民間に好んで乗りますし、たまに公営に乗ると、運転手の運転の荒さや、音声ガイダンス以外に運転手は一言も喋らない無粋な態度を目にしています。

以上の事柄より、路線バスの縮小、廃止には反対、という態度が取りがたいのです。



お詫び、ここしばらく記事の更新が遅れておりました。実際、日々の記事を推敲、更新するのが難しい状況でありますので、このブログの唯一の特長であった毎日更新遂行を終わることに致します。折角記事を書き始めても、更新アップできないようではダメです。猛省しておりますが、お許し頂けますよう、お願い申し上げます。